「あれ…なんか違うかも?」
「どんなメロディーだっけか?」
いつも聴いているはずなのに、
いざカラオケで歌ってみると上手く歌えない。
そんなことありませんか?
カラオケでカッコよく歌える人と
音程迷子になってしまう人の違いはどこにあるのか?
それは、ずばり
曲の聴き方にあります。
さらに言えば、歌が上手い人は
曲の音程を早く正確に覚える流れを知っています。
この記事では、音程を覚える流れについて
お話しようと思います。
音程を覚える流れってなに?
「音程を覚える流れ」と言われても、
よくわからない人がほとんどだと思います。
簡単に言うと、音程を覚える流れとは、
その歌が歌えるようになるまでにステップです。
歌がうまい人はこのステップを踏んで
カラオケなどで歌っているのです。
逆に音痴だと悩んでいる人は
ハマっている曲や歌いたい曲を選んでしまいます。
ハマっている曲や歌いたい曲を
歌うのが悪いわけではありません。
ただ、うまく歌うという観点から言うと
あまり良くはないでしょう。
うまく歌える曲の中から、
自分が歌いたい曲を歌うのがベストです。
今回は上手く歌えるようになるまで
4ステップに分けて解説します。
ステップ1:しっかりと聴く
当たり前かもしれませんが、
最初は「曲をしっかりと聴く」ステップです。
しかし、歌が上手い人と音痴な人で
最も差が出るのがこのステップです。
逆に言うと、このステップを制する者は
歌を制すると言っても過言ではありません。
曲をしっかりと聴く上で
注意すべきポイントが4つあります。
歌詞を無視する
「二兎を追う者は一兎をも得ず」
ということわざがあります。
何かを同時にやろうとすると、
結局どっちもできないという意味ですね。
生物学的にも、人は同時に2つ以上のことが
できないようになっているそうです。
だから、歌詞も覚えつつ
メロディーラインも覚えることはできないと思いましょう。
また、歌詞が好きな曲だと、
歌詞ばかり気がいってしまいます。
すると、メロディーラインに注意がいかず
曖昧になってしまうこともしばしば。
だから、メロディーラインを覚える時は
割り切って歌詞を無視することも大切です。
集中して聴く
あなたはどんな時に曲を聴いていますか?
通学、通勤の途中だったり、
家で何かしている時に聴いている人が多いと思います。
しかし、上と同じ理由で
他のことをしながら聴くことはあまり良くないです。
早く正確に音程を覚えるためには、
聴くための時間を作ることも大切です。
自分が歌うことをイメージして聴くと、
ビックリするくらい速攻で歌えるようになります!
音量を大きめにする
音程を覚えるということで言うと、
音量は大きい方が良いです。
音量が大きい方がメロディーラインをイメージでき、
聴くことに集中できます。
ただ、あまりにも大きすぎると
難聴になる恐れがあるので要注意です。
何ごとも限度が大切ですが、
大きければ良いと言う訳ではありません。
周りが静かなところで、
よく聴こえる程度の音量にすることがポイントです。
身体を使う
『ドラゴン桜』というマンガを知っていますか?
成績も決して良くない不良たちが
ひょんなことから東大合格を目指す内容です。
その中で印象的だったのが、
ウォーキングしながら英単語を唱えるという勉強法です。
椅子に座っている時より、運動している方が
記憶量が増加するデータがあるそうです。
高い音は上の方、低い音は下の方に手を動かして
イメージしつつ、記憶量をアップさせましょう!
ステップ2:曲に合わせて口ずさむ
ある程度、聞き慣れてきたら
次は曲に合わせて口ずさんでみましょう。
実際に歌ってみると、
音程がズレてしまうものです。
その部分を集中的に練習して、
イメージと原曲の差を埋めていきましょう。
ステップ3:アカペラで歌ってみる
曲に合わせて歌うことにも慣れてきたら、
次はアカペラで歌ってみましょう。
インターネットで歌詞を調べて、
歌詞を見ながらアカペラで歌ってみましょう。
やってみるとわかるのですが、
これがすごい難しいです。
「なんか音程がズレている気がする…。」
「ここの音程どうだったっけか…?」
音程が違うように感じたり、
メロディーラインが思い出せずに止まります。
その部分をもう一度、聴き直して
曲に合わせて歌うようにしましょう。
アカペラでも歌えるようになるまで、
ステップ1~3までを繰り返しましょう!
ステップ4:カラオケで歌う
ついに、カラオケで歌うパートです。
ここまで来たら、
あとは実践あるのみです。
カラオケの採点モードを使って、
実際に音程があっているかを確認しましょう。
採点モードを使うと、
メロディーラインがリアルタイムでわかります。
また、自分の音程が合っているかも教えてくれるので、
最終チェックにとても便利です。
もうひとつ大切なことは、
カラオケ音源に慣れるということです。
カラオケで使われている音源は
原曲ではないことがほとんどです。
歌いやすいようにアレンジされていたり、
電子音で作ったものだったりします。
そのため、原曲しか聴いていないと、
カラオケ音源で驚いてしまうこともあります。
そうならないためにも、
カラオケ音源に慣れておくと良いでしょう。
まとめ
今回は曲の音程を覚える流れについて
ステップごとに解説しました。
是非、練習してみてください。