こんにちは!
歌い手部のれのんです!
録音のクオリティを一段階
引き上げることのできる
リフレクションフィルターって
ご存知ですか?
今回はリフレクションフィルターの概要と
その効果についてお話ししていきます!
気になる方は是非読んでくださいね!
リフレクションフィルターとは?

↑の男性の顔の前にある、
金属製のおおいのようなものが
リフレクションフィルターです。
音は色々な場所から発生します。
建物の外からは電車、車などの雑音。
建物、家の中では家族の話し声や家電などの雑音。
さらには壁などにも音は反射し、
雑音になってしまいます。
雑音は録音の際とても弊害になるもので
歌声を台無しにしてしまいます。
マイクに飛び込む様々な雑音を
できるだけ防ぐ為のアイテムが
リフレクションフィルターです。
特にコンデンサーマイクなど
微細な音まで拾ってしまうマイクには
効果てきめんです。
また、自宅など大きな声を出せない環境でも
その吸音機能を生かして、防音することができます。
以下の記事では、
オススメのコンデンサーマイクについて
紹介していますので
興味がある方は是非読んでみてください!
どんな効果があるのか?
反射も反響も一切ない空間で
録音出来たら最高ですが
実際よほどしっかりした録音ブース
でないとそれは不可能です。
内側からくる音は吸音、
外側からくる音は遮音の仕事をしてくれる
それがリフレクションフィルターの役割であり、
結果的にクオリティの高い音源を
作りだすことができます。
また、音源のミックスをする際にも、
この雑音というものは大きな弊害になります。
リフレクションフィルターを使うことで
ミックス作業の時間短縮にもつながるでしょう。
置き方で結果が変わる——設置の基本的な考え方
リフレクションフィルターは、置きさえすれば同じ結果になるものではありません。マイクとの位置関係、高さ、向きで、拾う音の印象が変わってきます。製品ごとに推奨される取り付け方は異なるため、最終的には付属の説明書に従うのが前提ですが、共通して押さえておきたい考え方を整理しておきます。
| 調整するところ | 考え方 | 近づけすぎ・離しすぎで起きやすいこと |
|---|---|---|
| マイクとフィルターの距離 | マイクの後ろ側を包む位置に置く | 近すぎるとフィルター面からの跳ね返りが乗りやすい。離しすぎると回り込む音が増えやすい |
| 高さ | 口の高さに対してマイクが中央に来るように合わせる | フィルターの端に寄ると、片側だけ処理された不自然な状態になりやすい |
| 左右の中心 | マイクをフィルターの幅の真ん中に | ずれていると左右で条件が変わる |
| 歌う側との距離 | 普段のマイクとの距離を変えずに設置する | フィルターに合わせて歌う位置を変えると、声の入り方そのものが変わる |
いちばん多い失敗は、フィルターを付けたことで歌う位置がいつもより遠くなってしまうことです。マイクから離れれば、その分だけ部屋の音の割合が増えます。フィルターを導入したのに部屋鳴りが増えた、という場合はここを疑ってみてください。マイクとの距離が変われば入力レベルも変わるので、設置後は録音レベル・ゲインの設定を必ず取り直しておくと安心です。
マイクスタンドへの負荷を見ておく
この手のアイテムはある程度の重さがあります。マイクとフィルターの両方を1本のスタンドで支えると、前側に重心が寄り、お辞儀するように傾いたり、最悪の場合は倒れたりします。重心が前に出るぶん、脚のしっかりしたスタンドが必要になるという点は、購入前に確認しておきたいところです。対応する取り付け方式や重量は製品によって異なるため、公式サイトや商品ページで確認してください。
部屋の条件で効果の出方が変わる
同じ設置でも、部屋によって結果が変わります。これは、フィルターが処理できる範囲が限られているためです。自分の部屋がどの状態に近いかを把握しておくと、期待値の設定を誤りにくくなります。
- 壁との距離…壁のすぐ近くで録ると、フィルターで受けきれない方向からの反射が返ってきやすくなります。部屋の中央寄りに立てるだけで印象が変わることがあります。
- 床と天井…フィルターは主にマイクの後ろから左右を覆う形です。床と天井からの反射は基本的に守備範囲外で、硬い床の部屋ではここが残りやすいと言われています。
- 家具の量…本棚、布製のソファ、カーテン、布団といった柔らかいものが多い部屋は、もともと反射が少なめです。家具のない空き部屋は響きやすい傾向があります。
- 窓とガラス面…硬く平らな面は反射しやすい場所です。厚手のカーテンを閉めるだけでも条件が変わります。
つまり、リフレクションフィルターは部屋の対策と組み合わせて考えるものだといえます。部屋側で何ができるかを知っておくと、どこまでを機材で解決し、どこからを環境で解決するかの線引きがしやすくなります。詳しくは宅録の防音対策にまとめています。
