「歌ってみたを始めたいけれど、コンデンサーマイクにはオーディオインターフェースが必要って聞いた…」「配信もやりたいのに、機材をそろえるのはお金も置き場所も足りない」。そんな悩みで足踏みしていませんか?
実は、USBマイクはマイクとオーディオインターフェースが一体になった機材です。PCやスマホにケーブル1本つなぐだけで録音・配信を始められるので、最初の1本として選びやすい選択肢です。一方で、本格的に歌を突き詰めるならXLRマイク+オーディオインターフェース構成が向いている場面もあり、どちらを選ぶかで迷いやすいところです。
この記事では、USBマイクで十分な人/XLR構成に進むべき人の見分け方と、歌ってみた・配信向けに選んだおすすめUSBマイク6本を紹介します。価格と販売状況は2026年9月時点で確認済みです。
結論早見表: 歌ってみた・配信向けUSBマイクおすすめ6選
まず結論から。この記事で紹介する6本の早見表です。
| 製品名 | 実売価格帯 | 向いている人 |
|---|---|---|
| FIFINE K669B | 実売3,900円前後(2026年9月時点・変動あり) | とにかく安く試したい入門者 |
| FIFINE AmpliGame AM8 | 実売7,300円前後(同上) | 生活音・反響が気になる部屋の人。将来XLR移行も視野 |
| HyperX SoloCast 2 | 実売8,000円前後(同上) | 配信・ゲーム実況と兼用したい人 |
| RODE NT-USB Mini | 実売15,800円前後(同上) | 歌の録音品質を重視したいミドル層 |
| audio-technica AT2020USB-X | 実売19,800円前後(同上) | 歌ってみた本命。定番AT2020系の音で録りたい人 |
| SHURE MV6 | 実売25,000円前後(同上) | 配信メイン+歌も本気でやりたい上位志向の人 |
選定基準は次の4つです。ランキング形式ではなく、用途別のおすすめとして紹介します。
- 歌の録音に適した単一指向性であること
- 国内で入手しやすく、2026年9月時点でAmazonの販売ページと在庫を確認できたこと
- 録音しながら自分の声を聞けるモニタリング機能の有無を明記できること
- 入門(4千円弱)から上位(2.5万円)まで、予算に応じて選べる価格分布であること
あなたはどっち? USBマイクで十分な人/XLR構成に進むべき人
解説記事によっては「歌ならXLR一択」とされることもありますが、実際には投稿ペースや環境によって最適解が変わります。次のチェックリストで判断してみてください。
USBマイクで十分な人
- 配信・ゲーム実況がメインで、歌ってみたは月1〜2本ペース
- 予算2万円以下で、今すぐ録音を始めたい
- 机が狭い、配線を増やしたくない
- スマホ録音から一歩ステップアップしたい
このタイプなら、USBマイク1本で録音も配信も始められます。あとからXLR構成に買い替えても、USBマイクは配信用・サブ機として活躍させやすいので、無駄になりにくい投資です。
XLR+オーディオインターフェースに進むべき人
- 歌ってみたを本格的に続けたい(MIX依頼・音質追求をしたい)
- マイクのグレードアップや複数マイクなど、機材を拡張していきたい
- ループバックを使った歌枠配信など、音の取り回しを細かく調整したい
この場合は最初からXLRマイク+オーディオインターフェース構成が近道です。機材の選び方はオーディオインターフェースの選び方とコンデンサーマイクおすすめで詳しく解説しています。
迷ったら「USB/XLR両対応マイク」という第3の選択肢
今回紹介するFIFINE AM8のように、USB接続とXLR接続の両方に対応したマイクもあります。まずUSBで始めて、物足りなくなったらオーディオインターフェースを買い足してXLR接続に移行する、という段階的なステップアップができるのが強みです。
歌ってみた・配信向けUSBマイクの選び方4つのポイント
1. コンデンサー型かダイナミック型かは「部屋」で決める
静かな部屋で録れるならコンデンサー型が細かなニュアンスを拾いやすく、生活音や部屋の反響が気になるなら周囲の音を拾いにくいダイナミック型が扱いやすい傾向があります。マイク方式の違いはダイナミックマイクおすすめでも解説しています。
2. 単一指向性を選ぶ
正面の音を中心に拾う単一指向性なら、歌声にフォーカスした録音がしやすくなります。会議向けの全指向性マイクは歌ってみたには不向きです。
3. イヤホン端子(ダイレクトモニタリング)があると録音が安定する
マイク本体にイヤホン端子があると、遅延の少ない自分の声を聞きながら録音できます。歌ってみたの録音では重要度が高いポイントです。
4. ミュートボタン・ゲイン調節など配信向け機能
配信でも使うなら、ワンタッチミュートや手元のゲイン調節があると便利です。
