【強く綺麗な高音】高音に効果的なエッジボイスとは

【強く綺麗な高音】高音に効果的なエッジボイスとは

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こんにちは!
歌い手部のれのんです!

 

あなたはエッジボイスという
発声方法をご存知ですか?

この技術は歌う時にも使えますし、

また、出すだけで
高音が強化されるという話もあります。

 

今回は高音発声の練習にも取り入れられている
エッジボイスについて書いていきます。

強く綺麗な高音を出したい!
という方は是非読んでください。

 

 

エッジボイスとは

エッジボイスとは

閉じた声帯に音になる最低限の息を
当てて振動させる技術です。

 

音になる最低限の息が少量ずつ細かく
音になるので

「あ”あ”あ”あ”あ”」という音になります。
その音の特徴から、呪怨ボイスとも呼ばれます。出しやすさには個人差がありますが、生まれつき出せる人だけのものではなく、女性も男性も練習で出せるようになる発声とされています。

 

詳しい出し方、練習法については
以下の記事で解説していますので

こちらも合わせて読んでください!

 

強く綺麗な高音を出すために必要?

強く綺麗な高音を出すためには

息と声帯閉鎖のコントロールが
必須となってきます。

 

エッジボイスは声帯閉鎖する筋肉を

絶妙な息の量と、絶妙な声帯閉鎖加減を
コントロールして出す技術です。

 

つまり、強く綺麗な高音を
出すために必要な要素である

息と声帯閉鎖のコントロールを
鍛えるのにエッジボイスは向いているのです。

 

声帯閉鎖について詳しくは
以下の記事を参考にしてみてください!

声帯閉鎖に必要な閉鎖筋の鍛え方を解説しようか

声帯閉鎖に必要な閉鎖筋の鍛え方を解説しようか

2017.08.01
【発声の基本!!】声帯閉鎖の感覚・鍛えるためのトレーニング【2026年版】

【発声の基本!!】声帯閉鎖の感覚・鍛えるためのトレーニング【2026年版】

2019.12.12

 

意識するポイント

高音を意識した練習

閉鎖筋を鍛えるために、

声帯の閉鎖加減、息の量を
意識するのはもちろんのこと。

 

より高音を意識した練習として

高音でエッジボイスを出す
練習をオススメします。

 

エッジボイスを出した状態から

そのブツブツ感を保ったまま
音程を上げていってください。

 

音程を上げていくとどんどん
ブツブツ感を出しにくくなりますが

エッジから通常の発声に移行してしまう時の
声に良く注目してみてください。

 

「ゥ”ゥ”ゥ”ゥゥウウ↑↑!」

という風にブツブツ感を保てずに
声が抜けるのが普通です。

 

この時、声帯をギリギリ震わせるレベルで
声帯を閉鎖するエッジボイスから

通常の発声に繋がっているので

声に息が混じりにくく、
クリアな高音を出せていると思います。

 

「裏声だと声に息が混じって
掠れたようになってしまう」

という人は

このクリアな高音の感覚を
覚えるようにしましょう。

 

この練習を繰り返すことにより、

息漏れのしない、クリアで強い高音の出し方に
慣れていきやすくなります。

 

鼻腔共鳴を意識

次に注目するポイントとして、
鼻腔共鳴を意識してください。

 

鼻腔共鳴とは、鼻の中(鼻腔)の
空間にある空気を振動させることで

声量を稼ぎ、主に高音域を
楽に大きな音量で出す技術です。

 

エッジボイスを出す時、

鼻に向けて声を当てるイメージで
出してみましょう。

 

鼻腔共鳴について詳しくは
以下の記事で書いていますので

合わせて読んでみてください!

良い歌声になる「鼻腔共鳴」のコツと感覚

良い歌声になる「鼻腔共鳴」のコツと感覚

2019.12.14
鼻腔共鳴ができない場合のトレーニングのやり方・コツ

鼻腔共鳴ができない場合のトレーニングのやり方・コツ

2018.04.20

エッジボイスの練習でつまずくポイントと、その直し方

エッジボイスは、やり方を読んで理解できても、実際に音にしようとすると別の何かになってしまいやすい練習です。しかも本人はうまくいっているつもりのことが多いので、ずれているパターンを先に知っておくだけで、練習の精度がかなり変わってきます。よくある形を整理しました。

やりがちな形起きていること試したい修正
息を強く吐いて鳴らそうとする音は出るが、ざらついた息の音に近い吐く量を減らし、鳴り続ける最小の息を探す
顎を引いて、喉を押さえつけて出す首まわりが固まり、音の高さを動かせない顎の力を抜き、口を軽く開けたまま出す
大きな音を出そうとする粒が潰れて、一本の低い声になってしまうすぐ隣の人にしか聞こえない音量まで下げる
粒が速すぎて、うなり声のようになる力が入り、細かく区切れていない一粒ずつ数えられる速さまで落とす
数秒しか続かず、すぐ途切れる息を使いすぎている、または息を止めている吸い直してから、短い時間で何回かに分ける

