新しい歌ってみたを出す前に「近いうちに投稿します」と知らせたい。次に歌う曲を視聴者に選んでもらいたい。そんなときに使えるのが、YouTubeのコミュニティ投稿です。動画を出していない日でも、チャンネル登録者に文章や画像、アンケートを届けられます。
ただ、「投稿タブが見当たらない」「作ろうとしたらボタンがない」という声も少なくありません。名前が「コミュニティ」から「投稿」に変わっていたり、チャンネルの設定によっては使えなかったりするためです。この記事では、YouTubeヘルプ(2026年10月時点)の説明に沿って、投稿タブの場所と使える条件、投稿の種類、歌い手ならではの使い方、作れない・表示されないときの確認までを順に解説します。
告知の時期や文面の組み立て方は別の記事で扱っているので、ここでは「YouTubeの投稿機能をどう使うか」に絞ります。
結論早見表:投稿でできることと歌い手の使いどころ
先に全体像をまとめます。仕様はYouTubeヘルプ「投稿を作成する」「投稿の詳細」(2026年10月時点)をもとにしています。
| 投稿の種類 | ヘルプに書かれている主な仕様 | 歌い手の使いどころの例 |
|---|---|---|
| テキスト | 文章だけ、または画像・GIF・動画と一緒に投稿できる | 近況、お礼、歌枠の時間の連絡 |
| 画像・GIF | 1回に10枚まで。1枚16MBまで、JPG・PNG・GIF・WEBP。1:1が推奨 | 投稿予告の画像、録音風景の写真 |
| アンケート | テキストは選択肢4つまで(1つ65文字まで)。画像は4枚まで(説明36文字まで) | 次に歌う曲の候補、歌枠の時間帯の相談 |
| クイズ | 回答は4つまで、正解は1つ | 歌詞以外の話題で軽い交流(例:録音に使った機材の当てっこ) |
| 動画・再生リスト | 自分や他のチャンネルの動画を選ぶ・URLを貼る | 過去の歌ってみたの紹介、曲をまとめた再生リストの案内 |
投稿は日時を指定して予約することもできます。動画を出す日以外にもチャンネルの様子を伝えられる場所と考えると、使い道が見えやすくなります。
「コミュニティ投稿」と今の「投稿」タブ
以前はチャンネルページに「コミュニティ」というタブがあり、そこで書くものが「コミュニティ投稿」と呼ばれていました。2026年10月時点のYouTubeヘルプでは、この機能は「投稿」、タブは[投稿]タブと表記されています。検索すると今でも「コミュニティ投稿」という呼び方がよく使われているので、同じものと考えてかまいません。
投稿が表示される場所
ヘルプによると、視聴者は次の場所で投稿を目にします。
- チャンネルページの[投稿]タブ
- チャンネルの[ホーム]タブにある[投稿]セクション
- 視聴者のホームページや[登録チャンネル]フィード
- 画像の投稿は、ショートのフィードに表示されることもある
チャンネル登録者には、投稿したときに通知が届くこともあるとされています。ただし「届くこともある」という書き方なので、全員に通知が行く前提で大事な連絡を投稿だけに頼るのは避けたほうが安心です。
「コミュニティ」という別の機能もある
紛らわしいのですが、2026年10月時点では、チャンネル登録者どうしが投稿し合える「コミュニティ」という別の機能もあります。ヘルプによると、コミュニティ内の投稿はそのコミュニティの中でだけ共有され、[投稿]タブには表示されません。この記事で扱うのは、チャンネルの持ち主が全体に向けて出す「投稿」のほうです。
使える条件と、作れない・表示されないときの確認
YouTubeヘルプ「投稿の詳細」では、次の場合は投稿を利用できないと案内されています(2026年10月時点)。
- 管理対象のアカウント(保護者が管理するアカウント)を使っている
- チャンネルが「子ども向け」に設定されている
- チャンネルでの自分の役割によっては使えない場合がある
以前は「チャンネル登録者が一定数以上」という条件があったと紹介する記事も見かけますが、2026年10月時点のこのヘルプには登録者数の条件は書かれていませんでした。条件は変わりやすいので、ボタンが見当たらないときは最新のヘルプも確かめてください。
作れないときに確かめる順番
- ログインしているチャンネルを確認する:サブチャンネルや別のアカウントでログインしていないか、右上のアイコンで確かめます
- 作成ボタンの場所を確認する:パソコンではページ上部の[作成]から[投稿を作成]、スマホのYouTubeアプリでは作成アイコンから[投稿]を選びます
- チャンネルの「子ども向け」設定を確認する:子ども向けに設定していると、新しい投稿は作れず、[投稿]タブは自分にしか見えなくなります
- 投稿数の上限を確認する:1つのチャンネルが24時間以内に作れる投稿数には上限があります。「上限に達しました」と出たら24時間おいてから試します
- 役割を確認する:チャンネルの権限で手伝ってもらっている人のアカウントから作る場合は、その役割で投稿できるかを確かめます
コメントが付けられない・動画の投稿が出てこないとき
