iPhoneには内蔵マイクが備わっており、
それで録音することは可能です。
しかし、基本的に通話での使用を想定されているため
高音域や低音域の音は拾いにくくなっています。
また、録音環境にもよりますが、歌ってみたを録ると
こもった音や割れた音になりやすいです。
iPhone用のマイクを使うことで、
より高音質な録音ができるようになります!
そこで、今回は、iPhone用マイクを買う上での
選ぶ際のポイントやおすすめを紹介します!
iPhone用マイクの選び方
タイプ
手持ちマイクタイプ
(引用:Amazon)
手持ちマイクは「カラオケマイク」とも言われる
カラオケや歌番組で定番のマイクです。
正式名称はダイナミックマイクと言い、
歌ってみたの録音にピッタリなタイプです。
また、エコーやスピーカー機能がついている商品もあり、
手軽に自宅でカラオケ気分を楽しめることも魅力です。
家で歌練や歌ってみたを録音する時に大活躍するでしょう!
ガンマイクタイプ
(引用:Amazon)
「ガンマイク」は多くが長い棒状の形をしています。
細長い見た目がショットガンに見えることが名前の由来です。
テレビ番組の音声スタッフが持っているマイクの
スマホ版だと考えていただけるとイメージしやすいでしょうか…!
特徴はマイク正面の音を拾うことに特化しており、
高音質で録音できることです。
ブレス音やエッジ音など、歌のニュアンスも
しっかりと拾ってくれる性能があります。
ヘッドセットタイプ
(引用:Amazon)
ヘッドセットタイプの最大の特徴は
音を聞きながら録音することができる点です。
カラオケ音源をスマホのスピーカーで流すと
ノイズやハウリングの原因となってしまいますが、
ヘッドセットタイプはその心配がありません。
また、スマホを使って動画配信をする方にもおすすめです。
将来的に生放送やLIVEをやってみたいと
考えている方は持っていて損のないタイプです。
ピンマイクタイプ
(引用:Amazon)
ピンマイクタイプは小型マイクを
クリップで衣服につけて使うタイプです。
服の胸元や首元あたりにつけることが多いです。
ピンマイクは小型で軽量なため、
動きや重さでストレスを感じることはありません。
ピアノやギターの弾き語りなど
両手を自由にした状態で録音したい時に適しています。
差し込みタイプ
(引用:Amazon)
差し込みタイプは、
スマホに直接差し込んで使用するタイプです。
マイクと端子のみのシンプル設計のものが多く、
ケーブルがない扱いやすさが特徴となっています。
初心者でも使いやすいので、
初めてのスマホマイクにおすすめです。
指向性
指向性とは、マイクが音を拾う方向のことです。
指向性の種類によって、適した録音環境や
使い方が大きく変わりますので、確認しましょう。
単一指向性
単一指向性は、文字通りひとつの方向から
集中的に音を拾うタイプとなります。
周囲の雑音や話し声が入りにくく、
自分の声だけを収録したい時に最適です。
ただ、場所がズレてしまうと声が拾いにくくなるため、
動きのある歌い方やコラボでの使用には向いていません。
双指向性
双指向性は、正面と背面の音を拾うタイプです。
側面からの音は拾いにくいため、
使用する際はポジションや感度を確認しましょう。
セッションやコラボなど
二人で一緒に録音する際に向いているマイクです。
全指向性(無指向性)
全指向性(無指向性)は、全方向からの音を拾うタイプです。
単一指向性タイプや双指向性タイプのものに比べて、
より広い範囲の音を拾えますが、雑音を拾うリスクもあります。
録音環境がしっかり整っている場合は
採用しても良いタイプです。
接続方法
有線接続
有線接続のマイクの特徴は音質が良いことと
タイムラグが起こりにくいことです。
また、充電や電池交換が不要なので、
バッテリーを気にする必要もありません。
一方、有線はコードの長さに動きが制限されます。
あまりにも激しい動きをすると、コードが絡む可能性もあります。
また、マイクによっては専用の変換アダプターを
スマホとマイクの間に繋ぐ必要があるので注意が必要です。
購入する際は、ケーブルの長さや端子の種類をチェックしましょう。
無線接続(Bluetooth)
Phone7以降のiPhoneシリーズには
イヤフォンジャックが搭載されていないこともあり、
Bluetooth接続のイヤホンやマイクが普及しています。
無線接続(Bluetooth)は、コードが絡む心配がなく、
自由に動きながら歌えることがメリットです。
一方で、電波の干渉を受けて接続が不安定になることや
バッテリー切れになるリスクがデメリットとして挙げられます。
収音方法
外部マイクの録音方法は大きく分けて
モノラル入力・ステレオ入力の2つに分類できます。
モノラル入力は音をひとつの塊として扱い、
フラットな音を録音可能。
一方、ステレオ入力は、音を左右で区別するため
奥行きがある音を録音できます。
好みにもよりますが、歌ってみたの録音では、
臨場感を感じられるステレオ入力がおすすめです。
iPhoneやiPadに接続するタイプで
ステレオ入力に対応しているマイクのほとんどは
Lightning接続タイプです。
この後、紹介するマイクですが、
イヤホンジャックのものもあります。
iPhone7以降のiPhoneはイヤホンジャックがなくなり
Lightning端子のみになっているため、
Lightning端子のマイクを買うか
下記のような変換アダプタを使用するようにしましょう!
