【裏声でしか歌えない…。】地声・力強い声で歌う方法

【裏声でしか歌えない。】地声・力強い声で歌う方法

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【2026年7月更新】今日から始められる「1日10分の練習メニュー例」を追記しました。

こんにちは!
歌い手部のレモンです!

 

「力強く歌いたいのに裏声しか歌えない…。」
「高い音程は裏声でしか無理!」

 

せっかく楽しく歌いたいのに
盛り上がるところで弱々しいと

気分も萎えてしまいますよね。

 

今回は、裏声でしか歌えないという人のために
力強い声で歌う方法を解説していきます。

興味がある方は是非読んでください!

 

 

地声と裏声

人間の声は2種類に分けられます。
地声と裏声です。

まずはそれぞれどういった発声方法で、
どういった特徴があるのかを解説します。

 

地声

自分で意識しなくても
出せることができ、

主に会話などに使われる声のことで、
俗にチェストボイスなんて呼ばれます。

 

チェストボイスのチェストは
胸という意味があり、

胸あたりを振動させることによって
発声する事から、このような名前で呼ばれます。

 

音の特徴としては、
主にその人の声質が強く現れやすく、

鍛えれば力強い声を発声する事ができ、
歌うためには必要不可欠な技術です。

 

以下の記事では
チェストボイスについて詳しく解説しています。

こちらも合わせてお読みください。

【力強い地声があなたのものに!!】チェストボイスとは?

【力強い地声があなたのものに!!】チェストボイスとは?

2020.02.27

 

裏声

地声の力強さとは裏腹に、

気の抜けたような、
柔らかい印象を持つのがこの裏声。

 

俗に息漏れのする裏声をファルセット、
息漏れがしない裏声をヘッドボイスと呼びます。

どちらも透き通るような音を
出せるのが特徴です。

 

普段から地声で歌う習慣が
ある方にとっては、

地声で歌うことは
当たり前のことかもしれませんが、

 

特に女性の合唱・声楽経験者の中には、

地声で歌うことができないという方が
少なくありません。

 

裏声についてもっと詳しく知りたい

という人はこちらの記事も
合わせて読んでみてください。

ヘッドボイス

ヘッドボイスとは?ミックスボイスとの違いは?出し方とコツを公開!

2022.05.06

 

裏声でしか歌えないことのデメリット

裏声でしか歌えないと、
基本的に力強い声は出せません。

なので、ロック系など激しい歌には
合わないと感じる方も多いんです。

 

さらに、裏声だけでは

高い声を出す事は容易でも、
低い音程を出す事ができません。

 

様々な歌を歌えるようになるためにも
力強い声を出せるようになるためにも

地声を練習する事は必要となってきます。

 

地声で歌えることによるメリット

自分の個性が表現しやすくなる

地声は、裏声に比べてると

自分本来の声色、
特徴が顕著に現れる発声と言えます。

 

合唱のように、1つのパートを
複数人で声をそろえて歌う時には、

個性を出さないようにすることが
必要となる場合もありますが、

 

ソロで歌う場合や各パートを
一人で担当する場合などには、

地声も取り入れて歌うことにより、
自分の個性をより自然に表現することができ、

鍛えればあなただけの武器にもなります。

 

歌える曲の幅が広がる

裏声は低音になっていくにつれ、
弱くなっていくという特徴があります。

裏声のみでは、すべての音域を高音と同様に
力強く発声することはできません。

 

裏声のまま、低音域を無理に
力強く発声しようとすることは、

声帯を過剰に圧迫することとなり、
のどを壊す原因にもつながります。

 

地声でも歌えるようになると、
無理なく広い音域を力強く歌えるようになるため、

歌える曲の幅が一気に広がります。

 

地声のような力強いミックスボイスを出せる

例えば、DREAMS COME TRUEの吉田美和さんや
Superflyさんのように高音域を力強く歌うためには、

ミックスボイスというテクニックが必要となります。

 

このミックスボイスを作り出すには、

地声で使う筋肉と裏声で使う筋肉が
同程度の強さを持つ必要があります。

 

普段裏声ばかり使っている人は、

裏声の筋肉ばかりが発達し、
地声の筋肉が弱い可能性があります。

 

裏声でしか高音が出ないという人は

積極的に地声で歌うことにより、
地声の筋肉を鍛えることができれば、

地声のような力強いミックスボイスを
作り出すことが可能となるのです。

 

