「カラオケで歌う時高音が出ない。」
「高い声を出すと声が裏返ってしまう。」
今回はそんな方のための記事を書きました。
今回は高音をスムーズに出す方法について
解説していきます。
高音が大事なわけ
歌の上達に高音は欠かせません。高音が出る
ようになると自然とも歌唱力上がるんです。
高音をスムーズに出す練習方法とは
まずはリラックス
高音を出すには力を抜くことが大事です。
喉の筋肉がかたいと当然、高音も出ません。
筋肉をほぐすエクササイズはいくつかあります。
巻き舌で発生するタングトリルと唇を震わす
リップロールです。
これらの練習を歌う前にやると
高音も出しやすくなります。
タングトリルについて詳しくはコチラ
鼻もスムーズに
高音を出す時、鼻が詰まっていると
上手くいきません。
高音は鼻と口の息を循環させて出します。
鼻づまりのひどい人は試しにブリーズライト
をつけて歌ってみてください。
鼻と口の息が循環する実感が持てると思います。
日常的に高音を出す
小声でも良いので、日常的に
高音を出してみましょう。
とても単純な方法ですが、確実に
高音を出しやすくなります。
普段の話し声を少しだけ高めにする
というのも効果的です。
喉のコンディションを整える
歌う時に喉の状態が悪いと
高音も当然出しづらいです。
マスクなどで保湿を心がけましょう。
また、飲み物も刺激の少ない
お茶などにすると良いです。
炭酸系は喉を刺激してしまいます。
高音の出し方について詳しくはコチラ
マライアキャリー流高音発声術
マライアキャリーやマイリ―サイラスなどの
歌手も使う高音発声テクニックがあります。
それが 下顎を下げ、口角を上げる。
たったこれだけですが、格段に
高音が出しやすくなります。
彼女らも高音パートをこのテクニックで
歌いきっているようです。
マイリーサイラスの「We can’t stop」の
高音パートはとても参考になります。
裏声の練習
歌っているときに裏声がひっくり返ると
へたくそに聞こえてしまいます。
高音と同じく、裏声も日常的に出していれば
自然と出しやすくなります。
また、ため息を使った練習法も効果的です。
高い音域のため息と低い音域のため息を
出してみましょう。
これができたら次は、ピアノアプリなどを使い
より細かい音階を意識します。
アプリでド、レ、ミと音を出し、同じ音階のため
息を出す練習をします。
これができる様になると、息漏れの多い
ファルセットで歌える技術は身につきます。
頭に声を響かせるイメージ
高音を出す時、頭の後ろから頭に声を響かせる
イメージを持つことが大事です。
このイメージを持つだけでも高音は
かなり出る様になります。
ミックスボイスを出す
裏声で音階を刻めるようになり、頭に声を響かせる
イメージができたら、最後はミックスボイスです。
ミックスボイスとは地声と裏声の間の声です。
裏声が裏返らずに地声のように響く状態です。
ミックスボイスには
・力を抜いても高音が出せる
・声を張り上げずとも声量が増す。
・喉を痛めない
というメリットがあります。
最近のJポップは音域の広い曲が多いので、
ミックスボイスもより重要になっています。
ミックスボイスを出すには声の高さ、
音域を調整する筋肉を鍛える必要があります。
これによって地声のような強い高音である
ミックスボイスが出るようになるんです。
ミックスボイスについて詳しくはコチラ
地声と裏声をスムーズにつなぐ
ミックスボイスの体得には地声と裏声の
スムーズな接続が重要です。
これには、地声と裏声の声量、声質、発声方法
を揃える必要があります。
地声と裏声の出し方にギャップがあると当然
その中間であるミックスボイスはスムーズに
出せません。
この3つをそろえるには
・まず自分の声を知り
・次に地声と裏声のバランスをとり
・最後に地声と裏声をスムーズにつなぐ
という流れで練習しましょう。
自分の声を知る方法にはバケツを被って歌う
という方法がおすすめです。
自分の声がわかったら、
地声と裏声のバランスをとりましょう。
地声の張り上げを抑え、裏声を強化します。
すると自然とバランスがとれてきます。
バランスが取れたら母音で
音階を刻みましょう。
ドレミファソラシドーを
アアアアアアアアアーで歌う感じです。
全ての母音で地声と裏声が
繋がれば成功です。
バケツを使った発声練習について詳しくはコチラ