突然ですが、
あなたはヒトカラをしますか?
また、あなたは
ヒトカラをしたことはありますか?
ヒトカラは歌の練習に向いている環境です。
私自身、週1~3回のペースで
ヒトカラをしています。
ただヒトカラをすることに
気兼ねしちゃう人も少なくないです。
「なんか恥ずかしい…。」
と思い、行けない人も多いようです。
そこで、今回は
ヒトカラの遊び方を教えます。
ヒトカラとは?
ヒトカラとは、
一人カラオケの略です。
かつてのカラオケのイメージは
友だちとワイワイするものでした。
そのため1人でカラオケに行くことに
抵抗を感じる人も多かったのでしょう。
今はヒトカラという言葉も浸透して、
一般的なものになりました。
ヒトカラ用の料金プランもあり、
ヒトカラ専門店まで出てきました。
またカラオケ店の受付を見ていると、
ヒトカラしに来る人も多いとわかります。
ヒトカラのメリット
待ち時間がなく、自分のペースで歌える
友だちとカラオケに行くと、
待ち時間があります。
少人数であればまだ良いですが、
大人数になると全然歌えないことも…。
また人と一緒にいると、
ペースが決まってしまいます。
相手が歌っている間に
曲を決めなければいけないと思います。
またトイレに行ったり、
ドリンクバーを取りに行かないといけない。
歌い疲れたから休むなんてことは
なかなかしにくいのではないでしょうか?
練習曲にチャレンジすることができる
「最近聴き始めた曲を歌ってみたい。」
と思うことがあるでしょう。
友だちとカラオケにいて、
歌えるかわからない曲を歌うのは勇気がいります。
一方、ヒトカラは
気兼ねなく歌うことができます。
好きな曲を歌うことができ、
練習したい曲を歌うことができます。
さらに同じ曲を何回も歌うことができ、
練習にピッタリです。
ヒトカラをする上での注意点
ただヒトカラをする上で
注意すべきポイントもあります。
それはヒトカラに行く曜日と時間です。
カラオケは平日空いていて、
土日など休日に混みます。
また昼間は空いていますが、
夜になると混みます。
カラオケのお店からすると、
1人より複数の人を入れた方が良いでしょう。
そのため混む時間帯に行くと
迷惑かもしれません。
一方、空いている時間帯は
一人でも来てくれた方が嬉しいでしょう。
そのため、平日昼間を
狙っていくと良いでしょう。
練習でヒトカラを使うなら、時間配分を先に決める
ヒトカラの一番もったいない使い方は、入室してから「何を歌おうかな」と考え始めることです。1曲目の選曲に5分、次の曲を探すのに3分と積み重なると、2時間のうち30分近くが検索画面を見る時間になってしまいます。入室する前に、その日のテーマと時間の割り振りを決めておくだけで、同じ料金でも練習量がまったく変わります。
おすすめは、時間を「準備・課題・通し・振り返り」の4つに分けて考える方法です。目安は次のとおりです。
| 枠 | 準備 | 課題練習 | 通し・録音 | 振り返り |
|---|---|---|---|---|
| 60分 | 10分 | 25分 | 15分 | 10分 |
| 90分 | 10分 | 40分 | 25分 | 15分 |
| 120分 | 15分 | 50分 | 35分 | 20分 |
準備は、いきなり全力で歌わないための時間です。低めの曲を小さい声で1曲流したり、声を出さずに呼吸と姿勢を整えるだけでも構いません。具体的な中身は歌う前のウォームアップ・発声準備ルーティンで紹介している短縮版がそのまま使えます。
そして、意外と飛ばされがちなのが最後の振り返りです。退室10分前になったら歌うのをやめて、その日録った音を聞き返し、次回やることをスマホにメモします。ここを残しておかないと、毎回同じところでつまずいたまま回数だけ増えていきます。
目的別・ヒトカラ練習メニューの例
