こんにちは、
歌い手部のケイです。
今回は、歌い手部総研の第四回で
テーマは、歌の練習時間についてです。
当たり前ですが、歌の上手さと練習時間には
大きな関係があります。
何かの分野で天才と呼ばれる人たちは
そのことに10,000時間費やしているとも言われます。
10000時間の法則と呼ばれる法則です。
詳しくは以下の記事で解説しているので、
興味がある方はご覧ください。
そして、他の人の練習時間というのも
なんとなく気になるものでしょう。
ということで、歌い手部ユーザーに
1週間の練習時間について質問してみました!
それでは、早速結果を見てみましょう!
調査概要
調査期間:2019年9月9日~2019年9月14日
調査方法:インターネット調査
調査対象:歌い手部ユーザー20名(有効回答)
歌の練習をしているか?
歌の練習をしている人の割合
まず、日常的に歌の練習をしているか
質問をしました。
その結果が以下の通りです。
練習している:16人(80%)
練習していない:4人(20%)

歌い手部ユーザーに対するアンケートなので、
予想の範囲と言える結果でしょう。
日々、学校や仕事などやらなくてはいけないことがある中で
継続して練習しているのは素晴らしいですね。
1週間に歌の練習に費やす時間
こちらの方が気になると思いますが、
次に、1週間で歌の練習に費やす時間を聞きました。
そのデータをまとめたものが以下になります。

平均で1週間で平均12.4時間、
1日あたり約1.7時間という結果になりました。
みなさんはどのように感じられますか?
1日2時間弱という時間は意識して確保しないと、
とれない時間だと思います。
歌が上手くなりたい、歌い手になりたいという
アツい気持ちを代弁する結果になったと思います。
ボリュームゾーン
縦軸を人数、横軸を練習時間で
ヒストグラムに出力したものが以下のグラフです。

