【徹底解説!!】歌が上手いって、結局どういうことなの?

【徹底解説!!】歌が上手いって、結局どういうことなの?

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あなたは「歌が上手くなりたい!」
と思ってこのサイトを見ているでしょう。

またほとんどの人が
歌が上手くなりたいと思っているでしょう。

 

ところで、歌が上手いというのは
どういうことでしょうか?

何が出来ていれば、
歌が上手いのでしょうか?

どんなところが良ければ、
歌が上手いと言えるのでしょうか?

 

このように聞かれると、
意外と答えに困ると思います。

しかし歌が上手くなりたいならば、
歌が上手いということを考える必要があります。

今回は歌が上手いということについて
一緒に考えたいと思います。

 

歌が上手いに厳密な定義はない

歌が上手いとは何か聞かれると、
なぜ答えに困るのか?

歌が上手いということに
厳密な定義がないからです。

 

マラソンであれば、
時間という評価基準があります。

全国平均であったり、
自己ベストの記録があるでしょう。

マラソンの場合は
走りの速さで勝負しています。

走りのフォームの美しさで
順位が決まるわけではありません。

 

歌が上手いというのは
主観的な評価になります。

その人がすごい好きでも、
他の人は好きじゃないこともあります。

歌の好き嫌いが
分かれることがよくあるでしょう。

 

歌の上手さとカラオケの点数

歌の上手さを数値にすることができれば、
歌が上手いことを定義できるのでしょうか?

カラオケの採点を使うと、
歌声を点数にして評価してくれます。

点数が高いと歌が上手い、
点数が低いと歌が下手なのでしょうか?

 

歌の上手さとカラオケの点数は
ある程度の関係していると思います。

音程が全く取れていないと、
90点を取ることは難しいでしょう。

 

ただ、あくまで
決められた基準で採点されたものです。

機械が判断しているので、
芸術的なところまでは評価はできません。

音程がぴったり合っているのが
歌が上手いというのもまた違うでしょう。

 

「歌が上手い」を5つの要素に分解してみる

厳密な定義がないとはいえ、多くの人が「上手い」と感じるときには、いくつかの共通した要素が働いています。ひとかたまりで「上手い・下手」と考えるかわりに要素に分けてみると、自分がどこで評価されていて、どこがまだ足りていないのかが見えてきます。

要素見られているところ気づかれやすさ
音程狙った高さに当たっているか。出だしと語尾がずれていないか非常に高い。外れた瞬間に誰でも気づく
リズム走らない・もたらない。言葉の粒がそろっているか高い。ただし「なんとなく気持ち悪い」で終わりやすい
声質・発声声が安定しているか。高い音でも詰まらずに出ているか中。好みの差が大きく出る
表現強弱・語尾の処理・間の取り方。曲の意図に合っているか低い。上手い人ほど差が出るが、言語化されにくい
録音での聞こえ方マイクにきちんと乗っているか。ノイズや音量差がないか作品として聞くときだけ効いてくる

ここで大事なのは、上の要素ほど「できていないと目立ち」、下の要素ほど「できていると差がつく」という性質の違いです。音程やリズムは減点方式に近く、外すとそれだけで評価が下がります。一方で表現や録音での聞こえ方は、なくても致命傷にはなりませんが、あると一気に「聞ける歌」になります。

だから練習の順番としては、まず音程とリズムのほころびを減らし、そこから表現に手を伸ばすほうが効率的です。リズムが不安ならリズム感を鍛える方法、表現に踏み込みたいなら歌の表現力を上げる方法が入り口になります。

評価する人によって、基準はここまで違う

「上手い」と言われたり言われなかったりするのは、あなたの歌が日によって変わっているからではなく、聞いている人の基準が違うからであることが多いです。誰に向けて歌っているのかを意識しないまま練習すると、努力の方向がずれてしまいます。

評価する人重く見ているところ
カラオケの採点機能音程の一致率、安定性、決められた形の抑揚やビブラート
友人・一般のリスナー知っている曲に聞こえるか、聞いていて気持ちいいか、声が好みか
歌い手仲間・投稿を見る人原曲との解釈の違い、声の個性、音源としての完成度
ボイストレーナー発声の仕組み、無理のなさ、伸びしろがあるか
MIX師・制作側録音が扱いやすいか、ピッチとリズムの精度、ノイズの少なさ

同じ1本の音源でも、この5者の評価は簡単に食い違います。採点で高得点が出るのに投稿の反応が薄い、逆に点数は伸びないのに「声が好き」と言われる、といったことは普通に起こります。どちらかが正しいのではなく、測っているものが違うだけです。採点が何を見ているのかはカラオケで高得点を取る方法で仕組みごと整理しているので、点数と実感がずれる人は一度読んでおくと納得しやすいと思います。

歌い手として「どの上手さ」を目指すかを決める

すべての基準で満点を取ることはできません。だからこそ、自分がどの方向の「上手い」を取りに行くのかを決める必要があります。決め方はシンプルで、自分が「こうなりたい」と思った歌を3つ挙げて、共通点を探すことです。

手順

  1. 好きな歌い手・アーティストの音源を3つ選ぶ(曲ではなく歌唱で選びます)
  2. それぞれについて、上の5要素のうちどれが際立っているかを書き出す
  3. 3つに共通して出てきた要素が、あなたが価値を感じている「上手さ」です
  4. その要素を、今後半年の練習の主軸に置きます

たとえば3つとも「表現」が挙がったなら、音程の精度を99%に上げることよりも、強弱や語尾の作り方に時間を使ったほうが、自分の理想に近づきます。逆に3つとも「声質」なら、発声の土台づくりに投資する価値があります。

