こんにちは!
歌い手部のれのんです!
「両声類になりたい・・・。」
「女性のような歌声で歌いたいな・・・。」
なんて思ったことはありませんか?
そんなあなたにメラニー法という
女性のような声を出すための練習法、コツを
ご紹介したいと思います!
興味がある方はぜひ読んでみてください!
メラニー法とは?
そもそも「メラニー」って何?
メラニー法のメラニーは
アメリカに在住の開発者である
女性の名前が由来となっています。
彼女の名前はMelanie Anne Phillips
Melanieという名前が
そのまま使われています。
どういったものか
ボイストレーニングにより、女性らしい声を
人為的に出すための方法の1つで、
トランス女性が外科的処置に頼らずに
訓練によって声の性適合を行う場合に使う方法です。
女性として社会に適合するためには
「声」は重要な要素であると言われています。
このメラニー法は
高い声を出すことを目的とはしていません。
女性らしい響きをつけることで、
相手に女性として認識させようというものです。
習得することによる得はあるの?
通常、男性が女性声を真似しようとしても
気色悪い声になってしまいがちです。
習得することで、
アニメのような可愛らしい女声から
工夫次第では年上のお姉さん風の声まで
女声を自由自在に
使い分けられるようになります!
地声が低くても大丈夫
「自分は声低いしダメだろうなぁ」
とすでに諦めようとしている方!
実は声の高さはさほど関係ありません。
というのも、女性と男性の声の高さは
0.5オクターブほどのわずかな違いなんだそうです。
ではどうすれば良いのかというと、
声の響きを女性に似せれば良いんです。
出し方と練習法
喉を細めるように意識し、
喉仏を使わずに発声することで
女性らしい響きをつけることができます。
アッ、アッ、アッ
ンッ、ンッ、ンッ
と、最初は口を閉じたまま
喘ぐように練習してみましょう。
最初やろうとすると
めちゃくちゃ恥ずかしいですが、
頑張って慣れましょう(笑)
それができたら、次は
アーーー、アーーー、アーーー
ンーーー、ンーーー、ンーーー
と伸ばしていきましょう。
アニメに出てくる幼い女の子の声を
イメージすると良いでしょう。
声帯をほぼ閉じた状態で
声を出すことを意識しましょう。
大きな声で出そうとすると
過剰に息が使われてしまい、
声帯が必要以上に開いてしまうので
上手くいきません。
なので最初は小声で練習することを
オススメします。
出す時のコツと注意点
出す時のコツ
コツとしては
うがい、あくびをする時のような
喉の形を作って、
鼻にかかったような高い声を出すことです。
ちなみに、このメラニー法が正しく使えているときは
喉仏の上あたりは震えず、
喉仏の下あたりは震えます。
自分の喉仏の上下を触って震えを確認しながら
練習してみるとより効果的です!
注意すべきこと
男性が女声を出そうとするときには
ふだん使っている喉の筋肉とは
違う使い方をすることになります。
それだけ喉に負荷もかかるということなので、
喉を痛める原因にもなります。
喉に不調を抱えながら、
さらに喉に負担のかかる発声を続けてしまうと
喉をつぶしてしまい、
元の状態に戻るまでに時間もかかってしまいます。
少しでもいつもと違和感を感じたら、
絶対に無理をしないで下さい。
風邪を引いているときも、
練習はお休みしましょう。
メラニー法は女声を出せるように
なるための練習の1つですす。
女声を練習している方のブログを読んでいると、
練習を始めてだいたい1ヶ月で
習得している人もいれば
1年で女声を出せるようになった、
という人もいます。
人によって習得できるまでに
個人差が生じるということですね。
気長に頑張ってみましょう!