「一番は普通に歌えたけど、
最後は高い声が出なくなってきた…。」
「二番あたりで疲れてきて、
最後までしっかり歌いきることができない…。」
そんな人は意外と多いようです。
歌い始めは高い声も出て、
それなりに声量も出ている。
歌っていくにつれて、
どんどん疲れていくでしょう。
高い声が掠れてしまったり、
歌声が弱々しくなってしまうことも…。
歌を上手く歌うためには、
一曲歌いきる作戦を立てると良いです。
何となく歌っている人が多いので、
作戦があるとワンランク上の歌が歌えます。
そこで、今回は
上手い歌を歌う作戦の立て方をお伝えします。
曲の構成を考える
曲にはAメロ、Bメロ、サビなどの
全体の構成があります。
それぞれのパートには
基本的な役割が決まっています。
例えば、Aメロは歌い出しのパートで
控えめな雰囲気が特徴です。
サビは歌の中心的なパートで
一番盛り上がるところになります。
意識して曲を聴いてみると、
その構成に気づくことができます。
最初はピアノと歌声だけで
すごい落ち着いた雰囲気なんだ。
サビになるとたくさんの楽器が出ていて、
すごい盛り上がっているなど。
歌手の歌い方に注目すると、
どう歌えばいいかヒントが見つかります。
曲の構成を意識して歌うことで、
メリハリのある歌が歌えるようになります。
息継ぎするポイントを決める
歌を歌っている時に、息が続かなくて
苦しくなってしまったことはありませんか?
何となく息を吸って歌っていると、
息継ぎが上手くできません。
歌っている途中で、
息継ぎをしてしまうと台なしです。
そうならないために、
どこで息継ぎをするのか決めておきましょう。
息継ぎする場所を決めておくことで、
安心して歌うことができます。
また、どんな風に歌えばいいか
イメージができます。
息継ぎについて詳しく知りたい方は
こちらの記事をご覧ください。
歌い始めと歌い終わりを決める
何ごともそうですが、
最初と最後を一番意識しなければいけません。
歌いはじめが遅れてしまったり、
音が外れてしまう人が非常に多いです。
また歌い終わりもすぐに止めてしまう人もいれば、
伸ばせるだけ伸ばす人もいます。
ここをピシッと決められると
とても完成度の高い歌になります。
歌い出すタイミング・音程を
しっかりと確認して覚えましょう。
歌い終わりはすぐに切るのか?
伸ばすならどこまで伸ばすのか?
しっかり決めて歌いましょう。