- ファルセットとは?
- ファルセットとミックスボイスの違い
- ファルセットの発声方法
こんにちは!
歌い手部のりょーやです。
ファルセットとミックスボイスは
裏声の一種ですが、異なる発声法です。
ファルセットを練習することで、
ミックスボイスの習得に繋がります。
そこで今回は、
ファルセットとミックスボイスの違い
についてお伝えします。
ファルセットとミックスボイスの違い
ファルセットもミックスボイスも
裏声の一種です。
しかし、その中でも
それぞれ違った特徴があります。
ファルセットとミックスボイスについて
それぞれ解説していきます。
ファルセットとは
ファルセットは声帯閉鎖が弱く、
息漏れが多い裏声です。
柔らかく、弱い声色になるので、
優しさ・悲しさを表現する時に使います。
ミックスボイスとは
ミックスボイスは、ファルセットと
チェストボイスを混ぜた発声です。
ミックスボイスの方が
ファルセットに比べて芯のある発声で、
高音でも裏声っぽさを出さずに
歌うことができます。
ミックスボイスについては
下の記事で詳しく解説しています。
ぜひ、見てみてくださいね!
ファルセットを発声することでミックスボイス習得に繋がる?
ファルセットを発声することで、
輪状甲状筋を鍛えることができます。
輪状甲状筋とは、
喉の側面に付いている筋肉なのですが、
輪状甲状筋を鍛えることで
高音発声がラクになります。
輪状甲状筋が弱いことが原因で
ミックスボイスが出せない人は多いです。
ミックスボイスを習得するために
ファルセットを発声して
輪状甲状筋を鍛えましょう!
ファルセットの出し方
それでは、早速、
ファルセットを習得しましょう!
ファルセットの出し方を
3ステップに分けてお伝えします。
STEP1:息の漏れた声を出す
初めに「はぁ〜」と
息を大きく吐きましょう。
ひそひそ話をする時のように
息を多く吐くことをイメージしましょう。
STEP2:息に裏声を乗せる
次に、STEP1で吐いた息に
裏声を乗せるように発声しましょう。
声と息の量を3:7の割合にすることを
イメージしましょう!
この時、弱々しい裏声が出ていれば、
その声がファルセットになります。
STEP3:声が一番響くポイントを探す
最後にファルセットを発声しながら
声が響くポイントを探しましょう!
声を響かせる場所を変えると、
ファルセットの響き方も変わります。
鼻に響かせることを意識すると、
上手く響くようになります。
鼻腔共鳴は下の記事で解説しているので、
ぜひ、参考にしてください!
最後に
いかがでしたか?
ファルセットとミックスボイスの違いが
わかったと思います。
ファルセットを練習することで
ミックスボイスの習得に繋がります。
しっかりと練習するようにしましょう!
- ファルセットを発声することで、輪状甲状筋という筋肉を鍛えることができる。
- 輪状甲状筋を鍛えることはミックスボイスの習得に繋がる。
- 声を響かせる場所を変えて、ファルセットの響き方を変えてみよう。