【裏声が出ない方必見】練習方法やコツを徹底解説


裏声が出ず声がかすれてしまう。

 

今回はそんな方におすすめの
練習法を紹介します。

裏声を出せれば、高音の発声にも
役立ちます。

 

是非参考にしてみてください。

裏声が出ない理由

裏声が出ない人は全身に余計な力
が入っている事が多いです。

声を出す時には、リラックスして
お腹の底から出すことが重要です。

 

特に裏声の場合には喉をよく使いますので
喉に余計な力が入っているとまずいんです。

また、裏声の練習をする時に裏声だけを出
し続けてしまうという事も多いです。

 

地声と裏声を交互に出すと裏声が出しやすく
なります。(詳しく下で紹介します。)

 

 

裏声とは


裏声は輪状甲状筋甲状披裂筋など
筋肉を鍛えることで出せるようになります。

また、裏声を鍛えることで高音を
安定して出せるようになります。

 

実際高音が綺麗に出せる人は例外なく
裏声も安定して出せます。

 

裏声の鍛え方についてはコチラ

芯のある声を出せるようになる「喉を開く」感覚の掴み方と練習法

2019.07.18

 

地声と裏声の違い

地声は、声帯声帯粘膜と呼ばれるヒダが
振動し声を出す状態を指しています。

裏声は声帯の筋肉が硬くなり停止しています
が、声帯粘膜のヒダは振動して出る声です。

 

自然に出せる音域や話し声で発音した時に
喉に力が入らない状態なのが地声です。

同様に高い音域で「ホー」と発音した時
若干喉に力が入ります。これが裏声です。

 

この二つの発声法の違いを認識すると
男性でも楽に裏声が出ます。

やみくもに裏声ばかり出していると、
喉を痛め声が出なくなりかねません。

 

初めは地声と裏声の違いを認識し
発声法の違いに気付くことが重要です。

 

 

裏声の練習法


フクロウ犬ひやかし練習法

裏声の出し方というと頭から声を出すや
喉を開くなど想像しづらいものが多いです。

今回紹介するのはフクロウ、犬、冷やかし
のモノマネをして裏声を鍛える練習法です。

 

まずはフクロウの鳴き声を裏声で真似ます。
次は裏声で犬の遠吠えを真似してみましょう。

最後は友達を冷やかす時のヒューという声を
裏声で真似てみましょう。

 

初心者にもイメージしやすい練習法なので
やってみてください。

 

 

鼻歌を歌う

初心者向けの練習法として
鼻歌(ハミング)があります。

口を閉じたままで発声をすることで
鼻を抜けるような音が出ます。

 

この鼻歌の状態で、高い声が
出しづらい曲を歌います。

それでも高い声が出ないならオリジナルキー
から半音~1音下げた状態でやってみます。

 

高音の出し方についてはコチラ

芯のある声を出せるようになる「喉を開く」感覚の掴み方と練習法

2019.07.18

 

 

喉から力を抜く

裏声を出せない人が裏声を出そうとすると
緊張し喉が締まってしまうことがあります。

発声練習で多くの方が「ア」の発声で
練習をされています。

 

「ア」の発音は喉に一番力がかかりやすく
高音になるほど喉に力が入ってしまいます。

なので喉に力を入れずに発音できる「ハ」の
一音から徐々に音程をつけて発声します。

すると力が抜けた声が出せるようになります。

 

 

オの音を裏声出だす

この方法では喉の力を抜き、リラックスして
オ段の音を出してみます。

「ハ行」の音は息が先行して声を作り
喉に負担がかかりません。

 

また「オ段」の音は、口腔内で音が響くため
裏声を出している感覚が良く分かります。

他には「マ」や「ナ」も柔らかなイメージが
あり、リラックスしやすい傾向にあります。

 

また鼻に掛けた発声をするので
裏声につなげやすいです。

急に声を出すのではなく
低音から裏声へ整えていくイメージです。

 

 

地声と裏声を交互に発声

この練習を繰り返すと、声帯を開いたり
閉じたり出来るようになります。

すると曲の中で綺麗な裏声を出せるよう
になるんです。

 

具体的にはナの発音で低いC音とオクターブ
上のC音を4拍ずつ交互に伸ばします。

この練習では低い音(地声で出せる声域)と
オクターブ上の裏声を使い分けながら発声
することを意識します。

慣れてきたら、半音ずつ上げていきます。

 

 

吸いながら裏声を出す

この方法では息を吸いながら裏声を発します。

 

皆さんも驚いた時、息を吸って声が
出ることがあると思います。

この時、ほぼ誰でも裏声が出ています。
この状態をつくるのがこの練習法なんです。

裏声の出し方について詳しくはコチラ

 

 

裏声が出なくなったら?


裏声が出なくなった場合念のため
1~2週間は歌の練習を休みましょう。

喉の痛みが強い場合や、話し声もかすれて
しまう時は耳鼻咽喉科へ行きましょう。

 

 

喉を痛めないためには

練習は1~2時間程度にし休憩を
取りながら行うことも大切です。

水分補給を行い、喉を潤しながら行い
ましょう。喉用の加湿器なども便利です。

喉を痛めないためには突然歌い出さず
徐々に喉を慣らしていくことが大切です。



歌い手部公式ボイトレテキスト
絶対歌唱力トレーニングブック

歌い手部公式のボイストレーニング教本がついに登場!「歌が上手くなりたい!」という人の夢を叶える最初の一歩になるべく、歌で最も大切な「絶対歌唱力」を徹底的に身につけられる内容にしました。期間限定で無料プレゼント中なので、今すぐ手に入れよう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です