歌が上手くなりたきゃ、脱力は絶対に身につけておけ!3分でできる脱力法3選


この記事で分かること
  1. 歌う時に力の入りやすい場所
  2. 歌う時に脱力ができないとどんな症状が出てしまうのか
  3. 脱力をする3つの方法

 

こんにちは!
歌い手部のりょーやです。

 

  • 歌っていてすぐに疲れてしまう
  • 高音を発声しようとすると喉に力が入ってしまう

ということはありませんか?

 

これらの原因として考えられるのが
脱力ができてないということです。

脱力ができていないと
疲れやすくなり歌い切るのも難しいです。

 

しかし、脱力ができると
疲労を感じずに歌えるようになり、

余裕ができるので
歌い方に気を回すこともできます。

 

それだけ、脱力は歌う上で重要で、
基礎に当たる部分です。

 

今回は、歌う時に脱力する方法
についてお伝えしていきます!

 

脱力ができないとどうなってしまうのか

脱力ができずに力んでしまうと
何がいけないかというと、

発声をコントロールすることが
難しくなってしまいます。

 

それだけでなく、

  • 喉声になってしまう
  • ミックスボイスが出しにくくなってしまう
  • 感情を表現しにくくなってしまう

といったことも起こります。

 

喉声になってしまう

歌う時に力んでしまうと
喉声になってしまいやすくなります。

喉声とは
喉に力が入っている状態の発声です。

 

喉声は脱力できている発声に比べて
疲労が溜まりやすくなります。

その結果、しっかりと
一曲歌い切ることが困難になります。

 

喉声は下の記事で解説しているので
ぜひ見てみてくださいね!

苦しそうな「喉声」の判別法と直す4つの方法とは?

2017.04.19

 

ミックスボイスが発声しにくくなってしまう

力んだ状態での発声では、
ミックスボイスを発声することが
難しくなってしまいます。

 

ミックスボイスは中音域以上の高い音域を
力強く発声することができる発声法です。

 

最近の曲は、
ミックスボイスを使って歌うことが
前提として作られている曲が多いです。

そのため、ミックスボイスが発声できないと
歌うことすらできない曲も多いんですね。

 

ミックスボイスについて
下の記事で詳しく説明しています。

ぜひ、見てみてくださいね!

 

感情を表現しにくくなってしまう

歌の中での感情表現
人を感動させる歌を歌うために
必須と言える技術です。

しかし、力んだ状態での発声では
感情表現ができなくなってしまいます。

 

歌う時に余裕があるからこそ、
感情表現ができるものです。

歌で感情表現をするためにも
歌う時に脱力することは重要です。

【本当に歌が上手い人】感情を込める歌い方、感情表現

2018.04.04

 

力の入りやすい場所を知って自分の状態を確認しよう

力の入りやすい場所を知ること
脱力するための第一歩と言えます。

力の入りやすい場所を知らなければ、
どこを脱力すれば良いかもわからないです。

 

まずは、歌っている時に
力が入りやすい場所を知って、

歌う時にどこが力んでいるか

確認することが大切なのです。

 

歌う時に力が入りやすい場所

歌う時に力の入りやすい場所は
4箇所あります。

 

それが

  • 肩から胸
  • 下顎

の4箇所です。

 

自分が歌う時に力が入っているかどうか
確認したい時は

その場所に手を当てることで
簡単にチェックすることができます。

 

脱力をする3つの方法

歌う時に脱力が大切ということは
よくわかったと思います。

 

では、歌う時に脱力するためには
どうしたら良いのか?

ここからは、脱力するために
効果的な方法
を3つ紹介します。

 

脱力法1:ハミングでウォーミングアップをする

脱力法の一つ目は
ハミングです。

 

ハミングは喉のストレッチに
効果があります。

歌う前のウォーミングアップで実践すると、
歌う時に喉が力みにくくなります。

 

ハミングについては下の記事で
詳しく解説しています。

参考にしてくださいね!

