【1分でOK!】エッジボイスの出し方とメリット

【1分でOK!】エッジボイスの出し方とメリット

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あなたはエッジボイスという練習法を
聞いたことがありますか?

エッジボイスは基礎的なボイトレのひとつで、
ほとんどの歌手の養成所が教えています。

 

高い声を出せるようになりたいという人には
取り入れている人が多い練習法です。

エッジボイスを極めると、高音でも
力強い声を出せるようになります。

 

今回はエッジボイスの説明から
やり方、コツ、練習法までお伝えします。

エッジボイスとは?

エッジボイスとは、ボーカルフライとも言われ
「あ゛あ゛あ゛」というブツブツした音のことです。

映画「呪怨」などホラー映画などで
出てくる呪いの声というと伝わるかもしれません。

 

エッジボイスのイメージがわかないという方は
解説動画もあるのでご覧ください。

冒頭すぐにエッジボイスを出しています。

 

エッジボイスの効果

声帯をリラックスさせる

エッジボイスは声帯のウォーミングアップになり、
リラックスさせる効果があります。

また、声帯がリラックスしていないと出せないため
その日の声帯や喉の調子がわかります。

 

息漏れを改善する

エッジボイスは声帯が閉じた状態で出す音なので
声帯を閉じるという感覚を覚えるのに最適です。

また、息が続かない方や歌うと疲れやすい方にも
エッジボイスはおすすめです。

息漏れして声が掠れてしまうという方は
ぜひエッジボイスをやりましょう!

 

喉締め声など、声帯の閉じすぎを改善する

エッジボイスは息漏れ改善に役立つと言いましたが、
逆に声帯の閉じすぎ改善にも効果があります。

声帯に力が入りすぎていると
エッジボイスを出すことができません。

 

高音を喉締め発声で出している人も
エッジボイスをやるようにしましょう!

エッジボイスを練習して、
ちょうどよい声帯の閉じ具合を覚えましょう。

 

声が裏返りにくくなり、ミックスボイスの練習になる

地声から裏声へ切り替わるポイントである喚声点で
声が裏返ってしまうという方も多いと思います。

高音で声が裏返ってしまう原因のほとんどは
声帯をうまく閉じることができていないことです。

 

エッジボイスの練習をすることで、高音域でも
声帯を閉じて発声する感覚を身につけることができます。

また、ミックスボイスを発声するためにも
効果的な練習メニューです。

 

チェストボイスを出す練習になる

チェストボイスは胸と鼻腔に声を響かせる
低音の力強い声のことを言います。

男性は比較的出しやすい声ですが、
女性はチェストボイスが苦手な方も多いです。

 

チェストボイスは歌の中で最も使われる発声で
いわば歌声の土台となるので、ぜひ身につけましょう。

エッジボイスをすると、声帯の閉じ方がわかり
チェストボイスを出すコツが掴みやすくなります。

 

高音をキレイに出す練習になる

エッジボイスの練習をすることで、
無駄なく、少ない息で発声できるようになります。

高い声を出そうとすると声が掠れてしまう方や
息漏れがしてしまって、弱々しい高音になるという方は
ぜひエッジボイスを練習しましょう!

 

エッジボイスを身につけないと、無理やり喉を締めた高音か
ファルセットという弱々しい高音を出していることが多いです。

高音を出すと疲れる、力んで歌うので疲れるという方は
高音の出し方を見直した方が良いと思います。

 

エッジボイスは閉鎖筋を動かす感覚がつかめるので、
歌声がパワフルになり、安定した高音を出せるようになります。

 

エッジボイスの出し方

  1. まず、「あー」と地声を出します。
  2. 声を出したまま、徐々に声を低くしていきます。
  3. 「あ゛あ゛あ゛」とブツブツした音が出てきたらOKです!

 

もし、上のやり方で上手くできない場合は
違うアプローチ法も試してみましょう。

  1. 体を脱力させます。
  2. 「はぁー」とため息をつきます。
  3. ため息をついている途中に
    「はぁー、あ」と息を止めてみます。
  4. 息を止めた時の声帯の状態を動かさず、
    そのままに少し声を混ぜてみましょう。
  5. 「あ゛あ゛あ゛」とブツブツした音が出てきたらOKです!

 

エッジボイスがうまくできない人は
以下のポイントをチェックしてください。

  • ストレッチをして、身体を十分にほぐす
  • うがいをするマネをしてみる
  • 呪いの声をイメージしてみる

 

エッジボイスの応用

エッジボイスはウォーミングアップだけでなく
歌の表現方法として使われることもあります。

歌声にエッジボイスを絡めることで
色っぽい印象になったり、感情的な歌声に聞こえます。

 

歌で応用する時は下記ステップで練習すると良いです。

 

  1. 10秒を目安にエッジボイスを続けられるようにする
  2. エッジボイスから歌声に移行できるようにする
  3. 実際に歌ってみる

 

エッジボイスの参考になる歌い手

歌手では平井堅さんやONE OK ROCKのTAKAさん、
Aimerさん、歌い手ではメガテラ・ゼロさんが挙げられます。

 

ノンフィクション│平井堅

Aメロのフレーズの入りに注目して聴いてください。

「えがいた夢は」、「あさい眠り」など、
歌い出しのタイミングでエッジを効かせています。

 

