【徹底解説!!】歌が上手くなる練習方法やテクニック・おすすめの練習曲


  • 好きな歌をもっと上手く歌えるようになりたい!
  • 歌が上手くなって、カラオケを楽しめるようになりたい!
  • 歌練をして、歌い手になってみたい!

そんな風に思っていませんか?

 

歌が上手くなりたいと思っている方や音痴で悩んでいる方に
今回は、どんな人でも歌が上手くなれるような練習方法や
手軽にできるボイストレーニングを紹介します!

 

歌が上手い人の特徴

音程が正確に取れる

音楽はリズム・メロディー・ハーモニーの3要素に分類でき、
どんな歌にも決まったメロディーライン(音程)があります。

音程とは、音同士の高さの差のことを言いますが、
これが正確に取れることが重要になります。

 

歌が上手い人は、音程を正確に取れるため
みんなが聞き慣れたメロディーで歌うことができます。

実際、カラオケ採点でも音程の一致率は
点数配分が最も高く、一番重要と言えます。

 

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リズム感がある

テンポとは曲の速さのことで、
リズムとは音が鳴るタイミングのことを言います。

早口の曲やアップテンポな曲もあれば
バラードなどゆったりしたスローテンポの曲など
さまざまな種類があります。

 

リズム感のある人は、その曲のテンポに合わせて
歌うことができるため、
聴いていて心地良く、
ノリのある歌が歌えます。

 

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声量・表現力がある

たとえ音程やリズムが取れたとしても、
ボソボソと単調に歌ったのでは
上手いと感じさせるのは難しいです。

あくまで、土台や基礎として音程やリズムがあり、
人の心に響いてはじめて、歌が上手いと言えるのです。

 

他の楽器に埋もれない声量を出すことができ、
聞き手にしっかりと歌詞を伝えることも重要です。

歌が上手い人は声量がしっかりとあり、
それを駆使してさまざまな感情を表現します。

 

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マイクの使い方が上手い

また、少し小手先のテクニックになりますが、
マイクの使い方が上手いということも挙げられます。

カラオケでよく見るマイクはダイナミックマイクと
言いますが、適切な使い方や特性があります。

 

例えば、グリルホールというマイク上部の網目を
覆うように握ると、ハウリングの原因となります。

また、音を拾いやすい方向や距離もあり、
マイクの持ち方を意識することも大切です。

 

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ミックスボイスが出せる

ミックスボイスは地声と裏声が混ざった声、
地声と裏声の中間の声と言われる発声方法です。

簡単に言うと、地声のような芯のある歌声で、
裏声のような高音域を出せる声です。

 

ファルセットとミックスボイスを
使い分けられると上手く歌うことができます。

 

 

歌が上手くない人の共通点

自分自身の声が聴こえていない

自分の出している声と出していると思っている声が
ズレていると、音痴になってしまいます。

自分が出している声をしっかり聴けていないため、
音程やリズムが取れていないかもしれません。

その際は伴奏やマイクの音量を調節したりして、
自分の歌声を聴くことを意識しましょう。

 

自分の音域や実力に合わない選曲をしている

ある程度、音程やリズムが取れるのに
音痴だと言われる場合は選曲を見直すと良いです。

最近のボカロ曲や人気な曲は音域が広くて
高い音を多用する傾向にあるため、
無理やり歌おうとするが歌えないという方も多いです。

 

女性が男性アーティストの曲を原曲キーで歌おうとして
Aメロが低すぎて出ないパターンや

男性が女性アーティストの曲を原曲キーで歌おうとして、
ファルセットや金切り声で無理やり歌うパターンなどもあります。

 

曲をしっかりと覚えていない

また、音痴だと思われてしまう原因のひとつとして
曲をしっかりと覚えていないことも挙げられます。

電車の中や勉強中など、何か別のことをしている時に
音楽をながら聞きする方も多いと思います。

 

「最近聴いている曲を歌ってみたら、
音程やリズムがわからなくなり、上手く歌えなかった」

ということはありませんか?

ながら聞きだけでは、
細かい音程やリズムまで覚えることは難しいです。

 

手軽にできるボイストレーニング

リップロール

リップロールは、口を閉じた状態で
息を吐いて、唇をブルブルと振動させる練習法です。

 

リップロールの効果としては、

  • 唇や表情筋がほぐれる
  • 発声の基本が身につく
  • 音程を正しく取れるようになる
  • 地声と裏声が滑らかに繋がる

などが挙げられます。

 

発声の基本を効率的に身につけることができ、
ウォーミングアップとしても最適なため、
初心者からプロの歌手まで多くの人が実践しています。

 

上手くできない方は、

  • 口角を上げるように、手でほほを引っ張る
  • 唇を濡らす
  • 顔を揉みほぐす

上記のことをやってみてください。

 

 

