【完全版!!】元音痴が教えるミックスボイスの出し方・練習法

今回は歌が上手い人の代名詞とも言える
ミックスボイス(ミドルボイス)の話です。

ミックスボイスという言葉を
一度は聞いたことがあると思います。

 

ただ、サイトや本によって
ミックスボイスの説明は大きく違います。

そもそもミックスボイスの定義が違ったり、
練習法がわかりにくかったり…。

 

「結局、ミックスボイスってどうやって出すの!?」
と困惑しても無理ありません。

私も音痴で悩んでいる頃に
色々と調べても、あまりわからなかったです。

 

そこで、今回は、元音痴の私が
ミックスボイスが出せるようになった方法を紹介します。

ミックスボイスのすべてを知るためには、
この記事だけで十分です!

 

 

ミックスボイスとは?

ミックスボイスの定義

「そもそもミックスボイスとは何か?」ですが、
国や人によって定義が異なります。

さらに日本の中でも、
大きく分けて2つの説が存在します。

 

  1. チェストボイス・ミドルボイス・ヘッドボイスという
    発声方法の違う声をひとつの声のように繋げて歌うこと。
     
  2. ミドルボイス自体のこと。

 

地声と裏声を混ぜるという意味で、
ミックスボイスと呼ばれているようです。

地声(チェストボイス)と裏声(ヘッドボイス)が
混ざり合うのはミドルボイスの部分です。

 

そこで、当サイトでは、2番目の定義を採用し、
ミドルボイス=ミックスボイスとして扱うことにします。

 

ミックスボイスの特徴

ところで、ミックスボイスとは
どんな声のことを言うでしょうか?

ミックスボイスは地声と裏声が混ざった声、
地声と裏声の中間の声と言われることが多いです。

 

簡単に言うと、地声のような芯のある歌声で、
裏声のような高音域を出せる発声法です。

地声と裏声の良いとこ取りしたような
夢の発声法なのです。

 

歌が上手い人や歌手さんは
ほぼ100%ミックスボイスを使いこなしています。

歌が上手い人は話し声と歌声が全然違うと
感じたことはありませんか?

 

話し声は地声(チェストボイス)で、
歌声はミックスボイスと使い分けているためです。

そのため同じ人の声なのに、
全然違うように聞こえていたのです。

 

ミックスボイスの例

言葉で説明されるよりも、
ミックスボイスを聞いた方がわかると思います。

そこで、ミックスボイスの代表例である
hydeさんと稲葉さんの歌声を聴いてみましょう。

 

かなりの高音域を出しているはずなのに、
しっかりと地声っぽく聴こえます。

これこそがミックスボイスなのです。

 

hydeさん(L’Arc〜en〜Ciel)

L’Arc〜en〜Ciel – flower
(引用元:https://www.youtube.com/watch?v=5SKgN-f3OjI

 

稲葉浩志さん(B’z)

B’z – ultra soul
(引用元:https://www.youtube.com/watch?v=Ujb-ZeX7Mo8

 

ミックスボイスを使うメリット

芯のある高音が出せるようになる

頑張って高音を出そうとすると、
声が裏返ってしまう。

かと言って、裏声で歌うのは
弱々しくて、変な感じがして嫌だ…。

そんな風に感じたことはありませんか?

 

ミックスボイスが出せるようになると、
力強い裏声が出せるようになります。

歌える曲のレパートリーも増え、
気持ちよく歌えるようになります。

 

音程を合わせる余裕ができる

高い声を出す時に、
声を張り上げていませんか?

声を張り上げると、
どうしても音程はブレてしまいます。

 

しかし、ミックスボイスが出せると、
そんなことはなくなります。

高音を頑張って出す必要がないので、
音程を合わせる余裕ができます。

 

私はミックスボイスを出せるようになって、
一番実感したことはここなんです。

高い声が普通に出せると、
余裕を持って歌うことができます。

音程やリズム・歌い方に気を回すことができ、
気持ちよく歌うことができます。

 

声が枯れにくくなる

間違った発声で歌っている方は
意外と多いです。

その中でも、地声で高い声を出そうとして、
喉を締めている方はとても多いです。

 

  • 高い声が出せないからキーを下げたり、
    1オクターブ下で歌っている。
     
  • 高い声を出そうとすると、よく裏返る。
     
  • 歌っていると、だんだん高い声が出なくなる。
     
  • 歌った後は、よく声が枯れている。

 

上のポイントに思い当たる方は要注意です。

地声で出せる音の高さは決まっているため、
それ以上を出そうとして、声帯を痛めている状態です。

 

ミックスボイスで歌うことで、
無理な発声をすることはなくなります。

その結果、声帯を痛めることも
声が枯れてしまうことはなくなります。

 

ミックスボイスの発声原理

ミックスボイスの声帯の震え方

声帯は筋肉でできている本体の声唇と
その表面を覆っている粘膜層に分類できます。

この声唇と粘膜層の振動の仕方によって、
様々な声が作られています。

 

例えば、地声(チェストボイス)を出す時は
声唇が大きく振動しています。

一方で、裏声を出す時は
粘膜層が振動して発せられます。

 

ミックスボイスを出す時は
声唇も粘膜層も振動して発せられます。

地声と裏声が同時に存在することで、
豊かな響きが得られるのです。

 

 

ミックスボイスの音域

ミックスボイスの音域は
主に中低音~高音と言われています。

 

地声のように聞こえますが、
高音域を出せるのがポイントでした。

地声のような高音を出せるので、
歌が上手くなるためには習得しておきたい発声です。

 

また、女性に多いのですが、
元からミックスボイスを出せる方もいます。

天然ミックスと呼ばれる方々です。

 

ただ、それはあくまでレアケースで、
特に男性は練習しないと習得できないものです。

 

ミックスボイスは地声?裏声?