「課題練習」の中身は、その日ひとつに絞るのがコツです。あれもこれもと詰め込むと、どれも中途半端なまま時間が終わります。以下は1回のヒトカラで組みやすいメニューの例です。
音程を安定させたい日
1曲まるごとではなく、外しやすい1〜2フレーズだけを取り出します。ガイドメロディをオンにして音を確認 → ガイドを消して同じ場所を歌う、を交互に繰り返します。5回続けて同じ場所で外れるなら、その音が今の自分の音域の端に来ている可能性があるので、キーを動かして楽になるか試します。キーの動かし方の考え方は自分に合うキーの見つけ方にまとめています。
リズムを直したい日
原曲のテンポに引っ張られると、走っているのかもたっているのか自分では判断しづらくなります。デンモクやリモコンでテンポを少し落とし、体を軽く揺らしながら歌うと、ズレている場所が浮かび上がりやすくなります。
表現を作り込みたい日
同じ1コーラスを、あえて違う歌い方で3回歌ってみます。ささやくように・普通に・張って、の3パターンを録っておくと、後で聞き返したときに「この曲にはこの方向が合う」と判断しやすくなります。
投稿前の通し練習の日
本番と同じキー、同じ順番で、止まらずに通します。ここでは細かい修正をしません。歌の練習メニューの組み方で触れているとおり、練習の日と通しの日は分けたほうが、どちらの精度も上がります。
録音と採点は、目的を分けて使う
録音は「後で聞き返す前提」で録る
ヒトカラで録音する一番の目的は、良い音で残すことではなく、自分の耳を客観的にすることです。歌っている最中は、頭の中で鳴っている声と実際に出ている声が混ざって聞こえるため、その場での自己判断はあてになりません。スマホのボイスメモでも十分役に立ちます。
置き場所だけは意識してください。スピーカーの真下やテーブルの上に直置きすると、伴奏が大きく入り込んで自分の声が埋もれます。マイクから少し離れた高さのある場所に、画面を上に向けて置くくらいがちょうどよいことが多いです。作品として使える品質で録りたい場合は、機材と部屋選びを解説したカラオケボックスで歌ってみたを録音する方法を先に読んでおくと失敗しにくくなります。
録った音の聞き返し方には順番があります。いきなり「下手だな」で終わらせず、音程・リズム・語尾・息の音、と項目を分けて1回ずつ聞くと、直す場所が具体的になります。手順は録音でセルフ添削するやり方で5ステップに整理しています。
採点は「点数を上げる」より「クセを探す」ために見る
採点機能は、あくまで機械が決めた基準での評価です。点数そのものを目標にすると、抑揚を大げさにしたりビブラートを不自然に足したりと、歌そのものから離れていくことがあります。
練習で役に立つのは、総合点よりも音程の推移グラフのほうです。どのフレーズで線が下にずれているか、出だしだけ低いのか終わりで下がるのか、といった傾向は毎回同じところに出ます。そこだけメモして、次回の課題練習に回すという使い方が現実的です。点数の仕組みそのものを詳しく知りたい場合はカラオケで高得点を取る方法を参考にしてください。
カラオケルームは「声を張りやすい部屋」だと知っておく
ヒトカラで長く歌うと、家で練習するときより喉が疲れやすいと感じる人がいます。理由の一つが部屋の設定です。伴奏が大きく鳴っていると、自分の声を聞き取ろうとして、無意識に声を張りやすくなります。騒がしい場所で声が大きくなる現象は「ロンバード効果」と呼ばれています。
練習の日は、入室したら歌い始める前に設定を見直しておくと、声を張らずに済みやすくなります。
| 設定・環境 | そのままだと起きやすいこと | 練習の日の調整 |
|---|---|---|
| 伴奏の音量 | 自分の声が聞こえず、声を張って歌う | 自分の声がはっきり聞こえるところまで下げる |
| マイクの音量 | 小さいと、マイクに届かせようとして声を張る | 話し声に近い強さで歌っても聞こえる程度に上げる |
