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この記事は公開から時間が経っています(2018年公開)。掲載している製品やサービスの情報が現在と異なる場合があります。最新の内容は ダイナミックマイクの選び方とおすすめ【2026年版】 にまとめ直しました。
【ご案内】最新の選び方と2026年版のおすすめモデルは「ダイナミックマイクの選び方とおすすめ人気ランキング【2026年版】」にまとめています。
「自分にはどんなマイクがあっているのか?」
「マイクの選び方がわからない…」
売り場には様々なマイクが売られていて
自分に必要なマイクがわからない
そんな方は多いかもしれません。
今回はライブや収録に向くダイナミックマイク
の性質や選び方について紹介します。
歌い手部のオススメも紹介するので
是非チェックしてみてください。
ダイナミックマイクとは
コンデンサーマイクとの違い
マイクには大きく分けて、ダイナミックマイクと
コンデンサーマイクの2種類があります。
ダイナミックマイクの特徴は対極の性質をもつ
コンデンサーマイクと比べるとよくわかります。
コンデンサーマイクは
あらゆる角度から音を拾います。
確かな音質、音の迫力を録音でき
レコーディングなどで重宝します。
特にアコースティックのように
現場の雰囲気まで拾いたい場合
コンデンサーマイクは向いています。
暖かみがあり、落ち着く音質が
ダイナミックマイクで録った音の特徴と
なっています。
コンデンサーマイクはファンタム電源を要し
作りも繊細です。
これに対し、ダイナミックマイクは
安価で丈夫なのが特徴です。
高い音圧にも耐えるため、ライブや
ドラムやギターの生録音にも重宝されます。
オーディオインターフェスが必要
ダイナミックマイクやコンデンサーマイクは
パソコンに直接つないでも十分に機能しません。
XLRのメス、オス端子を持つ
オーディオインターフェースを用意しましょう。
歌い手部のオススメ

BEHRINGER XM8500
安価でクオリティの高い
王道ダイナミックマイクです。
素人から玄人まで幅広く
手軽に使える逸品となっています。
SHURE ダイナミック マイクロフォン SM57-LCE
手頃なお値段の逸品ですが
プロもレコーディングで使う優秀なマイクです。
高い音質にも耐える丈夫さも魅力の逸品です。
ボーカルのみならず、楽器の録音にも向きます。
SHURE SM58
上のSM57の上位品です。あらゆる用途に使える
バランスの良いマイクです。
迷ったらこれを買えば間違いない逸品です。
SHURE ダイナミック マイクロフォン BETA58A-X
SM58の上位モデルがコチラ。
プロ御用達の超単一指向性マイクです。
摩擦や衝撃に強い丈夫さと
超繊細な集音を備えた万能マイクといえます。
AUDIO-TECHNICA ダイナミック型ボーカルマイクロホン プロテクトリング付き AT-X11
安価でクオリティーの高いマイクです。
低音に寄る傾向があり、1人でのトーク収録など
に向く逸品です。
AUDIX OM3
20年以上のロングセラーのマイクで
高音域にも強く、女性ボーカルに向いた逸品です。
SENNHEISER E835
SM58に似た性能ですが、男性ボーカルに
より特化したマイクです。
吹かれにも強く、タフなマイクとなっています。
SENNHEISER E945
中高音域の滑らかなシフトが特徴のマイクです。
コンデンサーマイクのように
繊細な音も拾える逸品です。
AGK D7
こちらはライブパフォーマンスに
向いたマイクです。
レンジが広くレスポンスもスムーズで
サウンドも力強いプロ御用達の逸品です。
ダイナミックマイクを宅録で使うときに最初につまずくところ
ダイナミックマイクは丈夫で扱いやすい反面、宅録に持ち込むと「思ったより音が小さい」と感じやすいという特徴があります。これは故障ではなく、構造上の性質によるものと説明されます。ステージでは大きな音を近くで拾うことを前提にしているため、静かな部屋で少し離れて歌うと、必要な大きさに届きにくいことがあるわけです。
ここで慌てて入力の音量つまみを上げていくと、声と一緒に「サー」という音まで持ち上がってしまいます。音量が足りないと感じたときは、つまみを上げる前に確認する順番を決めておくと迷いにくくなります。
- ケーブルと接続——マイク用のケーブルで、受け側のマイク入力につながっているかを見ます。楽器用のケーブルや、別系統の入力に挿していると、そもそも十分な信号が届きません。