これを見ると、0~5時間/週の人が
最も多いボリュームゾーンだとわかります。
つまり、平均12時間と言っても、
練習時間の多い人が引っ張っていると言えます。
(「私、みんなと比べて、練習できてない…」と
変に落ち込む必要はないです。)
一方で、15~20時間も
ボリュームゾーンであることがわかります。
ほぼ練習時間が0のグループと1日約2時間のグループの
2つに大きく分けられると言えるでしょう。
調査結果から見えること(編集部解説)
ここから先は新しい調査データではなく、上記の調査結果に対する編集部の解説です。追加のアンケートや集計は行っていません。数字はすべて、調査当時(2019年9月・有効回答20名)に得られたものを引用しています。
まず前提として、この調査は回答者が20名と限られており、対象も歌い手部のユーザーに偏っています。歌に関心が高い層に聞いた結果なので、世の中の平均を表すものではありません。数字は「自分の位置を測るものさし」ではなく、「考えるきっかけ」として読むのが適切でしょう。
平均値だけを見ると読み違えやすい
当時の回答では、練習している人の1週間あたりの練習時間は平均12.4時間、1日あたり約1.7時間という結果でした。この数字だけを見ると「毎日2時間近く練習しないといけないのか」と感じる方もいるかもしれません。
しかし記事内でも触れられているとおり、当時の分布では0〜5時間/週の層が最も多く、平均値は練習時間の長い人に引き上げられていました。つまり平均に近い時間を確保している人が多数派だったわけではないということです。平均値は分布の形を教えてくれないので、こうした読み違えが起こりやすくなります。
二極化は「どちらが正しい」という話ではない
調査当時の回答では、ほとんど練習していない層と、まとまった時間を取っている層に分かれる傾向が見られました。ここで気をつけたいのは、この分かれ方を優劣として読まないことです。学校や仕事、生活の状況によって使える時間は違いますし、時間の長さと上達が単純に比例すると言い切れる根拠は、この調査からは得られません。20名という規模でも、そこまでの結論は出せない、と考えておくのが誠実な読み方です。
読み手にとって実際に役立つのは、「他人が何時間やっているか」より「自分の使える時間をどう配分するか」のほうでしょう。ここからは、練習時間の設計という観点で整理していきます。
練習時間は「合計」より「配分」で考える
週に何時間、という総量だけを目標にすると、時間を埋めること自体が目的になってしまいがちです。歌の練習には性質の違う作業が含まれていて、それぞれまとめてやると効率が良いものと短くても回数を分けたほうが向くものがあります。
| 練習の種類 | ねらい | 時間の取り方の目安 |
|---|---|---|
| 発声・体を慣らす | 声を出す準備を整える | 短くてよいので、歌う日には毎回入れる |
| 苦手箇所の部分練習 | 特定のフレーズを扱えるようにする | 1回に扱う箇所を絞り、回数を分ける |
| 通しで歌う | 曲全体の流れと体力の配分を確認する | まとまった時間が取れる日にまとめて |
| 録音して聴き返す | 自分の声を客観的に確認する | 歌わない日でもできる。短時間で可 |
| 曲を聴き込む・歌詞を読む | 表現の方針を決める | 移動中など、声を出せない時間に |
この表で注目していただきたいのは、下の2つが声を出さなくてもできることです。練習時間を「声を出している時間」だけで数えると、この部分がまるごと抜け落ちます。生活の都合で発声できる時間が短い方ほど、ここを練習として数える意味は大きくなるでしょう。
週の練習時間を組み立てる手順
いきなり理想の時間割を作っても、たいてい続きません。今の生活で実際に使えている時間から出発したほうが、崩れにくい形になります。
- 1週間、実績だけを記録する——目標は立てず、歌った日と時間、やった内容をメモします
- 記録を見て、実際に確保できている枠を探す——曜日や時間帯に偏りがあるはずです
- その枠を「固定枠」として先に押さえる——空いたらやる、ではなく先に決めます
- 固定枠でやることを決めておく——長い枠は通し、短い枠は部分練習や聴き返しに割り当てます
- 崩れた週の最低ラインを決める——「録音を1回聴き返す」など、5分でできることにします
5番目が抜けると、忙しい週にゼロになり、そのまま間隔が空いてしまうことがあります。ゼロにしないための小さな枠を先に用意しておくと、再開のハードルが下がりやすくなります。
| 使える時間 | 組み立て方の一例 |
|---|---|
| 15分程度 | 前回の録音を聴き返し、次にやることを1行メモする |
| 30分程度 | 軽く声を出してから、苦手な1〜2フレーズだけを扱う |
| 60分程度 | 準備、部分練習、通し1〜2回、録音の聴き返しまで通す |
| まとまった時間が取れる日 | 録音本番や、複数曲の通し、機材まわりの調整にあてる |
時間配分はあくまで一例です。集中が続く長さは人によって違いますので、この表をそのまま使うより、自分の記録を見ながら調整してみてください。1回の練習の中身をどう組むかは質の高い練習をするためには?で詳しく扱っています。
時間が取れない週の考え方
練習時間が確保できない時期は誰にでもあります。そこで自分を責めてしまうと、罪悪感が先に立って再開しづらくなることがあります。時間が取れないこと自体は、練習の質とは別の問題として切り離しておくと扱いやすくなります。
- 歌えなかった週は、録音の聴き返しや歌詞の読み込みだけでも記録に残す
- 「今週はやらない」と決めた週は、決めたこととして書いておく
- 再開する日をカレンダーに入れておく
- 自宅で声を出しづらい時期は、場所を変える方法も検討する
最後の項目について、自宅の環境が理由で練習量が落ちている場合は、カラオケボックスで歌ってみたを録音する方法のように場所を変える選択肢もあります。時間ではなく環境がボトルネックになっているケースは少なくありません。
また、練習を記録として残しておくと、時間が取れなかった時期があっても流れが途切れにくくなります。録音ファイルの整理方法は録音データ管理・バックアップ術にまとめています。「決めた練習量をこなせないと気が済まない」というタイプの方は、完璧主義者は歌が上手くならない!?の考え方もあわせて読んでみてください。
最後に
いかがでしたか。
予想通り、自分と同じ、びっくりなど
様々な感想があると思います。
必要以上に他人と比べる必要はないですが、
ゴールと道のりを今一度見直す機会になればと思います。
歌い手の数が飽和し、レベルも上がっている中で
有名になりたいと思うのであればそれなりの行動は必要です。
口うるさいヤツみたいになってしまいましたが、
出来るならば、夢を叶えてほしいのです。
そのために、可能な限りお手伝いさせていただくので、
歌い手部をガンガン活用していただければと思います。
- 日常的に歌の練習をしている人は8割に及ぶ。
- 歌の練習をしている人は、平均で1週間で平均12.4時間、1日あたり約1.7時間費やしている。
- ほぼ練習時間が0のグループと1日約2時間のグループの2つに大きく分けられる。
























