ボイストレーニングをする上で、
喉を気遣いのはとても良いことです。
喉のコンディションは
歌の良し悪しに大きく影響します。
より速く歌が上手くなるためには
ベストコンディションを保つ必要があります。
そこで、今回は
食事に関しての話になります。
喉のコンディションと
食事には大きな関係があります。
この記事をしっかりと読んで
喉に良い・悪い食事を知りましょう!
喉に悪い食べもの・飲みもの
極度に冷たい・熱いもの
極度に冷たいものを食べると、
喉まわりの筋肉が冷えます。
逆に極度に熱いものを食べると、
喉まわりの筋肉が緩みます。
どちらにしても、
声が出しにくくなるでしょう。
また熱い飲み物は
やけどする可能性もあります。
やけどはケガと同じなので、
絶対に避けた方が良いでしょう。
カフェインの入ったもの
コーヒーやお茶などが
カフェインが入っています。
カフェインには利尿作用があり、
身体の水分を奪う作用があります。
喉が渇きやすくなり、
声が枯れる可能性が高くなる。
正常な粘膜を保てず、
声が出しにくくなってしまいます。
タンが絡みやすくなるもの
牛乳などの乳製品は
タンが絡みやすくなると思います。
またオレンジジュースを飲むと
タンが絡む人もいます。
タンが絡んでいると、
かなり歌いにくくなります。
口の中に何か入っているようで、
歌に集中するのは難しいでしょう。
アルコールの入っているもの
アルコールには脱水作用があります。
身体の水分を奪ってしまい、
十分な潤いを保つことができません。
炭酸飲料
炭酸飲料を飲むと
ゲップが出やすくなると思います。
歌っている時に、
ゲップが出てしまったら最悪でしょう。
喉に良い食べもの・飲みもの
水・薄めのスポーツドリンク
やはり歌っている時の水分補給には
水が最高です。
もしくは、
薄めのスポーツドリンクもオススメです。
しっかりと水分を補給することで
喉まわりの潤いが保たれます。
声が出しやすくなるだけでなく、
声も枯れにくくなります。
のど飴
のど飴には
唾液の分泌を促す効果があります。
また声帯に良い成分も入っているので
ぜひとも舐めておきたいです。
プロの歌手が愛用している
いちばん頼りになるど飴はこちらをご覧ください。
オレンジジュースなど柑橘類
オレンジなど柑橘系には
喉をキレイにする作用があります。
喉がイガイガしていたり、
不快感がある時に飲むと効果抜群です。
「何を」より「いつ」|歌う前の食事のタイミング
何を口にするかと同じくらい、歌い手のあいだでよく話題になるのが食べるタイミングです。同じものでも、食べてすぐ歌うのと時間を空けてから歌うのとでは、歌いやすさの感じ方が変わるという人が多いようです。
| 状態 | 一般に言われていること |
|---|---|
| 満腹のまま歌う | お腹まわりが張って、息を深く吸いにくいと感じる人が多いと言われています |
| 食後すぐに歌う | 横になったり前かがみになると苦しさを感じることがあるため、少し時間を空ける人が多いようです |
| 空腹すぎる状態で歌う | 集中が続きにくい、体に力が入りにくいと感じる人がいます |
| 軽くお腹に入れてから歌う | 腹八分目くらいが歌いやすいという声がよく聞かれます |
目安としてよく挙げられるのは、しっかりした食事なら2時間ほど前まで、軽いものなら1時間ほど前までという区切りです。ただしこれは決まりごとではなく、あくまで多くの人が経験的に使っている目安です。消化のペースには個人差がありますので、自分の場合はどうかを確かめながら調整してください。
録音の予定がある日は、食事の時間から逆算してスケジュールを組むと当日あわてずに済みます。録音前の準備全体の流れは歌う前のウォームアップ・発声準備 完全ルーティンとあわせて考えると組み立てやすくなります。
録音前・本番前の飲み物の選び方
飲み物については、歌う直前と歌っている最中とで意識するポイントが少し変わります。
常温の水を基本に置く人が多い