- マイクのスイッチ——本体にオン・オフの切り替えが付いている機種では、切れたままになっていないかを確認します。
- 口とマイクの距離——離れているほど声は小さく入ります。距離を詰めるだけで解決することがあります。
- 歌う向き——多くのボーカル用は正面の音を拾いやすい設計です。真横や真後ろから歌っていないかを見直します。
- それでも足りないとき——受け側の入力の余力が足りていない可能性があります。手元の機器で上げきれるかどうかは仕様によるため、メーカーの公式情報で確認してください。
マイクの種類ごとの性格や、どれを選ぶかという話はダイナミックマイクの選び方にまとめています。この章は、すでに手元にある1本をどう使うかに絞って書いています。
距離で変わるもの——近づけたときと離したときの違い
ダイナミックマイクは、口に近づけて使う場面が多い機材です。ただし近づければ良いというものではなく、距離によって音の傾向が変わることが知られています。指向性を持つマイクでは、近づくほど低音が強く出る傾向があると説明され、これを近接効果と呼びます。
| 距離のとり方 | 音の傾向として言われること | 起こりやすい問題 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| ごく近く(口を寄せる) | 低音が厚くなり、密着した印象になりやすい | 息の音や口の中の音が入りやすい。音量の差も出やすい | ささやくような表現、周囲の音を入れたくないとき |
| こぶし1つ分ほど | 低音の増え方が落ち着き、バランスを取りやすい | 大きく歌う箇所で音量が跳ねやすい | 多くの曲での出発点として扱いやすい |
| やや離す | 部屋の響きが相対的に増える | 入力が小さくなり、環境の音も入りやすい | 強く張る箇所、音量差を抑えたいとき |
実際には、1曲の中で距離を固定する必要はありません。静かな箇所では近づき、張り上げる箇所では少し引くという動かし方は、昔から使われている工夫です。ただし動かした分だけ音量も音色も変わるので、最初は動かさずに録って基準を作り、慣れてから可変にするほうが管理しやすくなります。
手持ちで歌うか、立てて歌うか
手に持って歌うと、握り直す音やケーブルが擦れる音が本体に伝わって録音に入ることがあります。丈夫さが利点のマイクとはいえ、この振動は防ぎにくい部分です。宅録では立てて固定し、口の位置のほうを合わせるほうが、テイクごとの条件をそろえやすくなります。設置の実務はマイクスタンドの選び方と置き方を参考にしてください。
録りっぱなしにしないための確認と、日々の扱い
ダイナミックマイクは扱いに強い部類とされますが、宅録では「録れているつもりで録れていない」という取りこぼしのほうが起こりやすいところです。本番前に短いテスト録音を挟み、次の点を耳で確かめておくと安心です。
- いちばん強く歌う箇所で、音がひずんでいないか
- いちばん弱く歌う箇所が、環境音に埋もれていないか
- 息づかいや衣擦れ、椅子のきしみが目立っていないか
- エアコンや換気扇の音が、想定より大きく入っていないか
- テイクごとに音量や音色が大きく変わっていないか
4番目は、ダイナミックマイクでも油断できない部分です。周囲の音を拾いにくい性質はありますが、拾わないわけではありません。録音中は送風を止める、静かな時間帯に録る、といった対処のほうが効くことが多いです。
保管と手入れで気を付けたいこと
湿気と衝撃は、どの機材にとっても負担になります。歌ったあとのマイクは、息の湿気を含んでいるため、ケースにすぐしまい込むよりしばらく風通しのよい場所で乾かしてから収めるほうが無難です。先端の網の部分に汚れがたまると音の通りに影響することがあるため、外せる構造の機種では取扱説明書の手順に沿って清掃します。分解や洗浄の可否は機種ごとに違うので、自己判断で水洗いをせず、必ず付属の説明書で確認してください。
録り音の大きさが決まらないとき
距離と向きを整えても入力の大きさが決まらない場合は、マイク側ではなく受け側の設定に原因があることがあります。どのくらいを目安にするかという考え方は録音レベル(ゲイン)の設定に、接続そのものがうまくいかないときの切り分けはオーディオインターフェイスの解説にまとめています。

