判断の基準は「粒が数えられるか」

うまくいっているかどうかを自分で確かめるとき、いちばん使いやすい目安が音の粒を数えられるかどうかです。ブツブツという一粒ずつが聞き分けられる速さで鳴っていれば、少なくとも力ずくにはなっていません。逆に、なめらかにつながって一本の音になっていたら、力が入りすぎているか、息を出しすぎている可能性があります。

スマホで録って聴き直すと、自分の耳で聴いている印象とのずれがわかります。骨伝導で聴いていると力んだ音でも太く聞こえやすいので、外に出ている音で確認するほうが確実です。全体的に力みが取れないと感じる場合は、脱力して歌うコツを先に読んでおくと、修正が入りやすくなります。

エッジボイスから歌のフレーズへ橋渡しする

エッジボイスの練習だけを積んでも、それが自動的に歌に反映されるわけではありません。練習と歌の間に、段階を作って渡す必要があります。次の順番なら、途中で崩れた場所がはっきりします。

  1. エッジボイスを、粒を数えられる速さで数秒鳴らす
  2. そのまま音の高さを上げて、粒が保てなくなる直前で止める
  3. 止めた高さで、粒から通常の声へ切り替えて「アー」と伸ばす
  4. 同じ高さのロングトーンとして、5秒ほどまっすぐ伸ばす
  5. その高さを含む、実際の曲の1フレーズを歌う

3番から4番へ移るところが、いちばん崩れやすい場所です。切り替えた瞬間に音が太くなったり、息が急に増えたりするなら、そこが今の課題になります。何度もやり直すより、崩れる手前の段階を増やすほうが早いことが多いです。たとえば3番と4番の間に「粒から声に切り替えて、すぐ切る」という短い動作をひとつ挟むだけでも、移り変わりの瞬間だけを取り出して練習できます。

切り替えたあとの高音がキンキンする場合

粒から声に移した直後、細く鋭い音になってしまうことがあります。これはエッジボイスの問題というより、その高さでの響かせ方の問題であることが多い部分です。エッジの練習を増やすより、響きの調整に寄せたほうが手応えが出やすいので、高音がキンキン・薄いを解決を参照してみてください。

「ボーカルフライ」と呼ばれているものと同じ

エッジボイスは、海外の教材や英語の解説では vocal fry(ボーカルフライ)という名前で出てきます。揚げ物をしているときの油がはぜる音に似ているから、という説明をよく見かけます。この記事で触れた呪怨ボイスも、ボーカルフライも、指しているのは同じ発声です。調べものをするときに呼び名の違いで別の技術だと思ってしまうと、必要な情報にたどり着きにくくなります。

朝起きた直後のガラガラした声とも音は似ています。ただし、起き抜けの声は乾燥などで声帯が普段どおりに動いていない状態でもあります。似た音が出るからといってそのまま長く練習に入るのは避けて、水分をとり、少し声を出してからのほうが無難です。

また、エッジボイスができればミックスボイスが出るようになる、という関係ではありません。声帯閉鎖の感覚をつかむ手がかりにはなりますが、エッジと高音発声では働く筋肉が別だという見方もあり、どちらか一方を積めばもう一方が付いてくると考えないほうが遠回りしません。高音側の練習はチェストミックスとヘッドミックスの違いのように、音域ごとの課題として別に組み立ててください。

歌手が曲の中で使うエッジと、練習で出すエッジは別物

プロの歌手がフレーズの入りや語尾にエッジを混ぜている、という話を聞いたことがあるかもしれません。切なさや色っぽさを出したい箇所で使われることが多い、と説明されます。ただ、そこで鳴っているエッジと、この記事で紹介した高音練習のためのエッジは、目的も音量もかなり違います。

比べる点練習として出すエッジ歌の中で使うエッジ
音量すぐ隣の人にやっと聞こえる程度曲に混ざる程度。ただし一瞬だけ
長さ数秒。粒を数えられる速さを保つ1音の頭か語尾だけ
狙い息と声帯閉鎖のコントロールを覚える歌詞の表情を変える

この2つを混同して、練習のつもりで曲中の音量のまま何度も鳴らすと、短い時間でも量が増えすぎます。練習は小さく、表現は短く、と分けて考えてください。歌の中での使いどころはエッジボイスを曲で使うポイントと効果、実際に使っている歌手の例はエッジボイスの上手な歌手の紹介で扱っています。

