- 歌ってみた動画に最適なフリーソフト
- フリーソフトを使ったMIXの流れ
- MIX師に依頼するときのポイント
「録音ソフトってどれを選べば
良いのかわからない。」
録音ソフトは様々な種類があるので、
なかなか選べない人もいますよね。
今回は歌い手を目指す人に必須の
録音ソフトについて紹介します。
フリーソフトでも優れたものは多いので、
是非チェックしてください。
録音ソフトの選び方
録音ソフトを選ぶ際、
次の点を考慮しましょう。
- 無料か有料か?
- オーディオインターフェースに
LE版のDAWが付属していないか? - MIX師に頼むのか自分でやるか
録音は、MIX師に依頼する場合も、
丸投げはできません。
多少はDAWが扱えないと
良いものはできません。
しかし、扱いが簡単なMIXソフトもあるので、
少し勉強すればなんとかなります。
そのため、自分の力量にあったものを
選んで使うと良いです。
初心者はRadioLine、Audacity
のどちらかを使いましょう。
自分でMIXまでする人は、
Reaperかオーディオインターフェースなどに
付属のDAWの機能制限版を使いましょう。
おすすめ無料ソフト
フリーソフトの最大のメリットは
これ1つでレコーディングとミックスの
両方ができるということです。
歌のレコーディングが終わったら、
同じソフトでMIX作業ができます。
1つのソフトの使い方を覚えてしまえば、
2つの工程を覚えたのと同じです。
自分の手足のように使える
ソフトを見つけましょう。
Audacity
操作が簡単でシンプルなエフェクト付き、
STプラグインも使えます。
エフェクトはリバーブなどのことです。
他にも色々ついています。
VSTプラグインはエフェクターを外部から
入れることができて、VSTプラグインにも
フリーのものがあります。
本格的なMIXには向かず、
細かい調整ができません。
レイテンシーがあります。
有名な歌い手のMIXを担当してる人には
無料のものを使ってる人はいないでしょう。
初心者はDAWソフトの扱いに慣れるために
Audacityから始めて見るのも良いでしょう。
レイテンシーとは録音のラグです。
オーディオインターフェイス付属のDAW
であればASIOドライバでレイテンシーが
出ないようにすることもできますが、
Audacityは対応していません。
このソフトは録音してカラオケ音源と混ぜて
Mixしたものを出力するところまで可能です。
歌ってみたをされている方は一度は耳にした
ことがあるぐらい有名なフリーソフトです。
しかしオーディオインターフェイスを
導入すると、付属の録音ソフト(DAW)
の方が優れているので
使わなくなってしまうでしょう。
Audacityについて詳しくはコチラ
Studio one free
これがフリーなのか
というレベルのソフトです。
どのソフトでレコーディングするか迷ったら、
コレを選んでおけば間違いはありません。
日本語にも対応しています。
本格的なDAWを学べ、エフェクトも
8種類入っています。
エフェクトもプリセットも豊富で
録音用として扱うならすごく良いです。
ただ、コンプレッサーが使えず、
VSTプラグインが使えません。
デメリットはコンプレッサーが
使えないことです。
コンプレッサーはMIXの時には必須で、
これでMIXをするのは難しいでしょう。
また、MP3を読み込むことができず、
カラオケはwav形式のものを用意するか、
wav形式のものをMP3に変換が必要です。
REAPER
始めから高性能なエフェクトがついています。
VSTプラグインを追加することができます。
ただ、初心者向きではないです。
扱うにはそれなりに勉強をしないと
わからないでしょう。
始めに日本語化をする手間があります。
面倒臭さがないならREAPERを使うと、
一番MIXをやりやすいと思います。
VSTプラグインを追加できるっていう事は
色々なエフェクトを足すことができる
ということで、自分好みのソフトに
していくことができます。
Garageband
こちらはmacに標準搭載されているソフトです。
非常に有名なソフトで、macを使っている人は
これを使っている人も多いはずです。
残念ながらwindowsでは使用できません。
レコーディングやMIXのみならず、
多彩なエフェクトも備え付けられており
より凝ったMIXをすることも可能です。
garagebandには上位のソフトが無いので、
もし物足りなくなってきたら
Logic Proというmac専用のDAWがあるので
これに移行するのも良いでしょう。
プロでも使っている人がかなり多い
超高性能のDAWです。
Protools First
多くのレコーディングスタジオで
導入されているソフト
「Protools」の簡易版です。
Protoolsに興味がある人は、簡易版の
Protools Firstを使ってみると良いでしょう。
おすすめ有料ソフト
- Music Creater
- Cubase
- Sequel
- ProTools
- Digital
などがおすすめです。
無料ソフトで操作に慣れ、
機能に物足りなくなったら
利用してみましょう。
機能制限版DAWとは
すでに自分でオーディオインターフェース
などを持っている場合
機能制限版のDAW(MIXソフト)が
付いていることが良くあります。
機能制限版(LE版)と言っても
使えるトラックが64個までとか
歌ってみたの録音やMIXでは
ほとんど関係ないレベルの制限です。
高機能のDAW(MIXソフト)は難しい
という方はMIX師に依頼してみましょう。
歌い手部おすすめの
オーディオインターフェスはコチラ
MIX師にMIXを依頼する時の注意点
MIX師にMIXを
お願いする場合
録音ソフトは、自分で使えるもので
選ぶのが良いです。
しかし、MIX師によって依頼を受ける
条件が違うので、注意しなければいけません。
MIXの依頼を受ける時に
「これだけは注意してね!」
という注意点が公開されています。
その注意点にほとんど必ず入っているのが、
「頭出しをしてください」ということです。
頭出しとは、自分が歌っている部分と
「曲のオケをぴったり合わせてね!」
という意味です。
マイクを通して歌を録音すると、
完璧にタイミングを合わせて歌っていても
録音された音はちょっと遅れる
という事がおきます。
これを直してから、ファイルを下さいと
言われるのですが
そうするためには
SoundEngineは使えません。
SoundEngineではトラックが1つしか使えず
オケに音が完全に合ったかどうか
確認できないからです。
MIX師の探し方について詳しくはコチラ
最後に
- フリーソフトを使えればレコーディングとMIXの両方をマスターできる。
- フリーソフトの扱いに慣れたら有料版購入も検討してみる。
- MIX師に依頼する際も、自分が使えるソフトで依頼する。