・有名な歌い手さんはみんなボイトレをしてる?
・ボイトレを受けると、どんな効果があるの?
そんな疑問を持つ方にオススメの記事です。
今回の記事では、有名な歌い手さんの中でも
ボイトレをしたことがある方、したことがない方を
比較しながらボイトレの必要性について解説します!
この記事を読めば、あなたがボイトレをするべきか
どうかを判断することができます。
現在の自分の歌声に自信がない方はもちろん、
自信はあるけどもっと上達のスピードを上げたい方の
参考にもなるのでぜひ読んでみてくださいね。
有名歌い手さんのボイトレ経歴
有名な歌い手さんの中でも、ボイトレをやっている人と
ボイトレをやっていない人が居ます。
その方々を比較して、どんな違いがあるのかを
ボイストレーナーである筆者が解説していきます!
ボイトレをやっている歌い手さんは以下の通りです。
- 天月さん
- ウォルピスカーターさん
- Umiくん
ボイトレをやっていない歌い手さんは以下の通りです。
- 伊東歌詞太郎さん
- 96猫さん
この方々達を参考に、ボイトレが必要かどうかを
解説していきます!
ボイトレをしている歌い手① : 天月さん
非常に聴きやすい芯のある地声と、滑舌の良さが特徴。
そんな中にも、ウィスパーボイスや突き抜けるような
ファルセットを駆使するテクニック豊富な歌い手です。
ボイトレしていることをTwitterでも発言しています。
今日は、ボイトレした、ピアノ弾いた、1曲完成した、ランニングもいった、半身浴もした、猫と遊んだ、洗濯物はいま回してる、ご飯は食べてない
するってーーーーーと天月くん
ゲームを500時間くらいやっても良いってことにならんか???? #なりまへんおかしいな??
なりません??? #なりません— 天月-あまつき- (@_amatsuki_) October 27, 2018
ボイトレをしてきた特徴としては、発声が聴き手に
届きやすいことです。
しっかりと基礎を学ばなければここまでの安定感は
生まれません。
ボイトレをしている歌い手② : ウォルピスカーターさん
高音出したい系男子という異名を持つ歌い手さん。
初見の方は女性の声だと思うかもしれませんね。笑
以前のインタビュー記事にてボイトレをしていたことを
発言されています。
ウォルピスカーターさんの場合は、ボイトレの内容と
自分の感覚が合わず悩んだようです。
しかしそれは無駄ではなく、独学で自身の歌い方を
研究していくキッカケになったのではないでしょうか。
このハイトーンボイスを元から出せていたわけではなく
とことん歌い込んで、試行錯誤していたみたいですよ。
ボイトレをしている歌い手③ : Umiくん
低音は太く、高音は突き抜けるハイトーンボイスを使う
非常に音域の広い歌い手さん。
東京音楽大学の声楽科を卒業しています。
男性離れした音程の広さは、やはりボイトレの効果が
大きく反映されているのだと思います。
高い声だけでなく、安定感のある中低域の歌声も
素晴らしい歌い手さんです!
ボイトレをしていない歌い手① : 伊東歌詞太郎さん
標準的な男性の音域での歌唱が多い歌い手さんですが、
唯一無二の声質や表現で聴く人を楽しませてくれます。
Twitterではボイトレを受けたことがないとの発言も
あるので、自己流で現在の歌声を構築したみたいです。
@santyan6620 僕はボイストレーニングというものを受けたことがないんです…。僕も受けたいです!!でも僕は、毎日決まった時間、継続して歌をうたうことがいちばん上達するんじゃないかと思ってます!継続がいちばんではないかと!
— 伊東歌詞太郎 (@kashitaro_ito) October 2, 2012
ツイート内でおっしゃられているように、継続して
歌を歌うことが一番上達に繋がると伝えています。
恐らく伊東さん自身、相当な継続力と試行錯誤で
歌に取り組んでこられたかと思います。
ボイトレをしていない歌い手② : 96猫さん
歌い手として確固たる実力と知名度を誇る96猫さん。
男性勝りな感情を露わにした表現を持ち味としつつも
時に女性らしい美しい歌声を聴かせてくれます。
自己流ならではの自由な歌唱が特徴と言えます。
少しソースが古いですが、彼女もボイトレをしたことが
ないことをツイートでおっしゃっています。
@kamikaze2546 毎日歌ってるくらいでボイトレというボイトレをまだしたことがないです><やってみたい!
— 96猫 (@96__neko) July 15, 2013
先ほどの伊東歌詞太郎さん同様、毎日歌うという継続が
歌の上達に繋がってきたことを伝えてくれています。
96猫さんの初期の頃の歌声を聴いてみると、明らかに
歌唱力が向上してきたことを確認できます。
まとめ: ボイトレをやるべきかを解説
ボイトレをしている歌い手さんを聴いてみて
分かることは以下の通りです。
- 安定感のある歌声
- 高い声が出せる
ボイトレ経験のある歌い手さんを聴くと、
皆さん共通して滑舌が良く安定感のある聴きやすい
歌声になっていると感じます。
そして高い音程も難なく出せる印象です。
ボイトレをしたことがない歌い手さんを聴いてみて
分かることは以下の通りです。
- 型にハマらない独特な表現になる
- 喉に負担をかけた歌唱が味になる
自己流で歌われてきた方に共通する点は、
自由度の高い表現だと思います。
しかしこれらは本人が自分自身で試行錯誤した上での
賜物だということは理解してくださいね。
自己流で歌を練習するデメリット
何も考えずに歌い込むだけの練習は以下の
デメリットがあります。
- 無理な歌い方をして喉を壊す可能性がある
- 解決策が分からず上達に時間がかかる
- 諦めてしまう確率が高い
これらを回避するために自分で考え取り組める
自信のある方は自己流でも良いかと思います。
とはいえ歌の基礎的な部分を無視する方も多いので
喉を壊したり、思ったように上達しないことを理由に
諦めてしまうことが多いです。
ボイトレはやるべき
結論としてはボイトレはやるべきです。
ボイトレで歌の基礎を学び、問題点をスピーディーに
解決していく方が効率的に上達することができます。
その中で自分好みのオリジナリティを構築することも
可能です。
目的がなく、ボイトレをやるのは意味がありません。
しかし「基礎を固めたい。」「高い声を出したい。」
などの目的があればボイトレは大きな効果を生みます。
ぜひ参考にしてみてください!