ミックスボイスは地声なのか、
それとも裏声なのか?

ミックスボイスの話をする上で、
よく議論されています。

 

そして、困ったことに
サイトや専門家でも意見が分かれています。

勉強熱心な方はサイトや本によって、
書いてあることが違って混乱していると思います。

 

どちらが正しいというつもりはありませんが、
個人的にはミックスボイスは裏声だと思っています。

ミックスボイスを出している感覚が
地声よりも裏声の感覚に近いからです。

それに地声は限界があるわけで、
それ以上の領域は裏声だという方がしっくり来ます。

 

  • 地声:チェストボイス
  • 裏声:ミックスボイス・ヘッドボイス・ファルセット

 

地声と裏声という表現は曖昧ですが、
無理やり、分類するとしたらこういうイメージです。

 

ミックスボイスの出し方

さて、それでは本題である
ミックスボイスの出し方を説明します。

ボイストレーニング的に言うと、
ミックスボイスのポイントは3つあります。

 

  1. 喉を開くこと
  2. 声帯を閉じること
  3. 裏声を鼻腔共鳴させること

 

この3つのポイントをクリアすると、
ミックスボイスが出せるようになります。

それでは、この3つのポイントを
詳しく説明します。

 

喉を開くこと

地声っぽい声を出すためには、
喉を開くことがとても重要なんです。

喉を閉めてしまうと、
苦しそうな張り上げた声になります。

 

喉を開く感覚を掴むには、
あくびのマネをするのがオススメです。

「ふぁあ~」とあくびをした時の
喉の奥が大きく開く感覚がわかればOKです。

 

喉を開くことに関しては、
こちらの記事で詳しく解説しています。

合わせてご覧ください。

芯のある声を出せるようになる「喉を開く」感覚の掴み方と練習法

2017.02.15

 

声帯を閉じること

地声っぽい声を出すには、
もう1つのポイントがあります。

それが声帯を閉じることです。

 

裏声(ファルセット)を出している時は
声帯が閉じていません。

そのため、芯のないような
弱々しい歌声になってしまうのです。

 

声帯をしっかり閉じることで、
芯のある歌声を出すことができます。

声帯を閉じる感覚や練習法は
こちらの記事で解説しています。

【発声の基本!!】声帯閉鎖の感覚・鍛えるためのトレーニングとは?

2017.02.20

 

裏声を鼻腔共鳴させること

そして、最後のポイントが
裏声を鼻腔共鳴させることです。

 

鼻腔とは鼻の奥にある空間のことで、
高音域がよく響きます。

裏声を鼻腔で響かせることで、
ミックスボイスの高い響きが得られます。

 

鼻腔共鳴の詳しい説明や練習法は
こちらの記事をご覧ください。

良い歌声になる「鼻腔共鳴」のコツと感覚

2017.02.23

 

ミックスボイスの練習法

STEP1:ファルセット(裏声)を出す

ミックスボイスを出す第一歩は
息の漏れた裏声を習得することです。

息の漏れた裏声は音楽の授業で教わったり、
自然にできたという方もいます。

 

裏声を出す上で大切なのは、
リラックスして脱力することです。

ムダな力が入っていると、
声帯や喉を壊す原因になります。

 

息の漏れた裏声(ファルセット)で
「あー」と声を出しましょう。

「裏声(ファルセット)が上手く出せない!」
という方はこちらの記事をご覧ください。

高い声がラクに出る!?ファルセットの出し方とコツとは?

2017.02.18

 

STEP2:ヘッドボイスを出す

ファルセットが出せるようになったら、
次はヘッドボイスを出しましょう。

ヘッドボイスとは、
息漏れの少ない強い裏声のことです。

 

裏声(ファルセット)を出している状態から
声帯を閉じていくイメージです。

声帯を閉じることで、息漏れが少なくなり
芯のある声になっていきます。

 

ヘッドボイスについて詳しく知りたい方は
こちらの記事で説明しています。

ヘッドボイスの出し方・感覚・コツを一挙公開します!

2017.02.19

 

STEP3:その状態をキープして、喉を開く

声帯を閉じて裏声を出している状態で、
喉を開きます。

閉じている部分を下げるイメージや
喉仏を下げるイメージと表現する人もいます。

 

喉を開いて歌っている歌声に見られる
温かく、深みのあるオペラっぽいになればOKです。

喉を開いている歌声は「千の風になって」を
イメージするとわかりやすいと思います。

 

STEP4:歌声を鼻腔で響かせる

そして、最後にその歌声を
鼻腔で響かせるように意識しましょう。

鼻の方向、頭の方向に
声を飛ばすイメージで歌うと良いです。

 

鼻を触って震えていることがわかれば、
しっかり鼻腔で響いています。

歌っていても、鼻腔共鳴ができると
声量がドカンと上がったように感じます。

 

まとめ

インターネットでボイトレを調べたことがある人ならば、
ミックスボイスは憧れの対象だと思います。

地声っぽい高い声が出せる、
歌手はミックスボイスを使いこなしている。

まさしく、ミックスボイスは
歌が上手いことと同義のように説明されています。

 

ただ、やってみるとわかりますが
ミックスボイスは簡単に使えるようにはなりません。

感覚的でわかりにくかったり、
全然上手くいかなくて挫折してしまいます。

 

ただ、この記事で説明したことを
しっかりやっていけば身につけられます。

諦めずに一歩ずつ、挑戦していきましょう!

 

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