響きのある歌声を手に入れよう!平べったい歌声の治し方


・自分の声が平べったくて悩んでいる。
・か細い声から響く声に改善したい。
・歌の表現がいつも一辺倒になってしまう。

上記の方にオススメの記事です!

 

この記事では平べったい歌声の改善方法を
お伝えしていきます。

今よりも、ふくよかで響きのある歌声を作りたい方は
ぜひ参考にしてもらいたい内容になっています。

 

自分の歌声が子供っぽくて、か細いと思ったことは
ありませんか?

どうやっても鼻声に近い声になってしまうことは
ありませんか?

原因は喉の開きが足りないからです。

 

喉の開きが足りないと、口先だけでの発声になり
迫力のある響く声にはなりません。

喉を開くコツや感覚を掴んでおかないと
今後いつまで経っても平べったい歌声のままです。

変な癖がついて喉を壊す原因にもなりかねないので
しっかりと改善していきましょう!

 

平べったい歌声になる理由

平べったい歌声になってしまう理由をまず始めに
理解しておきましょう!

 

そもそも日本語は口先だけで発声する言語です。

 

いつも通りに「こんにちは。」と言ってみた時は
喉が閉じている状態だと思ってください。

喉仏に手を当ててみると上の方にあるハズです。

 

この段階では喉の空間が狭くなっています。

喉の空間が狭いと響きが共鳴しにくいので
平べったく、細い声になってしまうということです。

 

平べったい歌声だと、ダイナミクスも付けにくいので
表現も一辺倒になりがちではないですか?

もっと歌声に迫力や彩りを加えたいなら
平べったい歌声の改善が必須になります。

 

日本語は平べったい声になりやすい

日本語を使い慣れた私たちは平べったい発声が
体に定着してしまっています。

歌を歌う時にも喋る感覚で発声してしまっていては
響く声が出ないのは一目瞭然ですね!

 

なので、平べったい歌声を改善したいなら
声を出す時の根本を見直す必要があるということです。

 

喉を開き、響く声を作っていきましょう。

太くて厚みのある、いわゆるイケボな声が
手に入ります!

 

平べったい歌声の改善方法

平べったい歌声の改善方法は以下の通りです。

  • 喉の筋肉を鍛える
  • 母音を意識する
  • 息の音をセーブしない
  • 口を大きく開ける
  • 目線は前に向ける

この5点を意識するだけで今までとは違った歌声を
手にすることが可能です。

初心者の方でも簡単にできる改善方法なので
間違ったクセがついてしまう前に練習をしましょう。

 

喉の筋肉を鍛える

喉には胸骨甲状筋という筋肉があります。

別名引き下げ筋とも言われており、喉仏を下げるための
筋肉になっています。

 

喉仏を下げることで、喉が開き響く声を作れます。

 

この甲骨甲状筋を意識して使えるようにしましょう。

 

甲骨甲状筋の鍛え方の手順は以下の通りです。

  1. 「お」の口を作る
  2. 低い音程で発声する(E3以下)
  3. 徐々に音程を上げていく

「お」の口を作り、低いミ(E3)の音を発声すると
喉仏が下がり空洞が出来るのが分かるかと思います。

胸のあたりがブルブルと震える感覚を掴みましょう。

 

その感覚をキープしつつ音程を上げていくことで
自然と喉を開きながらの発声になります。

 

音程を上げるごとに喉仏は徐々に上がってきますが
問題はありません。

喉仏を無理に下げようとすると体が力が入ってしまう
原因に
なるので注意してください。

 

今までよりも喉が開いているという意識を
持って発声することが大切になります。

 

低い音程は案外出すのが難しいです。

口元だけで発声しようとしても出すことは困難です。

お腹を膨らませながら
体全体を響かせるイメージで声を出しましょう。

オペラ歌手になりきった感じで歌ってみると
上手くいきやすいです。

低い音程であっても脳天に声を突き上げるイメージを
持つことがとても大切です。

 