声の通りが良くなる!!ハミングの効果・やり方・練習法

2019.12.05

 

脱力法2:笑顔で歌う

二つ目の方法は
笑顔で歌うということです。

 

歌う時の力みを解消するために
笑顔で歌うことで、

脱力した発声の感覚を
身につけるというものです。

 

笑顔で歌うということは、
要するに口角を上げて歌うということです。

 

例えば、なにか踏ん張ったり
力んだりする時に

  • 無意識に歯を食いしばる
  • 握りこぶしを作る

ということは経験があると思います。

 

そんな踏ん張っている時に笑顔を作ると、
身体の力が抜けやすいです。

これを歌に応用した脱力法です。

 

練習で笑顔を作って歌うことで
身体の力を抜いて歌う感覚を覚えて、

普段から、その感覚をイメージして
歌うということを実践してみてください。

もちろん、ぎこちない笑顔は逆効果なので
あくまで自然に微笑みましょう。

 

脱力法3:声の響かせる場所を意識する

三つ目は、声の響かせる場所を
意識する
ということです。

 

歌う時に声の響かせる場所
意識することで、

歌う時の力みを
解消することができます。

 

人は普段、声を響かせる場所を
特に意識しないで話をしています。

しかし、その状態で歌おうとすると、
身体に力が入ってしまいがちです。

 

身体の中の声の響かせる場所
意識する必要があるんですね!

そうすること、無理に声を出すことなく
自然に歌うことができます。

 

脱力して発声するために
声を響かせる場所を共鳴腔と呼びます。

 

共鳴腔については下の記事で
詳しく解説しています。

共鳴腔に声を響かせることを
マスターするためにも

ぜひ、下の記事を
読んでみてくださいね!

出したい声が出せるようになる「共鳴腔」って何?

2017.04.08

 

歌う時の脱力には身体の最低限の運動能力が必要である

脱力するためには、

  • 体力
  • 持久力
  • 心肺機能
  • バランス感覚

といった最低限の運動能力が
重要になってきます。

 

脱力のノウハウを学んだり
脱力を意識しても、

なかなか脱力ができない

ということがあります。

 

そんな場合に考えられるのが、
身体の運動能力が足りないことです。

 

プロのボーカリストで有酸素運動を
日常的にしている方は多いですが、

それは、最低限必要な運動能力を
維持したり、向上させるためなのです。

 

歌も体を使いますし、
まさしく全身運動です。

だからこそ、体力や運動能力は
歌い手にとって必要不可欠なものです。

ライブなどで汗まみれの歌手を見れば
スポーツということも頷けますね。

 

手軽にできる運動から始めてみましょう

もしも日頃、全く
身体を動かす機会がない方は

手軽にできる運動から
始めることをオススメします。

 

「運動をしよう!」と張り切って
突然ハードな運動をしても、

全然できなくて投げ出してしまったり、
身体を壊してしまう恐れがあります。

 

初めはウォーキングなど
簡単で負荷の少ない運動でも良いので、

身体を動かす習慣

つけることを意識しましょう!

 

最後に

いかがでしたか?

歌う時に脱力する方法
わかったと思います!

 

脱力して歌えるようになると
歌に余裕ができます。

音程や表現、音の強弱に気を遣えて、
歌唱力をアップさせることができます。

 

ぜひ、今回お伝えした

  • ハミングでウォーミングアップをする
  • 笑顔で歌う
  • 声の当てる場所を意識して脱力する

の3つの方法を実践してみてください!

 

 

  1. 歌う時に力が入りやすい場所は「首」「肩から胸」「舌」「下顎」の4箇所なのでどこに力が入ってしまっているかを歌いながら触って確認してみよう。
  2. 歌う時に力んでしまうと「喉声になってしまう」「ミックスボイスが発声できなくなってしまう」「感情表現ができなくなってしまう」というような症状が出てしまう。
  3. 「ハミングでウォーミングアップをする」「笑顔で歌う」「声の当てる場所を意識して脱力する」という脱力する3つの方法を実践してみよう。


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