「全部そこそこ」より「ひとつ抜けている」ほうが届く

歌い手として活動する場合、5つの要素をまんべんなく平均点にそろえるより、ひとつでも印象に残る強みがあったほうが聞いてもらえる、という現実があります。すべてが平均的な歌は、悪いところがないかわりに、選ぶ理由も生まれにくいからです。

ただしこれは「弱点を放置してよい」という意味ではありません。音程とリズムは、聞き続けてもらうための最低ラインとして整えておき、その上で強みを一点伸ばすという順番です。土台が崩れていると、どれだけ表現に凝っても最後まで聞いてもらえません。

もうひとつ、歌い手として活動するなら忘れてはいけないのが録音物として聞かれるという前提です。生で聞けば魅力的な声でも、マイクを通すと痩せて聞こえることがあります。これは上手い下手ではなく、マイクとの付き合い方の問題です。詳しくは「マイクに乗る声」の作り方で扱っています。

5つの要素の外にある「言葉が届くか」と「声量の幅」

上の表は、歌の中身を5つに分けたものです。ただ、歌が上手いと言われる理由として多くの解説で挙がるのに、表では独立させていない物差しが2つあります。歌詞が聞き手に届くかと、声量をどれだけ変えられるかです。聞き手が「心地よい」「心を動かされた」と感じるかどうかには、この2つが関わっていると説明されることがよくあります。どちらも音程のように外れた瞬間に分かるものではないため、自分では見落としやすい要素です。

物差しよくある思い込み聞き手が受け取っていること
言葉が届くかはっきり発音する=一音ずつ強く歌う歌詞を見なくても意味を追えるか。言葉の区切りが自然か
声量の幅声が大きい人ほど上手い大きい・小さいの差があるか。小さく歌う部分でも音程と音色が崩れていないか

「声量がある」ことと「声量をコントロールできる」ことは別の話です。ずっと全力で歌うと、最初は迫力があっても、聞いているうちに平坦に感じられやすくなります。反対に、小さく歌う部分が安定していると、サビで声を張ったときの差がはっきり伝わります。声量の差を生む要素は声量がある人とない人の違いで整理しています。

言葉も同じで、上手いと言われる歌は「発音がきれい」というより、どの言葉を立てて、どこを流しているかが曲の意味に沿っていることが多いです。具体的なやり方は歌詞が聞き取れる歌い方で扱っています。

2つの物差しを自分で確かめる方法

どちらも録音を使うと確かめやすくなります。ただし言葉については、自分は歌詞を知っているので、聞き取れているように錯覚しやすい点に注意が必要です。

  • 言葉:その曲を知らない人に1コーラス聞いてもらい、聞き取れた歌詞を書き出してもらいます。自分で試す場合は、録音してから数日空け、歌詞を見ずに書き取ってみます。書き取れなかった言葉が、届いていない言葉です
  • 声量の幅:1曲の中でいちばん小さく歌う部分と、いちばん張る部分を聞き比べます。どちらも同じくらいの大きさに聞こえるなら、幅がまだ狭い状態です。録音アプリに波形が表示される場合は、波の高さの差も目安になります

この2つは、5要素の「表現」や「録音での聞こえ方」とも重なっています。それでも別に切り出して確認すると、「音程もリズムも合っているのに、なぜか上手いと言われない」ときの手がかりになります。5項目のセルフチェック全体は歌が上手い人と下手な人の違いにまとめています。

自己評価のやり方と、上達を測る指標

感想ではなく、項目で採点する

自分の歌を聞いて「下手だな」と思って終わるのは、評価ではなく感想です。感想は落ち込むだけで、次にやることが出てきません。おすすめは、録音を聞くときに1回につき1項目だけに集中する方法です。

  1. 1回目は音程だけを聞く(外れた場所の時間をメモ)
  2. 2回目はリズムだけを聞く(走った・もたった場所をメモ)
  3. 3回目は語尾と息だけを聞く
  4. 4回目は音量のばらつきとノイズだけを聞く
  5. 最後に通しで聞いて、良かった箇所を1つ書く

最後の「良かった箇所を1つ」は必ず入れてください。改善点だけを積み上げると続かなくなります。この手順の詳しいやり方は録音でセルフ添削するやり方で5ステップに分けて解説しています。

上達は「同じ曲の定点観測」で測る

毎回違う曲を歌っていると、上手くなったのか曲が簡単だったのかが区別できません。そこで、基準曲を1曲だけ決めて、月に1回、同じキー・同じ条件で録るようにします。3か月分ためると、自分でも驚くくらいはっきり差がわかります。

数字で追いたい人向けの指標としては、次のようなものが扱いやすいです。

  • 基準曲を通したときに、止まらずに歌い切れる回数
  • 外しやすいフレーズの数(最初に10か所あったものが何か所に減ったか)
  • 1曲歌った後の疲れ方(前より楽になっているか)
  • 録音を最後まで聞き返せるかどうか(聞くのが苦痛でなくなったら、それも進歩です)

そして、ある時期から「上手くなった気がしない」と感じる期間が必ず来ます。これは技術が止まったのではなく、自分の耳が先に育って、粗が聞こえるようになったサインであることが多いです。その時期の乗り越え方は歌のスランプの抜け出し方にまとめました。

まとめ

歌が上手いという定義は
人によって大きく異なります。

つまり、あなたにとって
歌が上手い定義を決める必要があります。

 

カラオケ★バトルに出たいのであれば、
100点取れる歌声が上手いでしょう。

演歌界で活躍したいのであれば、
独特の歌い方を身につけたいでしょう。

憧れるアーティストに近づけたいのであれば、
その歌い方や声質を真似した方がいいでしょう。

 

あなたにとって、
歌が上手いとは何でしょうか?

自分が目指すゴールを決めることで、
歌の練習もメリハリがつきます。



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