歌い手部のおすすめマイク
IK Multimedia iRig Mic
iRig Micは単一指向性になります。
高音域と低音域のバランスを調整するで、
対象物との距離に合わせた録音ができます。
また、イヤホンジャック搭載モデルなので、
録音中にイヤホンで音質を確認可能です。
加えて、メーカーの用意している
2つの純正アプリに対応しています。
簡単に録音ができるiRig Recorderと
高品質なボーカル処理ができるVocaLiveが使えます。
- タイプ:手持ちマイクタイプ
- 指向性:単一指向性
- 接続方法:有線接続
- 収音方法:ステレオ
IK Multimedia iRig Voice
こちらは先ほど紹介したiRig Micの廉価版です。
iRigMicより音質はやや落ちますが、
その分コストは抑えめとなっております。
最初の歌ってみたマイクを買おうと思っているなど
歌ってみた初心者にはおすすめです。
- タイプ:手持ちマイクタイプ
- 指向性:単一指向性
- 接続方法:有線接続
- 収音方法:不明
ZOOM IQ7
単一指向性と双指向性のマイクを組み合わせた
Mid-Side方式のステレオマイクです。
双指向性マイクの音量を調節することで、
ステレオ音声の広がりのレベルを変えられます。
大きなボリューム調節ダイヤルと
入力レベルを表示するLEDも搭載しています。
また、ウインドスクリーンも付属しています。
iPhoneケースの上からの取り付けにも
対応しているため便利です。
コスパが高く、様々な機能もあるマイクです。
- タイプ:差し込みタイプ
- 指向性:Mid-Side方式(単一指向性+双指向性)
- 接続方法:有線接続
- 収音方法:ステレオ
SHURE MV88
単一指向性と双指向性のマイクが搭載されており、
立体感のある高音質な録音が可能です。
オールメタル性で耐久性にも優れた外付けマイクです。
また、
- ウインドスクリーン
- キャリングケース
- ヘッドフォン用アダプターケーブル
が付属しています。
さらに、無料のiOSレコーディングアプリ
ShurePlus MOTIVに対応しています。
用途別に録音モードを選べるDSPプリセットモードを搭載し、
幅広い場面での録音に性能を発揮します。
- タイプ:差し込みタイプ
- 指向性:単一指向性+双指向性
- 接続方法:有線接続
- 収音方法:ステレオ
audio-technica AT9913iS
録りたい方向の音を録れる
超指向性タイプのマイクです。
単一指向性よりもさらに狭い角度に絞って
録音することもできます。
また、振動を軽減するための
ピボットフローティング構造や、
付属のウインドスクリーンにより
風の音などノイズを防止します。
- タイプ:ガンマイクタイプ
- 指向性:単一指向性
- 接続方法:有線接続
- 収音方法:モノラル
Ashuneru XO-V001
XO-V001は、使い勝手が良く、
はじめてのスマホマイクでおすすめです。
音質も高音質で録音できるのが特徴で、
低音から高音までクリアな音質で録ることができます。
- タイプ:ピンマイクタイプ
- 指向性:単一指向性
- 接続方法:有線接続
- 収音方法:不明
Tonor 全指向性コンデンサーマイク
全指向性マイクの中でも、
ずば抜けて音質と集音能力を兼ね備えたモデルです。
マイクスタンドやポップガードなども
ついており、本当に重宝します。
クリアな音質で録音でき、マイクの音質が
気になる方でも満足できるモデルです。
- タイプ:なし(コンデンサーマイク)
- 指向性:単一指向性
- 接続方法:有線接続
- 収音方法:ステレオ
サンワサプライ MM-MCUSB25
据え置き型で、扱いやすいマイクです。
小さいですが、角度も変えることができ
好きな場所・角度で録音することができます。
- タイプ:なし(据え置きタイプ)
- 指向性:単一指向性
- 接続方法:有線接続
- 収音方法:モノラル
OLYMPUS ME52W
クリップで留めるピンマイクタイプの
単一指向性マイクで動きながらの録音にも適しています。
感情を表現する際に身振り手振りをすることが
多い人に特におすすめです。
音質も良く、小さいので持ち運びにも便利です。
- タイプ:ピンマイクタイプ
- 指向性:単一指向性
- 接続方法:有線接続
- 収音方法:不明
Codio MK01BL
ボーカル録音から楽器の録音まで
幅広く使え、音質も良いです。
こちらもステレオミニプラグのケーブルが
付属していて、すぐに使えます。
高価な機材に匹敵するほど、
息遣いまで録れる音の解像度が特徴です。
宅録ミュージシャンやプロのミュージシャンでも
使っている人がいるおすすめモデルです。
- タイプ:なし(コンデンサーマイク)
- 指向性:単一指向性
- 接続方法:有線接続
- 収音方法:ステレオ
最後に
いかがでしたか?
iPhone用マイクの選び方とおすすめが
わかったと思います。
iPhone内蔵のマイクではなく、外部マイクを使うことで
より高音質な歌ってみたを録音しましょう!