【2026年版】歌ってみた・配信向けUSBマイクおすすめ6選
FIFINE K669B — 4千円弱で始める最安入門
実売3,900円前後(2026年9月時点・変動あり)。単一指向性のコンデンサー型で、本体にゲイン調節つまみを備えたロングセラーの入門機です。イヤホン端子がないためダイレクトモニタリングはできませんが、「まずUSBマイクで録るとどう変わるか試したい」という最初の1本に向いています。
FIFINE AmpliGame AM8 — 生活音が入る部屋ならこれ。XLR移行もできる
実売7,300円前後(2026年9月時点・変動あり)。単一指向性のダイナミック型で、周囲の音や部屋の反響を拾いにくいのが特徴です。タッチミュート・イヤホン端子付きで、USBとXLRの両対応。将来オーディオインターフェースを導入してもマイクを買い替えずに済む、段階的ステップアップ向きの1本です。
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HyperX SoloCast 2 — 配信兼用の定番
実売8,000円前後(2026年9月時点・変動あり)。配信向けUSBマイクの定番シリーズの現行機で、単一指向性コンデンサー型。ショックマウント内蔵で机の振動が伝わりにくく、タップミュートなど配信向けの使い勝手がまとまっています。ゲーム実況・雑談配信をメインに、歌ってみたにも挑戦したい人に向いています。
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RODE NT-USB Mini — 歌の録音品質で選ぶミドル
実売15,800円前後(2026年9月時点・変動あり)。スタジオマイクで実績のあるRODEの単一指向性コンデンサー型で、ポップフィルター内蔵・イヤホン端子によるダイレクトモニタリング対応。コンパクトながら歌の録音を意識した設計で、「配信のおまけではなく歌をきちんと録りたい」層の候補になります。
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audio-technica AT2020USB-X — 歌ってみた本命。定番AT2020のUSB版
実売19,800円前後(2026年9月時点・変動あり)。歌ってみた定番のコンデンサーマイクAT2020と同系統の単一指向性カプセルを持つUSB版で、24bit/96kHz対応・タッチミュート・イヤホン端子搭載。「USBマイクで歌ってみたを本格的に録る」という本記事の趣旨では本命にあたる1本です。
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SHURE MV6 — 配信メインで歌もこなす上位機
実売25,000円前後(2026年9月時点・変動あり)。単一指向性のダイナミック型で、ノイズ低減やレベル自動調整などのDSP機能を備えた配信向け上位機です。VGP2025金賞受賞モデルで、生活音のある部屋でも扱いやすいダイナミック型の性格と、配信での使い勝手を両立させたい人に向いています。
なお、旧定番のBlue Yetiや初代HyperX SoloCastは、2026年9月時点で価格高騰や在庫僅少が見られたため今回は外しています。
USBマイクで上手く録る3つのコツ
マイクとの距離・角度をそろえる
口からこぶし1〜2個分(15〜20cm程度)を目安に、毎回同じ距離・角度で歌うと音量が安定し、後のMIXがしやすくなります。近づきすぎると吹かれ音(ポップノイズ)が入りやすいので、ポップガードの併用がおすすめです。
部屋の反響対策をする
USBマイク(特にコンデンサー型)は部屋の響きも拾います。カーテンを閉める、布団やクッションを近くに置くだけでも変わります。詳しくは宅録の防音・反響対策をどうぞ。
スマホ(USB-C)につないで録る方法もある
今回紹介した多くの機種はUSB-C接続のスマホでも動作するとされています(機種・OSにより異なるため、購入前にメーカーの対応情報を確認してください)。スマホ録音の手順やアプリはスマホだけで歌ってみたを作る方法で解説しています。
まとめ: USBで始めて、必要になったらXLRへ
USBマイクはマイクとオーディオインターフェースの一体型。配信中心・月1〜2本ペースの歌ってみたなら、USBマイク1本で十分始められます。迷ったら、予算重視ならFIFINE K669B、部屋の環境に不安があればFIFINE AM8、歌を本格的に録りたいならAT2020USB-Xあたりから検討してみてください。
本格的に音質を追求したくなったら、オーディオインターフェースの選び方を読んでXLR構成へのステップアップを。マイク以外もまとめてそろえたい人は歌ってみたスターターセットおすすめも参考にしてください。



















