突然ですが、「引き寄せの法則」という言葉を
聞いたことはありますか?
簡単に言うと、多くある望みの中から
特に自分にとって大切な望みを選んで
成功した時のことを強くイメージすることで、
その望みが叶うという法則のことです。
この引き寄せの法則を利用した
録音アファメーョン」を行うことで、
「綺麗な声になりたい」「歌が上手になりたい」などの
目標を達成することができるかもしれません。
そこで、今回は
録音アファメーションについて解説します。
録音アファメーションとは?
アフォメーションとは、
達成したい目標を宣言するという意味です。
そして、アフォメーションには、
引き寄せの法則があると言われています。
言葉には不思議な力があると昔から言われており、
何度も口に出すことで現実を引き寄せると考えられています。
言霊という言葉もありますね。
この引き寄せの法則を利用した録音アファメーションは
自分の声で発した目標の宣言を録音して何度も聞く方法です。
通勤・通学時間などの隙間時間に
何度も自分の目標を言葉で聞くことで、
自分自身に目標を刷り込み、再認識することができ、
目標を達成しやすくなるというものです。
録音アファメーションのやり方
録音アフォメーションは非常に簡単で
スマホがあればできます。
スマホにもともと入っている録音機能や
録音アプリを利用してやってみましょう。
iPhoneの場合「ボイスメモApp」を利用することで、
録音アプリをインストールしなくても
すぐに録音アファメーションを行うことができます。
録音する際のポイントとしては、
既に目標を達成したかのようにアフォメーションします。
「綺麗な声が出せたらいいな」「イケボになりたい」
という曖昧な表現や願望系ではなく、
「綺麗な声になりました」「イケボになりました」というように
事実や断定系でアファメーションを行いましょう。
そして、通勤通学の時間や寝る前のちょっとした時間など
この声を再生して聴き込むようにしましょう。
最初は恥ずかしく感じるかもしれませんが、
聞いているうちに習慣化され、無意識に刷り込まれていきます。
録音した自分の声が「別人」に聞こえる理由
録音アファメーションを始めると、多くの人が最初につまずくのが「自分の声が思っていたのと違う」という違和感です。恥ずかしくて再生を止めてしまう人も少なくありません。ただ、ここは仕組みを知っておくと受け止め方が変わります。
自分で話しているときに聞こえている声には、空気を通って耳に届く音だけでなく、頭や骨を通って伝わる音も混ざっていると説明されます。一方、録音に残るのは空気を通って外に出た音だけです。つまり、録音で聞こえる声のほうが、他の人が普段聞いている声に近いということになります。
| 自分の頭の中で聞いている声 | 録音で聞こえる声 | |
|---|---|---|
| 伝わり方 | 空気を通る音と、体を通る音が混ざる | 空気を通る音のみ |
| 印象 | 低め・厚めに感じやすい | 高め・薄めに感じやすい |
| 他人が聞いている音との近さ | 遠い | 近い |
この違和感は、聴き慣れることで小さくなっていくとよく言われます。目標の宣言を録って繰り返し聴くという行為は、結果として「他人が聞いている自分の声」に慣れる時間にもなります。歌の練習という面では、この慣れが後々効いてきます。自分の声を客観的に扱えるようになると、録音を聴いて修正するという工程に抵抗がなくなるからです。
録音を聴くときに何を聴くか
アファメーションそのものにどんな働きがあるかについては、いろいろな見方があります。効果を断定することはできません。ただ、録音して自分の声を聴くという行為自体は、歌の練習として使える材料になります。せっかく録るのであれば、聴くポイントを決めておくと収穫が増えます。
| 聴くところ | 確認する質問 | 気づいたときにできること |
|---|---|---|
| 声の高さ | 話し声が不自然に高く(または低く)なっていないか | 力まずに話せる高さを探して録り直す |
| 語尾 | 語尾が消えたり、上がったりしていないか | 言い切る形で最後まで発音してみる |
| 速さ | 早口になって聞き取りにくくなっていないか | 1文ごとに間を置いて録る |
| 滑舌 | 特定の行(サ行・ラ行など)がつぶれていないか | その行を含む言葉だけ切り出して練習する |
| 息 | 息継ぎの音が大きく入りすぎていないか | マイクの正面を少し外して録る |
| 雑音 | エアコンや外の音が入っていないか | 録音する時間帯や場所を変える |
まずは「聞き取れるか」だけを見る
最初から細かく判定しようとすると、粗探しになって続きません。1回目は「言っている内容が聞き取れるか」だけを確認してください。聞き取れないなら、速さか滑舌か音量のどれかに原因があります。そこが整ってから、声の高さや語尾に進むほうが順序として無理がありません。
録音の環境と記録の残し方
スマホの録音機能で十分に始められますが、少しだけ条件を決めておくと、後から聴き比べる材料になります。
録るときに固定しておくこと
- 録る場所を決める(布や家具のある部屋のほうが響きが抑えられます)
- 口とマイクの距離を決める(手のひら1つ分程度が目安です)
- 録音アプリと設定を毎回同じにする
- 録る時間帯をそろえる(朝と夜では声の状態が変わります)
