テスト終わりにカラオケに行った時、
家で歌おうと思った時、あなたは何をしますか?
いきなり好きな曲を歌い初めていませんか?
それでは、
自分の実力を出し切ることは難しいです。
高い声が掠れてしまったり、
ロングトーンが続かなかったり…。
あまり上手く歌えなくて、
嫌な気分になってしまうこともあるはず。
そうならないためには、
どうすればいいのでしょうか?
それは、ずばり
歌う前にウォーミングアップをすることです。
今回は、そんなウォーミングアップの仕方を
お伝えしたいと思います。
なぜウォーミングアップをするのか
ボイストレーナーや歌手の間では、
「歌はスポーツだ」とよく言われます。
足で声を出すための支えを作り、お腹で呼吸をする。
首を通して、声帯を震わせ、口から歌声を出す。
まさしく、歌を歌うことは
全身を使った運動と言えるでしょう。
だから、スポーツ選手が運動の前にストレッチするように
歌う前にストレッチをするべきなのです。
スポーツをする前にストレッチをすることで、
自分の身体を解します。
自分のベストを尽くすために、
ストレッチは不可避です。
また、ケガをしないためにも
ストレッチをする必要があります。
いきなり、負荷のある運動をすると
身体を壊してしまうことも…。
歌を歌う前にストレッチをすることで、
声帯がほぐれて歌うための身体の準備ができます。
また、ウォーミングアップすることで
声が枯れにくくなります。
さらに、高い声もきれいに出たり、伸ばし切れたりと
歌うことも楽しくなります。
どうせなら、自分の持っている実力を最大限引き出して
楽しく歌いたいでしょう。
そこで、身体の部位に合わせて
それぞれのストレッチ法をお伝えします。
歌う前のストレッチ・ウォーミングアップ
顔のストレッチ
- 「い」と「う」の口の形を交互にする。
- 「あ」と「う」の口の形を交互にする。
- 手で顔全体をもみほぐす。
口・喉のストレッチ
- 上を向いて舌をまっすぐ突き出して、舌を上下させる。
- 口を閉じて、舌を回す(左・右を10回ずつ)
首のストレッチ
- 首をゆっくり回す。
- 首を手でもみほぐす。
その他(肩・腰・腹など)のストレッチ
- 肩を回します。
- 両手を組んで、上に大きく伸びます。
- 片方の手の手首を持って、体を横に倒します。