投稿にコメント欄が出ない場合、ヘルプでは、チャンネルの初期設定が[コメントを無効にする]になっていないかを確認するよう案内されています。動画を共有する投稿には、その動画のコメント設定がそのまま反映される点も覚えておきましょう。コメント設定の画面の見方はYouTubeのコメント設定の解説にまとめています。
また、視聴者の[ホーム]や[登録チャンネル]にすでに出ている動画を紹介する投稿は、同じ動画が繰り返し出ないよう、それらのフィードには表示されない仕組みだとされています。「投稿したのに見かけない」と感じても、故障とは限りません。
投稿の作り方と種類ごとの注意
パソコンで作る
- YouTubeにログインし、ページ上部の[作成]から[投稿を作成]を選びます
- 文章を入力するか、下のメニューから動画・アンケート・クイズ・画像を選びます
- すぐに出すなら[投稿]、日時を決めるなら[投稿]の横の下矢印から[投稿のスケジュールを設定]を選び、日付・時刻・タイムゾーンを指定します
予約した投稿は、YouTube Studioの[コンテンツ]の[投稿]タブと、チャンネルの[投稿]タブの[公開予約]で確認できます。
スマホで作る
YouTubeアプリでは、作成アイコンから[投稿]を選び、文章と画像・アンケート・クイズを追加します。予約は右上の時計アイコンからです。アプリには、投稿を24時間で期限切れにする設定(砂時計のアイコン)もあります。
注意したいのは、アプリで画像の投稿を作ると、おすすめの音楽が自動で追加されることです。ヘルプによると、音楽は最大15秒で、投稿がショートのフィードに出たときに流れ、投稿後には編集も追加もできません。告知の画像に意図しない曲が付くと、どの曲を歌ったのか誤解されかねないので、不要ならゴミ箱のアイコンで外してから投稿しましょう。
画像は1:1を基準に作る
画像はフィードで1:1の正方形で表示されるため、ヘルプでは1:1が推奨されています。動画のサムネイル(16:9)をそのまま使うと左右が切れて見えることがあるので、告知用には正方形の画像を別に用意すると、曲名や日付が読みやすくなります。
歌い手の使い方の例
投稿予告と公開の知らせ
新しい歌ってみたの数日前に、曲名を伏せた予告や、録音・MIX中の様子を1枚出しておくと、公開日に「待っていた」と感じてもらうきっかけになります。予約投稿を使えば、動画の公開と同じ時刻に「公開しました」の投稿を出すこともできます。どの時期に何を出すかの組み立ては投稿日の告知のしかたで詳しく扱っています。
歌枠やプレミア公開の告知
歌枠の開始時間や、プレミア公開の日時を知らせる場所としても使えます。プレミア公開は待機ページで通知を設定してもらえるので、そのリンクを投稿に添えておくと案内がしやすくなります。プレミア公開そのものの使い方は歌ってみたのプレミア公開のやり方を参考にしてください。
次に歌う曲のアンケート
アンケートは、視聴者に参加してもらいやすい使い方です。選択肢は4つまでなので、候補を絞って出します。ここで気をつけたいのは次の2点です。
- 候補に出す前に、その曲を投稿できるか確かめておく:オフボーカル音源の利用条件や投稿先の許諾の状況によっては、選ばれても歌えないことがあります
- 「1位の曲を歌います」と言い切らない:「参考にします」くらいの書き方にしておくと、事情で変更するときに視聴者をがっかりさせずに済みます
結果が出たら、「〇〇が多かったので次はこの曲にします」とお礼を兼ねて報告すると、参加した人に反応が届いたことが伝わります。
お礼や制作の裏側
再生やコメントへのお礼、録音環境の写真、MIXの途中経過など、動画にはならない話題も投稿に向いています。ただし、部屋の様子が写る写真は、窓の外の景色や郵便物など、住んでいる場所が分かるものが写り込んでいないか確かめてから出しましょう。
子ども向け設定との関係
先に触れたとおり、チャンネルの視聴者を「子ども向け」に設定していると、新しい投稿は作れなくなり、[投稿]タブは視聴者には表示されません。過去の投稿は自分だけが確認できる状態になります。
歌ってみたのチャンネルを子ども向けにするかどうかは、投稿機能だけでなく、コメントや通知など多くの機能に関わります。判断の考え方はYouTubeの子ども向け設定の解説にまとめているので、投稿タブが見当たらないときはあわせて確認してください。
まとめ:動画のない日に、チャンネルの様子を伝える場所
- 「コミュニティ投稿」は、2026年10月時点のヘルプでは「投稿」と呼ばれ、チャンネルの[投稿]タブなどに表示される
- 使えないのは、管理対象のアカウント、子ども向けのチャンネル、役割によって制限がある場合など。24時間あたりの投稿数にも上限がある
- 画像は1:1が推奨。アプリでは画像投稿に音楽が自動で付くので、不要なら外す
- 投稿予告・歌枠の告知・選曲アンケート・お礼など、動画以外のやり取りに使える
投稿は、出したからといって再生数が増えると決まっているものではありません。それでも、動画と動画のあいだにチャンネルの様子を伝えておくと、次の歌ってみたを待ってくれる人との接点が保ちやすくなります。仕様や名称は変わることがあるので、使う前にYouTubeヘルプの最新の説明もあわせて確認してください。



