- ファイル名に日付を入れて保存する
距離や向きが毎回違うと、声が変わったのか録り方が変わったのか判断できなくなります。比べたいなら条件をそろえる、というのは録音全般に共通する考え方です。音量が小さすぎたり割れたりする場合は録音レベル・ゲインの設定を、スマホだけで完結させたい場合はスマホで歌ってみたを完結させる方法を参考にしてください。
ためた音源を整理する
毎日録っていると、ファイルはあっという間に増えます。日付だけのファイル名だと、後から目的のものを探せなくなりがちです。「日付+内容」の形にしておくと、数か月後に聴き返すときに困りません。保存先やバックアップの考え方は録音データの管理方法にまとめています。
録音を習慣にするときによくある疑問
自分の声を聴くのがつらくて続きません
最初は短い時間から始めるのがおすすめです。1分の音源を1回聴くところから始めて、平気になってきたら回数を増やしていきます。無理に長時間聴こうとすると、聴くこと自体が嫌になってしまいます。
どのくらいの期間続ければいいですか
期間の目安を断言することはできません。ただ、変化を確認したいのであれば「1か月前の録音と今日の録音を並べて聴く」という比べ方が現実的です。毎日聴いていると差に気づきにくいため、間隔を空けた比較のほうが判断しやすくなります。
歌の練習と兼ねることはできますか
宣言の録音と歌の録音は目的が違うので、ファイルは分けて保存しておくほうが管理しやすくなります。そのうえで、話し声で気づいた癖(語尾が消える、早口になるなど)は、歌にもそのまま出ていることが少なくありません。話し声の録音は、歌の癖を見つける入口としても使えます。歌の録音まで進めたい場合はカラオケでの録音方法から試してみてください。
聴き返すときは、再生する機器も決めておく
録るときの条件をそろえる話は前の見出しで書きましたが、聴く側の条件もそろえておくと比べやすくなります。スマホの内蔵スピーカーは小さく、低いほうの音や息の混ざった小さな音が再生しきれません。同じ音源でも、イヤホンやヘッドホンで聴くと語尾の消え方、息継ぎの音、伸ばした音の揺れまで聞こえます。
ふだんの聴き返しはイヤホンかヘッドホンに固定して、月に一度くらい、スピーカーでも通して聴いてみる。スピーカーで聴くのは、人が自分の声を聞くときの環境に近いからです。細かい粗を探すのがイヤホン、全体の印象を確かめるのがスピーカー、と役割を分けておくと迷いません。
音量も毎回だいたい同じにしておきます。大きく鳴らせばうまく聞こえ、小さくすれば物足りなく感じます。録音の中身ではなく再生音量で印象が動いてしまうと、前回との比較になりません。
お手本と並べて、同じ1フレーズだけ聴き比べる
自分の録音だけを何度も聴いていると、「なんとなく違う」で止まってしまいがちです。そこで、お手本にしている音源から同じ1フレーズだけを取り出して、自分の録音と交互に再生します。曲を通して比べる必要はありません。むしろ長く比べるほど、何が違ったのか覚えていられなくなります。
比べるのは、うまい下手ではなく「やり方の違い」です。言葉のどこで切っているか、伸ばした音を最後まで同じ強さで保っているか、息継ぎをどこで入れているか、音量を上げ下げしている場所はどこか。こうした点は、言葉にして書き出せる違いです。声の太さや高さそのものは人によって差があるので、比較の対象からは外しておきます。
この聴き比べで見つけた違いを、次に録るときの狙いにします。手順としてまとめた流れは録音でセルフ添削するやり方で扱っています。
先に「よかったところ」を1つ拾ってから、直す場所を決める
聴き返しが続かなくなる原因の多くは、開いた瞬間から粗探しを始めてしまうことです。再生する前に、まず1か所だけよかった場所を見つけると決めておきます。出だしの言葉がはっきりしていた、サビの入りで音が下がらなかった、程度で十分です。
そのうえで、直す場所は1回につき1つに絞ります。気になった点を3つも4つも書き出すと、次に録るときにどれも意識しきれず、結果として何も変わらないまま終わります。1つ直して、直ったかどうかを次の録音で確かめる。この往復のほうが、変化は見えやすくなります。
録音だけでは分からないことがある
録音に写るのは音だけです。歌っているときの姿勢、口の開き方、息を吸う動作、力の入っている場所は残りません。「録音だと毎回同じところで詰まるのに理由が分からない」というときは、月に一度でいいので、音ではなく動画で撮ってみると手がかりが増えます。
もうひとつ、自分の耳だけで判断し続けると、気づける範囲がだんだん狭まります。聴き慣れた癖は、自分にとっては癖に聞こえなくなるためです。ある程度たまったら、自分の歌の感想をもらう方法を参考に、人の耳を借りる回を挟んでください。日付をそろえて残した音源を時系列で並べる手順は定点録音の続け方にまとめています。
最後に
録音アファメーションは、
録音した声を聞くことができる時間と
スマートフォンがあればすぐに行うことができます。
すでに目標を達成したかのように、
具体的にアファメーションを行うことで、
より目標をイメージしやすくなります。
iPhoneであれば「ボイスメモApp」を利用することで、
すぐに録音アファメーションを行うことができます。
目標達成に向けたイメージ作りに役立つので、
ぜひ試してみてくださいね。























