こんにちは!
歌い手部のレモンです!
「もっと歌いたいのに、
すぐ喉枯れちゃうんだよな・・・。」
本当に歌いたい曲を諦め、
比較的楽に歌える曲を選ぶ・・・。
カラオケでそんな悔しい経験を
したことはありませんか?
いっぱい歌うぞーと意気込んで
カラオケ店に来たはいいものの、
喉が枯れてしまうと
やる気が削がれてしまいますよね。
今回は声が枯れてしまう原因と改善法、
そしてその対策について書いていきます。
興味がある方は是非読んでみてくださいね!
喉の仕組みを理解
声が枯れる原因を話す前に、
そもそも人間は
どうやって声を出しているかご存知ですか?
まずは喉の仕組みから話していきます。
喉には声帯と呼ばれるひだのような
声を出すための器官が備わっています。
ここに息が通過し、振動することで
声になります。
ここに何らかの原因で
負荷がかかることにより、
喉が枯れてしまうということに
なってしまっています。
では考えられる原因、改善法を見ていきましょう。
声が枯れる原因と改善法
声が枯れる原因は
人によって様々な要素が考えられます。
なので、声が枯れている原因はこれです!
と断定はできません。
4つのポイントに分けて書いていきますので
1つ1つチェックしてみて欲しいです!
喉が開いていない
この原因は、高い音程を必要とする歌を
無理やり歌おうとする男性に
よく見られる傾向にあります。
高い声を出そうとすると、
喉がキュッとしまってうまく出せない。
そんな経験はありませんか?
これは、声をスムーズに出すために必要な
声の通り道となる喉が開けていないことで
発生している現象です。
喉を開く = あくびをしている時の喉の形
なんてよく言われていますね。
とは言いつつも、
高い声を出すときは喉を締めるというクセ
が身についてしまい、
なかなか改善できていない人は多いです。
以下の記事では喉の開き方、感覚について
レクチャーしていますので
こちらも併せて読んでみてください!
声帯閉鎖がうまくできていない
声帯をしっかりと閉鎖できていないため、
声の中に息が混ざり、それが元で
喉を枯らしてしまう原因に
なってしまっているパターン。
「声がかすれてしまう。」
という方に多く見られる傾向にあります。
以下の記事では、
声帯閉鎖について詳しく述べていますので
こちらもチェックしてみてください!
腹式呼吸ができていない
腹式呼吸ができていない事も
原因の1つとしてあげられます。
というのも、腹式呼吸ができていないと
力強い発声ができないため、
人間はそれを無意識に改善しようとして
声が出るポイントである
声帯に過剰に力を入れてしまい、
結果的に声を枯らしてしまう。
ということになってしまっている方もいますね。
腹式呼吸が原因となる理由はここにあります。
腹式呼吸について詳しくは
以下の記事をご参照ください!
楽に高音を出せていない
基本的に声を枯らしてしまう方は
高い声を無理に出そうとして
枯らしてしまう方が多いです。
そのため楽に高音を出せていない事も
原因の1つとして考えられます。
俗にチェストボイスと呼ばれる
地声のみで高音を歌い切ろうとすると
すぐに声を枯らしてしまいます。
チェストボイスについて詳しくは
以下の記事をご参照ください!
楽に高音を出す方法として
俗にファルセット、ヘッドボイスと呼ばれる
いわゆる裏声を使う発声方法と
ミックスボイスと呼ばれる
地声と裏声の特性を生かした方法が
あげられます。
これらの発声方法を知り、習得する事で
楽に高音を出せるようになります!
ファルセット、ヘッドボイスについては
以下の記事をご参照ください!
ミックスボイスについてはこちらから!
喉に無理な力を入れないコツ
喉に無理な力を入れないコツとして
姿勢と意識も関係してきます。
腰と肩と首(頭)の位置を常に一定に保つ姿勢をし、
下顎よりも上顎を使う意識をし、
意識は前側ではなく背中側におくと良いと
言われています。
以下の記事では、
歌うときの正しい姿勢について書いています。
こちらも併せて読んでみてください!
声枯れを治す方法(歌う前)
声がかれるということは声帯の炎症です。
なので、炎症を抑えることができれば
美声を取り戻すことができるということです。
ここでは、日常でできるケア方法を
紹介していきます。
カラオケに行く道中など、歌う前は、喉スプレーや
のど飴で声帯をケアをしておきましょう。
ボイスケアを目的としたものであれば
さらに効果を期待できます。
マスクで喉を保湿しておくことも大切です。
また、喉に良いものを摂取することで
予防や改善を期待する事もできます!
以下の記事では、
喉に良い物、悪いものについて書いています。
こちらも併せてご覧ください!