| エコー | 強いと、音程のずれや語尾の粗が聞き取りにくい | 課題練習の間は控えめにし、通しのときに好みに戻す |
| 空調 | 空気が乾いていると、喉の乾きを感じやすい | 飲み物を手元に置き、曲の合間にこまめに水分補給する |
音量やエコーの操作は、機種やリモコンによって呼び方や場所が違います。機種ごとの違いはカラオケの機種の解説で確認できます。
休憩は時間配分の中に先に入れておく
上で紹介した時間配分の表には、休憩の枠を入れていません。ひとりだと、友だちと行くときのように「人が歌っている間に休む」時間が生まれないため、意識しないと声を出し続けることになります。フリータイムのように時間に余裕があるときほど、区切りなく歌い続けやすい点にも注意が必要です。
休憩は「疲れたら取る」より、置き場所を先に決めておくほうが忘れずに済みます。以下は一例です。
| 枠 | 休憩の入れ方の例 | 休憩中にできること |
|---|---|---|
| 60分 | 課題練習の後に1回、数分 | 録音した課題フレーズを聞き返す |
| 90分 | 課題練習の途中と、通しの前に1回ずつ | 次に歌う曲の予約、歌詞メモへの書き込み |
| 120分 | 30分前後ごとに1回 | 採点の音程グラフを見返してメモする |
休憩中も、声を出さない作業に使えば時間は無駄になりません。録音の聞き返しや採点結果のメモを休憩に回しておくと、最後の振り返りも短く済みます。
声がかすれてきた、同じ場所で音程が下がり続ける、といった変化が出たら、その日の課題練習は切り上げどきです。止めどきの目安は練習の量と質の考え方で、喉が痛い・疲れるときの考え方は歌うと喉が痛い・疲れる原因と対策にまとめています。痛みや違和感が長く続く場合は、耳鼻咽喉科で相談してください。
予約から退室まで、知っておくと得なこと
料金を抑えるなら「時間帯」と「会員登録」から
具体的な料金は店舗やチェーン、時期によって変わるためここでは書きませんが、考え方は共通しています。一般に平日の昼間はもっとも料金が低く設定されやすく、夜間・週末・繁忙期は高くなる傾向があります。長く練習したいなら、時間ごとの課金よりもフリータイムのほうが割安になることが多いです。
また、会員登録やアプリのクーポン、学生・平日限定の割引が用意されている店舗もあります。予約サイト経由のほうが安くなるケースもあるので、通う店を決めたら一度は公式サイトと予約サイトの両方を確認しておくと、以降ずっと得をします。
持ち物は「飲み物・イヤホン・記録するもの」
- 飲み物(ドリンクバーがない店舗もあるため、常温の水を1本持っておくと安心です)
- スマホと充電ケーブル(録音で電池を使います)
- 有線イヤホンまたはヘッドホン(その場で聞き返すときに音漏れを気にせず済みます)
- 歌詞をメモした紙かスマホのメモ(画面の歌詞だけだと書き込めません)
- のど飴やタオルなど、いつもの習慣があるもの
店員さんへの頼み方は、入室時にまとめて
言いづらく感じるかもしれませんが、次のような依頼はごく一般的なもので、断られてもこちらが困るだけの話です。入室手続きのときにまとめて伝えると、後から呼び出す手間がなくなります。
- 「マイクは1本で大丈夫です」(あるいは2本必要なら本数を伝えます)
- 「一人なので、静かめの部屋があればお願いします」(録音するときは隣室の音が入りにくい部屋だと助かります)
- 「延長の確認の電話は不要です」(店舗によって対応は異なります)
- マイクの音が出ない・エコーが強すぎるなど、設備の不調はすぐ連絡して交換してもらいます
なお、ヒトカラ利用を受け付けていない店舗や、時間帯によって一人利用を制限している店舗もあります。初めて行く店なら、電話か公式サイトで一言確認しておくと、着いてから入れないという事態を避けられます。