歌い手のあいだでは、歌う前後は常温か、それに近い温度の水を選ぶという人が多く見られます。冷たすぎるものや熱すぎるものを避けたいという理由からで、これは本文の前半でも触れた考え方と同じです。持ち歩く水筒やペットボトルを1本決めておくと、練習でも録音でも同じ条件をつくれます。
甘い飲み物は録音前だと扱いにくいという声も
糖分の多い飲み物を飲んだあとは、口の中がべたつく感じがして歌いにくいという人もいます。これも感じ方には差がありますが、宅録では口の中の細かい音がマイクに拾われやすいという事情があります。歌の合間の小さな音が気になる場合は、飲むものを水に切り替えてみると変化がわかるかもしれません。口まわりのノイズについてはリップノイズが起こる原因と改善方法で扱っています。
逆に、口の中が乾きすぎても録りにくい
緊張していると口の中が乾くという人は少なくありません。乾いた状態では、言葉が引っかかったり、口を開閉するときの音が出やすくなったりします。一方で唾がたまりすぎると別の歌いにくさが出てくるため、このあたりは歌う時に唾がたまる原因や抑える方法もあわせて読むと、自分がどちら寄りかを判断しやすくなります。
長時間歌うときの水分のとり方
1曲だけ歌う場合と、数時間かけて録音したりカラオケで歌い続けたりする場合とでは、水分のとり方の考え方が変わってきます。長時間になるときによく言われているのは、次のような進め方です。
- 一度にたくさんではなく、こまめに少しずつ:まとめて飲むとお腹が張って息が吸いにくくなるという人が多いようです
- 喉が渇いたと感じる前のタイミングで:曲と曲の間、テイクの合間など、区切りごとに口をつける習慣にしておくと忘れにくくなります
- 部屋の乾燥にも目を向ける:エアコンを使う季節は室内が乾きやすくなります。飲み物だけでなく、部屋の環境も一緒に考えると快適さが変わります
- 歌わない休憩をつくる:飲み物でカバーするより、そもそも歌い続ける時間を区切るほうが体はラクです
カラオケボックスで長時間録る場合は、部屋が乾きやすいうえに周囲の音も入りやすい環境です。持ち込む飲み物と休憩の取り方をあらかじめ決めておくと進行がスムーズになります。準備の詳細はカラオケボックスで歌ってみたを録音する方法にまとめています。
なお、歌い続けたあとに違和感が出る場合、飲食だけの問題とは限りません。歌い方や休憩の取り方が関係していることもありますので、歌うと喉が痛い・疲れる原因と対策もあわせて確認してみてください。
自分に合う「歌う前のルール」の見つけ方
ここまで挙げてきたことは、あくまで一般に言われている傾向です。体質や体調、その日のコンディションによって感じ方は大きく変わりますので、他の人に合うものが自分にも合うとは限りません。だからこそ、自分の傾向を知るための記録をとることをおすすめします。
記録のとり方
難しいことをする必要はありません。録音や練習をした日に、次の4つだけをメモに残します。
- 歌う前の何時間前に、何を食べたか
- 直前に何を飲んだか
- 歌っているときの体感(歌いやすかった/歌いにくかった)
- 録音を聴き返した印象
これを10回ほど続けると、自分にとっての傾向が見えてきます。「この組み合わせのときは調子が良い」というパターンが見つかれば、それが本番前の自分なりのルールになります。逆に、気にしすぎて食事を極端に制限するのは避けたいところです。歌う前の食事を我慢しすぎて集中できなくなっては本末転倒になります。
変えるのは一度に一つだけ
記録をとるときに気をつけたいのが、いっぺんに複数のことを変えないことです。食事の時間も飲み物も練習メニューも同時に変えてしまうと、結果が良くても悪くても、どれが効いたのかがわかりません。今週は飲み物だけ、来週は食事のタイミングだけ、というように一つずつ動かしていくと、少ない回数で自分の傾向が見えてきます。
また、録音の条件もそろえておくと比較しやすくなります。マイクの位置や部屋が違うと音そのものが変わってしまい、飲食による違いなのか環境による違いなのか判断できなくなるためです。
体調そのものが気になるときは