声枯れを治す方法(歌っている最中)
続いて、カラオケなど
すでに歌っている時にできる
ケア方法をご紹介します。
高い歌を無理に歌わない
声が枯れてしまう主な原因としては
無理に声を出してしまうことが1番多いです。
普通に歌える歌ならば
無理に声を出すことはないので、
のどに負担はかかりません。
しかし、高い歌を声を無理やり歌うようにすると、
のどに負担がかかってしまい、
声枯れの原因となります。
なので、自分にとってキツイと思う歌は
無理に歌わないようにするべきです。
もしキツイと思う箇所があるならば
無理に声を出そうとせず、
裏声などを使うとのどに負担はかかりにくいです。
歌いやすい歌をはさむ
もし高い歌を歌いたいという場合には、
連続で歌うのはずっとのどに
負担がかかってしまいます。
途中途中に歌いやすい歌をはさむようにしましょう。
そうすることでのどへの負担は減り、
声枯れを防ぐことができます。
音域の幅が広くない歌などを選ぶと
良いと思います。
高すぎる歌はキーを下げる
「歌いたい歌が全部自分には高い…。」
「だけど、曲を変えたくないし、
歌いやすい歌をあえて選ぶのは嫌。」
なんて思う人もいると思います。
ですが、そのような自分に無理な歌を無理やり歌えば
確実に声は枯れてしまいます。
どうしても歌いたい歌がある場合は
キーを少し下げるようにすると歌いやすくなります。
それによって本来キツイ部分も
自分の音域でカバーできるようになり、
無理やり声を出さないようにすることができるので、
声が枯れるのを防ぐことができます。
水分をこまめに摂取する
声枯れはのどの乾燥によっても起きます。
ずっと歌っているとのどを開けていることになるので、
必然的にのどは乾燥します。
そのため、こまめに水分を摂取してのどを潤すようにしましょう。
ちょっとでも乾いてきたと思ったら、
一口だけでも良いので水分を取るようにしましょう。
注意すべきなのは炭酸飲料です。
飲みすぎると炭酸が腹にたまりすぎで
歌う時に苦しくなってしまうので、
飲み過ぎには注意です!
歌以外で無理に声を張らない
自分が入れた曲以外でも、
他の人が歌う時に曲を盛り上げたりするために
声を張る人もいると思います。
その場合はマイクを使用していないので、
大声を出す必要があり、
のどへの負担が大きくなってしまう事が多いです。
自分の歌以外で声を張るようにすると
自分の歌まで持ちませんし、
のどをさらに痛めてしまいます。
他人の歌を盛り上げるにしても、
適度に行うのがベストです。
声が枯れ始めたら休む
いくら無理しないことを意識しようとしても
普段よりは確実に声を出すのが歌です。
普通に自分の出やすい音域で歌っても
次第に声が枯れてきてしまうのは普通です。
そんな人は声が枯れ始めたら
少し休憩をするようにしてください。
水分を補給したり、次の自分の番を飛ばすなどして
のどを休めるようにしましょう。
無理して続ければ悪化するだけですので、
しっかりと休めるようにすることが必要です。
もし枯れてしまったら・・・
いくら気をつけようと思っても
歌っていると声は枯れてきてしまうものです。
そんな時に使える方法を
いくつかご紹介します。
声枯れに効くツボ
声が枯れた時に効果のあるツボがあるんです。
3つご紹介しますね!
指先で、左右の耳元から鎖骨の真ん中にかけて
撫でてみてください。斜めに走る筋があると思います
この筋の内側、ちょうど喉仏の斜め下(左右)に
あるこの部分を指先で優しく押してみてください。
このツボを水突と呼び、
喉の痛みや声枯れに効果があります。
そしてその水突の下、
ちょうど左右の鎖骨に挟まれたくぼみにも
喉の痛みや声枯れに効果があるツボがあります。
指で4、5回押してみましょう。
このツボを天突と呼びます。
そしてもう1つ、手の人差し指と
親指の骨が交わるポイントにあるくぼみ。
手の甲側から反対の手の指で押してみてください。
このツボを合谷と呼びます。
合谷は歯の痛みを和らげたりなど、
万能ツボと言われていますので、
この機会に覚えておいて損はないです!
このツボは緊張を和らげる効果もあり、
リラックスして歌いたい方にもオススメします!
声が出なくなった時のごまかし方
声が出なくなってきた…、というときは
いっそのことごまかしちゃいましょう!
その方法として、エコーを強くする
という方法があります!
エコーを強くすると
どういう利点があるかというと
多少音程が外れてもごまかせます。
声がかすれたり途切れてもあまり目立ちません。
この方法、ちょっと歌がイマイチな
アイドルもやっている手なんです。
音程を取るのが苦手という方にもオススメです。