低音から入って、地声側と裏声側の両方につなぐ

この記事では高音の練習としてエッジボイスを扱ってきましたが、多くの解説ではもうひとつの流れとして、低音域で出したエッジボイスを少しずつ地声に変えていく練習が紹介されています。高音側だけで練習していると、エッジから「どの声」に移っているのかが曖昧になりやすいため、出口を地声側と裏声側に分けて確かめておくと、自分の課題がどちらにあるのかが見えやすくなります。

入り口は「出せるいちばん低い音」

エッジボイスが出しにくい人には、「アー」と声を出しながら少しずつ音を下げていき、低音の限界近くで声が粒に崩れる地点を探す方法がよく紹介されています。低いところでは声帯がゆるみやすく、エッジが自然に起きやすいと説明されています。ここで見つけた粒を基準にしておくと、高音で粒が崩れたときにも戻る場所ができます。

出口を2つに分けて練習する

つなぐ先やり方確かめること
地声側低めの高さでエッジを鳴らし、粒の間隔を少しずつ詰めて、そのまま地声の「アー」に変える切り替わった瞬間に息の音が増えていないか
裏声側高めの高さでエッジを鳴らし、粒から軽い裏声の「ウー」に移す裏声がかすれず、芯が残っているか
両方地声側でつないだ声から、エッジを挟まずに裏声側へゆっくり上がる地声から裏声に移るところで、音量や音色が急に変わらないか

地声側では、粒の間隔を詰めていくと声帯を閉じたまま声に移るため、息の混ざりにくい地声の感覚を確かめやすいとされています。地声そのものの鳴らし方はチェストボイスとは?で確認できます。裏声側は、記事の前半で紹介した「粒を保ったまま音程を上げる」練習と同じ方向です。3段目の、地声と裏声の切り替わりを目立たなくする練習は、エッジボイスの範囲を超えてつなぎ方の話になるので、裏声と地声をなめらかに切り替えるコツで続きを確認してください。

呼吸は「止めてから少しずつ流す」

エッジボイスの粒は、息の量がごく少ないときに起きます。うまく粒にならない場合は、一度息を軽く止め、止めた状態から少しずつ息を流し始めて、音が鳴り始める瞬間を探す方法も紹介されています。吐く量を増やすのではなく、止まっている状態からわずかに流すという順番で考えると、つまずきの表にあった「息を強く吐いて鳴らそうとする」状態を避けやすくなります。お腹側からの息の支え方は正しい腹式呼吸を身につけようで基礎を確認できます。

やりすぎは、その日より翌日に出る

エッジボイスは音量が小さく、練習中は疲れを感じにくい発声です。そのため、量が多かったかどうかは、その日のうちではなく翌日以降に分かることがよくあります。次のようなことが起きていたら、前日の量が自分には多かったと考えて、練習量をいったん戻してください。

  • 翌朝、普段よりも声のガラつきが抜けるまでに時間がかかる
  • いつも出せていた高さで、声が薄くなる、または裏返りやすくなる
  • 歌うより先に、話し声のほうが疲れる
  • 粒が作れなくなり、力で鳴らしにいっている

本番・収録・ライブの直前にまとめて練習するのも避けたいところです。ウォームアップとして使うなら、数十秒を1回か2回で切り上げ、あとは通常の発声に移ってください。乾燥していると粒が作りにくいので、途中で水分をとるだけでも力みが減ることがあります。なお、違和感や痛みが数日続く場合は、自己判断で練習を続けずに医療機関を受診してください。

練習の区切り方と、無理をしないための目安

エッジボイスは音量が小さく、疲れを感じにくい練習です。そのぶん気づかないうちに長くやってしまいやすいという面があります。時間を決めずに始めると、その日は平気でも翌日に声が思うように動かない、ということが起こりがちです。

  • 1回あたりを短く区切り、間に休みを挟む
  • 1日のうちで何度もやるより、まとまった1回で終える
  • 粒が数えられなくなってきたら、その日はそこで切り上げる
  • 喉に違和感や痛みを感じたら、続けずに練習をやめて休む

とくに最後の項目は例外を作らないでください。我慢して続けて得られるものはありません。違和感が残るあいだは、エッジボイスに限らず発声練習そのものを一度離れて、回復してから戻るほうが結果的に近道になります。

エッジボイス以外の入口も用意しておく

どうしても粒が作れない、やると力んでしまうという場合、エッジボイスに固執する必要はありません。息と声のバランスを扱う練習は他にもあります。とくに、高音で息が漏れて薄くなるという悩みなら、裏声側から切り分けたほうが原因に届くことがあります。裏声がかすれる原因と改善法で、自分のかすれ方がどのパターンかを確認してみてください。エッジボイス自体の基本のやり方を確認したい場合はエッジボイスの出し方とメリットに戻るのが確実です。



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