こんにちは!
歌い手部のれのんです!
「両声類になりたい・・・。」
「女性のような歌声で歌いたいな・・・。」
なんて思ったことはありませんか?
そんなあなたにメラニー法という
女性のような声を出すための練習法、コツを
ご紹介したいと思います!
興味がある方はぜひ読んでみてください!
メラニー法とは?
そもそも「メラニー」って何?
![](https://utaitebu.com/wp-content/uploads/2018/03/313f720d0d15a4db9ecfc8aa356b0df9-300x200.jpg)
メラニー法のメラニーは
アメリカに在住の開発者である
女性の名前が由来となっています。
彼女の名前はMelanie Anne Phillips
Melanieという名前が
そのまま使われています。
どういったものか
ボイストレーニングにより、女性らしい声を
人為的に出すための方法の1つで、
トランス女性が外科的処置に頼らずに
訓練によって声の性適合を行う場合に使う方法です。
女性として社会に適合するためには
「声」は重要な要素であると言われています。
このメラニー法は
高い声を出すことを目的とはしていません。
女性らしい響きをつけることで、
相手に女性として認識させようというものです。
習得することによる得はあるの?
![](https://utaitebu.com/wp-content/uploads/2018/03/b4eae38cac7525b6f87c183469a00298-300x200.jpg)
通常、男性が女性声を真似しようとしても
気色悪い声になってしまいがちです。
習得することで、
アニメのような可愛らしい女声から
工夫次第では年上のお姉さん風の声まで
女声を自由自在に
使い分けられるようになります!
地声が低くても大丈夫
「自分は声低いしダメだろうなぁ」
とすでに諦めようとしている方!
実は声の高さはさほど関係ありません。
というのも、女性と男性の声の高さは
0.5オクターブほどのわずかな違いなんだそうです。
ではどうすれば良いのかというと、
声の響きを女性に似せれば良いんです。
出し方と練習法
![](https://utaitebu.com/wp-content/uploads/2018/03/da89db5d6423f500c7372f85c3db734f-300x224.jpg)
喉を細めるように意識し、
喉仏を使わずに発声することで
女性らしい響きをつけることができます。
アッ、アッ、アッ
ンッ、ンッ、ンッ
と、最初は口を閉じたまま
喘ぐように練習してみましょう。
最初やろうとすると
めちゃくちゃ恥ずかしいですが、
頑張って慣れましょう(笑)
それができたら、次は
アーーー、アーーー、アーーー
ンーーー、ンーーー、ンーーー
と伸ばしていきましょう。
アニメに出てくる幼い女の子の声を
イメージすると良いでしょう。
声帯をほぼ閉じた状態で
声を出すことを意識しましょう。
大きな声で出そうとすると
過剰に息が使われてしまい、
声帯が必要以上に開いてしまうので
上手くいきません。
なので最初は小声で練習することを
オススメします。
出す時のコツと注意点
![](https://utaitebu.com/wp-content/uploads/2018/03/c3f045b8f048bf7c7b9ccc407022bb10-300x200.jpg)
出す時のコツ
コツとしては
うがい、あくびをする時のような
喉の形を作って、
鼻にかかったような高い声を出すことです。
ちなみに、このメラニー法が正しく使えているときは
喉仏の上あたりは震えず、
喉仏の下あたりは震えます。
自分の喉仏の上下を触って震えを確認しながら
練習してみるとより効果的です!
注意すべきこと
![](https://utaitebu.com/wp-content/uploads/2018/03/a5b21ea058063214381d40b2650092bf-300x199.jpg)
男性が女声を出そうとするときには
ふだん使っている喉の筋肉とは
違う使い方をすることになります。
それだけ喉に負荷もかかるということなので、
喉を痛める原因にもなります。
喉に不調を抱えながら、
さらに喉に負担のかかる発声を続けてしまうと
喉をつぶしてしまい、
元の状態に戻るまでに時間もかかってしまいます。
少しでもいつもと違和感を感じたら、
絶対に無理をしないで下さい。
風邪を引いているときも、
練習はお休みしましょう。
メラニー法は女声を出せるように
なるための練習の1つですす。
女声を練習している方のブログを読んでいると、
練習を始めてだいたい1ヶ月で
習得している人もいれば
1年で女声を出せるようになった、
という人もいます。
人によって習得できるまでに
個人差が生じるということですね。
気長に頑張ってみましょう!