母音を意識する

発音する際は母音を意識しましょう。

母音である「あいうえお」の発音であれば
喉は簡単に開きますが、子音になった途端に
喉が閉じてしまう人は母音が意識できていません。

 

母音を意識しないと声が平べったく聴こえたり
歌がハキハキしすぎて下手に聴こえる原因になります。

 

例えば「か」という子音を発音する際は
「か」の後ろに付随する母音の「あ」を歌う気持ちで
発音するようにしてください。

子音だけで発音してしまうと喉を開いて歌うことが
できないので注意してください。

 

歌う時は母音だけで歌うくらいの感覚でオッケーです。

 

母音を意識する練習法は以下の通りです。

  1. 歌詞を平仮名で書き出す
  2. 言葉全ての横に母音を書く
  3. 母音を意識して歌い込む

こうすることによって自然と母音を歌うことを
意識できます。

 

くれぐれも強調しすぎないように注意です。

例えば「好きだよ」と歌う際に
「すう きい だあ よお」
と強調しすぎるのは気持ち悪いですよね。

子音の後にくっついている母音を自然に
歌うようにしましょう。

 

息の音をセーブしない

初心者の方が歌う時にやりがちなのが
息の音がマイクに入らないようにすることです。

これが非常にもったいないんです。

 

息の音をセーブしてしまうと、
カッコいい倍音の成分も削がれてしまいます。

 

息継ぎやフレーズ終わりの残った息も歌の一部として
捉えて歌ってみてください。

 

息の成分が混ざると音量も大きく聴こえますし、
耳障りの良い歌声を作ることが可能です。

 

息をセーブしてしまう理由の1つにポップノイズが
出ないようにすることが挙げられると思います。

マイクに「ボッ」っと息が乗ってしまうなら
マイクの角度を斜めに傾けてください。

口を狙うのではなく、口と鼻の間を狙いましょう。

 

息は歌の迫力を出すための重要な要素です。

初心者のうちは遠慮せず
息を解放して歌ってみてください!

 

口を大きく開ける

声の最終出口である口がしっかり開いていなければ
平べったい歌声に逆戻りです。

口は大きく開けるようにしてください。

 

リラックスしてあくびをする感覚で口を開くと
喉の開きも感じ取れるのでオススメです。

呼吸もしっかりと腹式呼吸になります。

 

口から喉、気管が一本の太い管で繋がっている
イメージを持って口を開くようにしてください。

 

加えて口角を上げて「い」の形にしておくと
口の中を大きく広げることができるので
響きのある歌声を出す助けになってくれます。

 

目線は前に向ける

歌は目線の向け方によっても大きく変化します。

平べったい歌声になってしまう人は
目線を前に向けて歌ってみてください。

遠くの山を見るイメージを持つと良いですよ。

目線を前に向けることによって首が真っ直ぐになり
首を曲げて喉を閉めてしまうことがなくなります。

 

どれだけ甲骨甲状筋で喉仏を下げて喉を開いても
首が折れていると最大限の力は発揮できません。

 

目は開いておきましょう。

歌声はどんな表情をするかで大きく変化します。

喉を開いて歌いたいなら目を開いておくほうが
やりやすいので試してみてください。

 

簡単なことですが皆さん結構忘れがちです。

前を向いて、目を開いて練習するようにしましょう。

 

まとめ

今回は平べったい歌声を改善する方法を
お伝えしました。

 

そもそも日本語は喉を閉めて発声する言語なので
平べったい歌声になってしまうのは当然なんです。

 

子供っぽくて細い声から、ふくよかで響きのある声に
改善するための方法は以下の通りです。

  • 喉の筋肉を鍛える
  • 母音を意識する
  • 息の音をセーブしない
  • 口を大きく開ける
  • 目線は前に向ける

上記5点を意識しながら練習をしてみてください。

いずれもすぐに取り組める内容だと思うので
今までのこだわりクセは一度全部捨てて、
取り組むことが大切です。

 

平べったい歌声から卒業できれば
もっと歌うことが楽しくなるハズです。

 

ぜひ参考にしてみてくださいね!



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