君の神様になりたい。│メガテラ・ゼロ

特徴的な歌声で人気のメガテラ・ゼロさんですが、
歌の中でもエッジボイスを使っています。

ここぞという部分でエッジボイスを効かせると
非常に際立って聴こえます。

 

蝶々結び│Aimer

柔らかい歌声が特徴ですが、
エッジボイスが良いスパイスになっています。

ずっと柔らかい歌声で歌うのと、エッジボイスを入れるのでは
雰囲気や感情のグッとくる感じが全く変わります。

 

出ないときは「体・やり方・判定」の3層に分けて考える

エッジボイスがうまくいかないとき、多くの方はやり方の説明を読み直すところから始めます。ただ、実際にはやり方以前の問題であることも、逆に出ているのに気づいていないだけということもあります。原因を探す前に、どの層の話なのかを分けておくと、無駄な試行錯誤を減らせます。

  • 体の層……その日の状態、姿勢、力み。朝いちばんや、長時間話したあとは変わりやすい
  • やり方の層……息の量、音の高さ、口の開き、始め方の手順
  • 判定の層……そもそも「出ている状態」がどんな音かを、自分がわかっているかどうか

とくに見落とされやすいのが3つ目です。エッジボイスはごく小さな音なので、大きな声が出ることを期待していると「何も起きていない」と感じてしまいます。指を軽く喉に当てて、細かい振動が伝わってくるか、静かな部屋で口元に耳を近づけたときに粒の立った音がしているか——この2点で確かめてから、やり方の調整に進んでください。

スマホの録音で確かめると早い

自分の耳は、口の中や骨を通った音も一緒に聞いています。そのため、出ているかどうかの判断が実際とずれやすい部分です。スマホの録音アプリで、口から10センチほど離した位置で録ってみてください。再生したときにブツブツと粒が分かれた音が確認できれば、出ている状態と考えて構いません。逆に、シューという息の音だけが録れている場合は、まだ音になっていないと判断できます。

この確認を最初にやっておくと、「出ないから練習方法が悪い」と思い込んでやり方を次々に変えてしまう、という遠回りを避けられます。判断がついたうえで次の調整に進むほうが、結果的に近道になります。

条件を1つずつ変えて試す

切り分けで大事なのは、一度に1つの条件だけを変えることです。姿勢も息も音の高さも同時に変えてしまうと、うまくいったときに何が効いたのかがわかりません。次の表を上から順に、1項目ずつ試してみてください。

変える条件試す振れ幅変化があったときに考えられること
息の量ほとんど使わないくらいまで減らす息が多すぎて音になっていなかった
音の高さ自分の話し声より低いところを探す高すぎる位置で出そうとしていた
音量の狙い聞こえるか聞こえないかまで小さく大きく出そうとして力が入っていた
口の開き閉じ気味と、指1本分あけた状態口の中の形が音の出方に影響していた
始め方声から入る/ため息から入る入り口の手順が合っていなかった
時間帯起きた直後/日中/夜その日の体の状態の影響が大きい

試した結果は、簡単でよいのでメモに残してください。「夜は出るが朝は出にくい」といった傾向がわかると、練習の組み方そのものを変えられます。記録の付け方や練習の配分についてはボイトレのペース配分の考え方が参考になります。

日によって出たり出なかったりする場合

安定しないこと自体は珍しくありません。声の状態は睡眠や水分、その日どれだけ話したかといった要素にも左右されると言われています。ここで焦って回数を増やすと、かえって力みが増えて遠ざかることがあります。ばらつきが大きいときは、まず条件をそろえるところから見直してみてください。

  1. 毎回同じ姿勢・同じ時間帯で試し、比較できる状態を作る
  2. 始める前に肩と首の力を抜き、いったん息を吐き切ってから入る
  3. 出なければ長く粘らず、いったん中断して別の練習に移る
  4. 翌日、同じ手順でもう一度試して、前日との違いをメモする

それでも変化がない場合は、エッジボイス以外の入口から声帯の閉じる感覚を探すという回り道もあります。裏声側からアプローチする方法はミックスボイスの裏声アプローチにまとめてあります。ひとつの練習にこだわらず、別の道から戻ってくるほうが早いこともあります。

やめたほうがよい状態と、次に進む合図

出そうとして喉が痛む、声を出したあとに違和感が残る、という場合は練習を続けないでください。工夫で解決しようとせず、いったん休むほうが安全です。痛みや違和感が続くようであれば、自己判断で練習を重ねずに医療機関へ相談することをおすすめします。

逆に、次の段階へ進んでよい合図は「同じ質感で、何度でも出し直せること」です。1回たまたま出た状態と、狙って出せる状態は別物です。狙って出せるようになったら、次は歌の中でどこに置くかという話に移ります。曲への入れ方や置き場所の決め方はエッジボイスを曲の中で使うポイントで扱っているので、この記事で出せるようになってから読み進めると流れがつながります。

最後に

いかがでしょうか?

エッジボイスはさまざまな効果があり、
さらに表現力の幅も広がるボイトレ法になります。

ぜひ日頃の歌練に取り入れてください!



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