高音をラクに出すための「胸骨甲状筋」を鍛えよう!


「高い声を出そうとすると、
苦しそうな声になってしまう…。」

「頑張って歌っているのに、
平べったい歌声になってしまう…。」

そんな風に悩んでいる人は
意外と多いです。

 

声を出すためには
たくさんの筋肉が関わっています。

その中のひとつが
胸骨甲状筋という筋肉です。

胸骨甲状筋を鍛えることで、
高音をラクに出せるようになります。

 

そこで、今回は
胸骨甲状筋についてお話します。

普段は意識しない筋肉なので、
ここでしっかりと鍛えてましょう。

 

胸骨甲状筋とは?

胸骨甲状筋とは
胸元と喉を結んでいる筋肉です。

喉仏や咽頭を下方向に引っ張ります。

 

胸骨甲状筋を鍛えるメリット

高い声が苦しくならない

高い声を出そうとすると、
苦しそうな歌声になってしまう。

これは高い声になるにつれて、
喉仏が上がってしまうことが原因です。

 

胸骨甲状筋が機能するようになると
喉仏をコントロールできるようになります。

その結果として、
高い声もラクに出すことができます。

 

響きのある声が出せる

良い声を出すためには
声を響かせる必要があります。

身体にある声を響かせる空間を
共鳴腔と言います。

 

その共鳴腔のひとつとして
咽頭腔があります。

咽頭腔を大きくすることで、
良い響きが得られます。

 

共鳴腔について詳しく知りたい方は
こちらの記事をご覧ください。

出したい声が出せるようになる「共鳴腔」って何?

2017.04.08

 

胸骨甲状筋を鍛える方法

STEP1:ガ行を発音する

まずは鏡を見ながら、
「ガッガッガッ」と発音しましょう。

喉仏が少し下がっているのが
確認できると思います。

 

ガ行を発音すると、
喉仏が下に動くものです。

まずはガ行を発音して、
喉仏を下に動かす感覚を覚えましょう。

 

STEP2:喉仏を下げる

喉仏を下げる感覚がわかったら
次は声を出さないでやってみましょう。

このトレーニングに慣れてくると
喉仏を自在に動かせるようになります。

 

まずは10回3セットを目安に
やってみましょう。

これを継続的にやることで、
胸骨甲状筋を鍛えることができます。



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