ミックスボイスについて詳しくは
以下の記事をご参照ください。

ミックスボイスへの地声アプローチ方法を徹底解説

ミックスボイスへの地声アプローチ方法を徹底解説

2018.02.25
ミックスボイスへの裏声アプローチ方法を徹底解説

ミックスボイスへの裏声アプローチ方法を徹底解説

2018.02.25

 

力強い地声で歌うためのコツ

声帯を閉じる感覚をつかんで声を出す

息を吐く、吸うときには声帯は開いており、
声を出す時は声帯は閉じているので

息を止めることでこの声帯を
閉じる感覚を身につける事ができます。

 

この声帯を閉じる感覚について
詳しくは、以下の記事で解説していますので

こちらも合わせて読んでみてください。

声帯閉鎖に必要な閉鎖筋の鍛え方を解説しようか

声帯閉鎖に必要な閉鎖筋の鍛え方を解説しようか

2017.08.01
【発声の基本!!】声帯閉鎖の感覚・鍛えるためのトレーニング【2026年版】

【発声の基本!!】声帯閉鎖の感覚・鍛えるためのトレーニング【2026年版】

2019.12.12

 

話し声の延長で声を出す

歌声と話し声は全然違うものですが

地声を練習する際、歌うことを意識せず
話し声の延長で声を出してみると

地声の感覚をつかむ事ができます。

 

最初はこんにちはなど、
最後の母音があで終わる言葉ではじめ、

それに慣れてきたら別の母音で
終わる言葉で練習していきます。

 

この時音の高さは気にせずに、
普段自分が喋る時の音程で大丈夫です。

 

胸を震わせる感覚を身につける

地声、もといチェストボイスは

胸を震わせることで
効率よく低い声を出す発声法です。

 

そのため、胸が震えているか、
自分の手を当ててみて、意識してみてください。

胸が震えている事が確認できたら、
地声習得はもう目の前です!

1日10分でOK!地声を育てる練習メニュー例

記事で紹介したコツを、毎日続けやすい形にまとめました。順番どおりにやると10分程度です。

  1. エッジボイス(1分):「あ゛ー」と低く絞った声で声帯を閉じる感覚をウォームアップ。やり方はエッジボイスの出し方へ
  2. 話し声の延長で発声(3分):「おーい」と人を呼ぶ声のまま、音程を少しずつ上げ下げする
  3. 胸に手を当てて「あー」(3分):胸の振動を感じながら、低めの音でロングトーン
  4. 低めの曲のサビを地声で歌う(3分):出しやすいキーに下げてOK。「裏声に逃げない範囲」で止めるのがコツ

注意:喉が痛むときはすぐ中止してください。力任せに張り上げるのは逆効果です。声帯を閉じる感覚がつかめない人は声帯閉鎖のトレーニングが近道です。

地声と裏声の両方が育ってきたら、次のステップは2つの声を繋げるミックスボイスです。

地声とのバランスや切り替えは、自分の耳だけでは判断しづらい部分でもあります。独学で行き詰まりを感じたら、歌い手向けボイトレ教室4校の比較記事で無料体験のあるスクールを確認してみてください。

カラオケで全部裏声になってしまうときの切り分け

練習を始める前に、どの場面で裏声に逃げているのかを確認しておくと、やることが絞れます。「裏声でしか歌えない」と一口に言っても、出方は人によって違います。スマホで1曲録音して聞き返すと、自分がどれに当てはまるか判断しやすくなります。

出方考えられること先に試すこと
曲の最初から最後まで、ずっと裏声地声を出す感覚そのものがつかめていない記事内の「話し声の延長で声を出す」から始める
Aメロは地声、サビだけ裏声になる原曲キーが自分の地声の範囲より高いキーを下げて、地声のまま歌えるか試す
地声で出そうとすると途中で裏返る切り替わる境目の高さで力が抜けている裏返る直前の音を、その高さだけ往復する
普段の会話は地声、歌になると裏声「歌う声」を特別なものにしてしまっている歌詞を音程なしで読み、そのまま音をつける

意外と多いのが2つ目です。原曲キーが高すぎると、地声で出すという選択肢がそもそも無くなり、全部を裏声で処理するしかなくなります。その状態で練習を重ねても、地声の感覚はなかなか育ちません。カラオケなら2〜3個下げてみて、サビが地声のまま歌えるところを探してみてください。下げ幅の決め方は自分に合うキーの見つけ方で解説しています。地声で届く高さを少しずつ広げていきたい場合は高音をスムーズに出す方法もどうぞ。

逆に、キーを下げても裏声のままになる人は、高さの問題ではありません。その場合は1つ目・4つ目に当てはまることが多いので、この記事のコツと練習メニューを順番に進めるほうが近道です。