腹式呼吸

腹式呼吸は、胸腔と腹腔の間にある横隔膜をはじめ、
肺の下部(お腹まわり)を使う呼吸法です。

息を吸うとお腹が膨らみ、息を吐くとお腹がへこみます。

 

難しそうに感じるかもしれませんが、横になって
寝ている時は自然と腹式呼吸をしています。

腹式呼吸は歌声が安定し、表現力が増すため、
歌う時は腹式呼吸をすることが重要となります。

 

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ビブラート

ビブラートとは、ある一定の音を保ちながら
音を上下に揺らすテクニックです。

フレーズ・サビの終わりや
間奏の前で聴くことが多いです。

 

上手いビブラートの特徴は

  • 音の揺れる幅が一定であること
  • 音の揺れる間隔が一定であること
  • 音が途切れないこと

の3つが挙げられます。

 

また、ビブラートには

  • 口でかけるビブラート
  • 喉でかけるビブラート
  • 横隔膜でかけるビブラート

の3種類があります。

 

この中で一番自然なビブラートになる
横隔膜でかけるビブラートの練習法を紹介します。

 

  1. 出しやすい音で「あー」と声を出します。
  2. みぞおちの下、へその上あたりに手を置きます。
  3. 「あー」と声を出しながら、
    手でグイグイと押しましょう。
  4. 「あー」と声を出し、
    手で押して途中から手を離しましょう。

 

手で押している時に感じた声の揺れが
ビブラートの感覚の”種”です。

手を離しても声が揺らすことができれば
ビブラートをできるようになったと言えるでしょう。

 

ビブラート

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歌が上手くなるための練習方法

自分の歌声を録音する

自分の歌声を聴いて、研究することは
歌が上手くなる上で非常に重要です。

自分の歌声を録音して、客観的に聞き、
音程やリズムがズレていないか確認しましょう。

客観的に聴くことで、自分の歌声の直すべき点や
自分に合った歌い方を見つけることができます。

 

また、マイナスな部分だけ聴いていると

  • 気になる点が多すぎて、
    何から手を付けるか悩んでしまう
  • 何度も聴くと、その歌い方が染み付いてしまう
  • ボイトレをする気持ちが失せる

ということに繋がります。

 

もちろん改善点を挙げることも重要ですが、
どこをどう直すかを把握できれば大丈夫です。

逆に「上手く出来たな!」という部分は
何度も聴き直すようにしましょう。

一曲すべてでなくても、パートやフレーズなど
上手く歌えた部分を聴き直し、反復練習することで
完全にマスターするようにしましょう。

 

歌う曲を聴き込む

歌いたい曲は何度も聴き込んで、
メロディーと歌詞を覚えるようにしましょう。

ながら聞きではなく、自分が歌うことを
イメージして聴くことがポイントです。

アクセントの付け方、抑揚の付け方など
歌い方の戦略や世界観を考えることも重要です。

 

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身体全体を使って歌う

歌は全身を使ったスポーツです。

例えば、野球でボールを投げる時も
手だけで投げるのと全身を使って投げるのでは
スピードや球威が全く違います。

 

歌が上手い人は歌う際に自然と身体を揺らしたり、
手や足を使ってリズムを取っています。

また、発声する際も背筋や腹筋などを使うと
ラクに力強い発声ができます。

ボイトレや歌の練習をする時は
身体全体を使って歌うことを意識しましょう。

 

歌の練習頻度

歌の練習頻度ですが、1日1回がベストです。

よく歌が上手くなりたいという気持ちが先走り、
練習しすぎてしまう人がいますが、逆効果になります。

歌うことは筋肉を使うので、酷使しすぎると
病気になったり、変なクセがつく原因となります。

 

何よりも大切なことは、
無理をしないで練習を続けることです。

歌は一朝一夕で上手くなるものではないことを
肝に銘じておきましょう!

 

人によって適切な練習時間は異なりますが、
少なくとも声が枯れる前までには切り上げましょう。

また、練習をした後は
喉や筋肉をしっかり休ませることも意識しましょう。

 

歌の練習に使えるボイトレアプリ

また、歌の練習に使えるボイトレアプリもあります。

ボイトレサポートアプリとカラオケアプリの2種類があり、
それぞれ基礎練や歌練に役立ちます。

 

具体的なおすすめアプリや特徴については
下記記事で紹介しています!

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カラオケでおすすめの練習曲

歌に自信がないうちは、歌いたい曲だけでなく
歌いやすい曲を選曲するというのも良いでしょう。

 

歌いやすい曲のポイントとしては、

  • テンポが早すぎない
  • 音程の上下が激しすぎない
  • 伴奏がある(バラードなど静かすぎる曲ではない)
  • みんなが知っているメジャーな曲である

が挙げられます。

 

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最後に

いかがでしたでしょうか?

歌が上手くなるのは一朝一夕ではないですが、
練習することで確実に上手くなっていきます。

今回紹介した内容を踏まえて、
日々のボイストレーニングに活用してください!

 



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