喉の痛みや違和感、声の出しにくさが続くときは、飲食で対処しようとせず、自己判断は避けてください。気になる症状があるときは医療機関に相談することをおすすめします。この記事の内容は歌い手のあいだで一般に言われている経験則をまとめたもので、体調や健康について何かを保証するものではありません。
歌う前の飲食は、正解が一つに決まっているものではありません。多くの人が言っていることを出発点にしつつ、最終的には自分の体で確かめて選んでいくのがいちばん確実です。まずは次の録音のときに、飲み物を1種類だけ変えてみるところから始めてみてください。ウォーミングアップとセットで習慣にすると、当日の準備が組み立てやすくなります(歌う前にやるべきウォーミングアップ)。
辛いもの・脂っこいものを本番前だけ外す人は多い
歌い手や講師の話でよく挙がるのに、意外と書かれていないのが香辛料の効いた料理と、揚げ物や脂の多いものです。辛いものは口の中に刺激が残りやすく、食べたあとしばらく声を出しにくいと感じる人がいます。揚げ物は口の中に膜が残るような感覚になり、言葉の立ち上がりが鈍く聞こえるという声もあります。
ただし、これはどちらも体感の話です。「脂っこいものを食べたあとのほうが歌いやすい」という人も実際にいますし、どちらが正しいと決められるものではありません。本番や録音の日に、ふだん食べ慣れていないものを初めて試さない。ここだけ守っておけば、当日に予想外のことは起きにくくなります。
満腹だと息が入りにくくなる
「何時間前に食べるか」と並んで効いてくるのが量です。お腹がいっぱいの状態だと、お腹まわりが張って息を深く入れにくいと感じる人が多く、長いフレーズやサビ前のブレスで先に苦しくなります。歌う前は、いつもの食事の七分目くらいにしておくと扱いやすいという人が多いようです。
逆に、何も入れずに歌い始めると集中が続きにくいという声もあります。息の入り方そのものが気になっている場合は、食事の量より先に【腹式呼吸】お腹から声を出す感覚をつかむ方法とコツを確かめたほうが早いこともあります。
コンビニで買うなら何を選ぶか
スタジオやカラオケの前にコンビニへ寄る、という流れは多いはずです。選択肢はだいたい決まっているので、あらかじめ自分の定番を作っておくと迷わずに済みます。
| 選択肢 | 歌う前に選ばれやすい理由 |
|---|---|
| おにぎり(具の軽いもの) | 量を調整しやすく、口の中に残る感じが少ないため |
| バナナ | 片手で食べ終わり、時間の読みが立てやすいため |
| ゼリー飲料 | 量が一定で、食べすぎになりにくいため |
| 常温の水 | 温度で迷わず、そのまま持ち込めるため |
| 温かいスープ類 | 体が冷えた日に、少量で落ち着かせやすいため |
逆に扱いにくいと言われがちなのが、味の濃いホットスナックと大きめの菓子パンです。前者は口の中に味と脂が残りやすく、後者は量の調整がしにくいという理由が挙がります。どれも「悪い」ではなく、直前という条件でだけ扱いにくいという話です。
当日だけでなく、前日の流れから考える
当日の飲み物ばかり気にしてしまいがちですが、録音や本番の出来を左右する要素として、歌い手がよく挙げるのは前日の過ごし方です。寝る時間が遅くなった日、食事の時間がいつもと大きくずれた日は、当日どれだけ飲み物を選んでも前と同じようにはいかなかった、という記録が残りやすくなります。
そこで、当日の記録に前日の欄を一行足しておくことをおすすめします。前日の就寝時刻、前日の夕食の時間と内容、この二つだけで十分です。当日の項目だけを見ていたときには気づかなかった傾向が、数回分たまると見えてきます。【カラオケ好き必見】歌うとすぐ疲れる原因と対策を徹底解説で扱っている「途中から急に歌いにくくなる」パターンも、前日の欄と並べると原因を絞りやすくなります。
もうひとつ、当日の感じ方には緊張の度合いも混ざります。口が渇く、息が浅くなるといった変化は飲み物だけの問題ではないので、本番で緊張しない方法【カラオケ・配信・録音のあがり症対策】もあわせて見ておくと、記録の読み違いを減らせます。
