「裏声でしか歌えない」と「裏声が出ない」は別の悩み

検索していると似た言葉が並ぶので、ここで整理しておきます。この記事が扱っているのは、裏声は出せるけれど地声が出ない・地声で歌えないという側です。合唱や声楽の経験がある方、話すときより歌うときに声が軽くなる方が当てはまります。

反対に、地声は出るが裏声のほうが出せない、いわゆる「地声でしか歌えない」状態は、原因も練習内容も変わります。そちらは裏声が出ない・地声でしか歌えない人へで、原因の切り分けから練習法までまとめているので、読む記事を間違えないようにしてください。

どちらの悩みでも、最終的に目指す形は同じで、2つの声の力が釣り合った状態です。片方だけを鍛え続けても、歌える範囲は広がりにくくなります。自分に足りていない側から手をつけるほうが、遠回りに見えて結果的に早く進みます。

息が支えられていないと、地声は続かない

地声が出ないという相談で見落とされがちなのが、息の使い方です。裏声は少ない息でも形になりますが、地声で歌い続けるには、一定の量の息を安定して送り続ける必要があります。息が浅いまま声を出そうとすると、フレーズの途中で保たなくなり、裏声側に逃げる形になりやすくなります。

確認の仕方は簡単です。低めの音で「あー」と伸ばし、何秒めで声が細くなるかを数えてみてください。すぐ細くなるようなら、発声のコツより先に息の配分から整えるほうが早く進みます。呼吸の使い方は正しい腹式呼吸を身につけようで解説しています。

ただし、息を強く吐けばよいという話ではありません。勢いで押し出すと喉まわりに力が入り、かえって続かなくなります。長く細く送るくらいで十分です。喉に違和感が続くときは練習をいったん休み、必要に応じて専門機関に相談してください。

「地声で歌うのが恥ずかしい」という抵抗感を外す

合唱や声楽の経験がある方、普段から声量を抑えて話す方に多いのが、技術ではなく気持ちのほうのブレーキです。地声は自分の声質がそのまま出るぶん、裏声のほうがきれいに聞こえると感じて、無意識に逃げていることがあります。この状態で発声練習だけを増やしても、なかなか変わりません。

有効なのは、人に聞かれない状況をつくってしまうことです。車の中、カラオケのひとり利用、家に誰もいない時間帯など、音量を気にしなくていい場所で1曲だけ地声のまま通してみてください。一度「出しても大丈夫だった」という経験ができると、そのあとの練習が進みます。

地声と裏声を行き来して、境目をならす

地声そのものを育てるのと並行して、2つの声を行き来する動きを入れておくと、曲の中で使えるようになります。どれも数分で終わる内容です。

やること意識する点
低い地声から高い裏声まで、サイレンのように一息でつなげる切り替わる場所で止まらず、音を切らさないこと
裏返る直前の高さを、地声と裏声で交互に出す同じ高さで、声の出し方だけを入れ替える
同じ動きを別の母音でも試す母音が変わっても同じようにできるか確かめる

母音によって出しやすさが違う点も、知っておくと役に立ちます。「エ」や「ア」は地声の感覚をつかみやすく、「ウ」や「イ」は裏声側に寄りやすい傾向があります。地声で出しにくい箇所は、いったん出しやすい母音に置き換えて歌い、感覚がつかめてから元の歌詞に戻すと進めやすくなります。つなぎ目そのものを滑らかにしたい場合は裏声と地声をなめらかに切り替えるコツもあわせてどうぞ。

胸の響きをつかめてくると、歌だけでなく話し声の印象も変わってきます。女性の場合、落ち着いた声を狙って無理に低く出そうとすると、かえって喉が締まって軽い低音になりがちです。締めずに落ち着かせる手順は女性のイケボの出し方で4ステップに分けて説明しています。

力強く出せるようになると、今度は抑えて歌う区間でつまずく人が増えます。Aメロや落ちサビで小さく歌おうとした途端に、音程がぶら下がったり息が先に漏れたりしやすいからです。張る技術と抑える技術は別物なので、小さく歌うときに音程と息が崩れる理由もあわせて押さえておくと安定します。

練習に使う曲は「話す高さに近いもの」から選ぶ

練習台に選ぶ曲を間違えると、地声が出ないのか曲が高いのかが分からなくなります。最初は、普段の話し声に近い高さが中心で、サビでも大きく跳ね上がらない曲を選んでください。歌いたい曲と、地声を育てるための曲は分けて考えるほうが結果的に早く進みます。曲の選び方の考え方は練習曲の選び方にまとめています。



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