「吸音」と「遮音」は別のもの
ここは混同しやすいところなので整理しておきます。マイクの周囲で反射を受け止めて録音への影響を抑えるのは吸音側の話です。一方、外に声を漏らさない・外の音を入れないのは遮音側の話で、こちらは基本的に壁や窓など建物側の条件で決まります。リフレクションフィルターは前者を助けるものであって、隣室に声が漏れなくなるといった性質のものではありません。夜間に大きな声が出せない、といった悩みは、別の方法で対処を考える必要があります。
導入前後で自分で確認する方法
効果があったのかどうかは、感覚ではなく録り比べで確認するのが確実です。手順はシンプルです。
- フィルターなしで、いつもの位置・いつもの設定で1フレーズ録る
- 設置する。このときマイクの位置と歌う位置は動かさない
- 同じフレーズを、同じ入力設定で録る
- 2つを並べて、同じ音量に揃えてから聴き比べる
4番の「音量を揃える」が抜けると、単に音量が大きいほうを良く感じてしまい、判断を誤ります。聴くポイントは次のとおりです。
- 語尾を切ったあと、音が消える速さ(残響が短くなっているか)
- 声の後ろに薄く付いてくる部屋の響きの量
- 低音側がこもって聞こえていないか(近くなりすぎていないか)
- エアコンや外の走行音など、遠くの生活音が減っているかどうか
4つ目は特に誤解されやすい項目です。空調音や交通音のような常に鳴り続けている音は、この手のアイテムでは大きく減らないことが一般的です。減っていなくても不良ではなく、そもそも守備範囲が違うと考えてください。判断に迷うときはヘッドホンで聴くと差が分かりやすくなります。選び方はモニターヘッドホンの選び方を参考にしてください。録音環境全体の組み方を見直したい場合はオーディオインターフェースの選び方もあわせてご覧ください。
自作という選択肢をどう考えるか
市販品を買う前に、手元の材料で似たものを作れないかと考える人は多く、吸音材やスポンジ、段ボールを組み合わせて自作した記録は個人ブログにいくつも公開されています。マイクの後ろ側を柔らかい素材で覆うという骨格は共通していて、考え方そのものは市販品と大きく変わりません。
ただし、自作には市販品と違う前提がいくつかあります。
- 支え方を自分で設計することになる:市販品にはスタンドへ取り付ける金具が付いていますが、自作の場合は別の台に載せる、棚や壁際に立てかけるなど、置き方から考える必要があります
- 素材で結果が変わる:硬い板だけで囲うと、かえって跳ね返りが増えることがあります。表面が柔らかく、音を受け止められる素材であることが前提です
- 見た目と手間は割り切る:毛布やクッションを積む方法は手軽な反面、録るたびに組み直すことになり、毎回同じ条件を再現しにくくなります
部屋側でどこまでやれるかを先に試して、足りない分を機材で埋める――という順番で考えるなら、自作はその途中に置ける段階です。素材の種類や貼る場所の考え方は宅録用の吸音材の選び方にまとめています。
効果が出にくい場面と、混同しやすい別のアイテム
導入しても変化を感じにくいことはあります。先に知っておくと、判断を誤りにくくなります。
| 状況 | 起きやすいこと |
|---|---|
| もともと柔らかいものが多い部屋 | 元の反射が少ないぶん、前後の差が小さく感じられることがあります |
| マイクから離れて歌っている | 距離そのものが原因の場合、まず距離を見直すほうが変化が大きいことがあります |
| マイクに近づけすぎて設置した | 直接音とわずかに遅れた跳ね返りが重なり、声が薄く不自然に聞こえることがあります |
3つ目はコムフィルターと呼ばれる現象で、録ったあとの編集で取り除くのが難しい種類の変化です。位置を動かして録り直すほうが現実的なので、設置後の確認はここまで含めて行っておくと安心です。
もう一つ、費用をかけずに試せるのが、立つ場所と体の向きを変えることです。壁を背にして歌うのか、部屋の対角線上に立つのかだけでも、返ってくる音の量は変わります。フィルターを足す前に同じ部屋の中で何パターンか録って比べておくと、機材でどこまで埋めるべきなのかの見当がつきます。
ポップガードとは役割が違う
マイクの前後に付ける見た目が似ているため混同されやすいのですが、ポップガードは「パ行・バ行などで出る息がマイクに当たる音」を抑えるためのもので、部屋の反射とは別の問題を扱っています。どちらかがあればもう一方が要らなくなる関係ではなく、併用されることも珍しくありません。役割の違いはポップガードの効果と選び方で整理しています。
まとめ
歌を録音する場合は
大きな声を出さざるを得ないので
どうしても防音対策に
気を使わなければならないのが現実です。
自宅で録音作業をしたい方で
防音、雑音対策しなければならない環境の方は
リフレクションフィルターを使うことを
強くオススメします!
























