アナウンサーもやってる!?早口言葉で滑舌を良くする練習方法

アナウンサーもやってる!?早口言葉で滑舌を良くする練習方法

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【2026年7月更新】早口言葉を「歌の練習」に直結させる使い方を追記しました。

自分の言葉を何度も聞き返される。
そんなあなたは滑舌が悪いかもしれません。

 

歌手にとっては、歌詞が鮮明に伝わる
というメリットは大きいです。

歌とは別の観点から、滑舌が良くなること
でハキハキ感が生まれます。

 

また、滑舌を鍛えることによって、ラップ
や、テンポの早い曲でもきちんと歌えます。

今回は早口言葉で滑舌を良くする練習法
を紹介します。

 

 

あなたの滑舌が悪い理由

滑舌が悪い原因は主に3つあります。

 

1. 唇と舌がうまく動いていない
2. 口角がきちんと上がっていない
3. 母音を正しく発音できていない

これらのどれがあてはまるかは
以下の5つの早口言葉を言えるか
によってわかります。

・生麦生米生卵 x3回
・観るコ黒コップ x3回

・東京特許許可局 x3回

・よど殿もよど殿なら、
 ねね殿もねね殿だ x3回

・お綾や綾にお謝り、
 お綾や親にお謝りとお言い x3回

1と2がうまく言えない人は、
唇と舌の動きがうまくできていない。

3は口角が上がっていない。

4と5は母音をきちんと
発音できていません。

 

 

表情筋が硬い、弱い

いつも口が半開きだったり口角が
下がっている。

表情筋が弱く、口をあまり動かさず
に話している人は、正しい発声が
できず、滑舌が悪いようです。

一音一音確かめながら、しっかり
舌と口を動かすのが改善のカギです。

 

 

口が開きすぎ

 

はっきり話そうとするあまり、
口が開きすぎたり、力が入りすぎ
ているとかえって滑舌が悪くなるようです。

日本語は口をあまり開かなくても発音でき
るので、口を大きく開くことはあまり重要
ではありません。

口の開き方についてはコチラ

良い歌声を出す極意は「口の開き方」だった!?

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2017.04.20

 

 

正しく母音が発音できていない

 

滑舌の悪さは子音の発音が原因だと思わ
れがちです。

しかし原因は母音の発音の悪さにあります。

 

殆どの音は「子音+母音」で出来ています。

このため、母音の発音が悪いと滑舌が悪く
なってしまいます。

子音を外して母音だけでゆっくり発声し
てみるのが改善のカギです。

 

 

あ行が言いづらい

あ行が苦手なあなたは軟口蓋(口の天井の
骨が無く軟らかい部分)が弱っています。

 

 

か行が言いづらい

か行が苦手なあなたは奥舌音(舌の後、
ノドの力)が弱っています。

 

 

た行が言いづらい

た行が苦手なあなたは舌尖音(舌の先の
力)が弱っています。

 

 

な行が言いづらい

な行が苦手なあなたは通鼻音が弱って
います。

 

 

は行が言いづらい

は行が苦手なあなたは口唇音(唇の
力)が弱っています。

滑舌についてはコチラ

【プロの歌い手直伝】滑舌が良くならない原因4つと滑舌を改善する方法8選

【プロの歌い手直伝】滑舌が良くならない原因4つと滑舌を改善する方法8選

2022.07.15

 

 

滑舌を良くする練習方法

パ タ カ トレーニング

 

声をはっきり出すため、口を大きく
開けたり、きれいに発音するには舌
を動かして音の調整をしていきます。

「パ」「タ」「カ」の3つの音が唇
と舌の動きを鍛えてくれる発声練習
になります。

はっきり発声できるようになるま
で5回ずつ発声練習しましょう。

 

 

割り箸トレーニング

 

滑舌を良くするために口の動きを
改善しようとしがちです。

しかし実は舌の動きも重要なのです。

 

舌の動きを滑らかにすることで滑
舌がよくなります。

そこで割り箸を使って舌の動きを
良くしていきます。

 

割り箸を使うことで、自然と喉が
開く・顎の力が抜ける・舌の可動
範囲が広がるという効果があります。

 

割っていない割りばしを2本用意します。

 

口の両端に縦になるようにくわえ、奥歯で
割り箸の太いほうを軽く噛みます。

2本の割り箸がそれぞれ外側に向かって
ハの字になるようにします。

 

この状態で「ら・た・な・か・さ」を
1語1語しっかりと発音していきます。

舌先を歯の裏側に添えて発音するように
心がけます。

これを1日1分毎日継続することで滑舌
がだんだん良くなっていきます。

割り箸を横にして前歯で軽く噛み
早口言葉を練習すると、割り箸を使った
前と後では大きな差がでます。

 

舌のトレーニング

 

「滑舌」という字からわかる通り
舌が滑らかでなければなりません。

話すとき、舌を意識しているでしょうか。
舌は緊張すると硬くなってしまいます。

 

それで、舌の筋肉を鍛えるトレーニング
をしていきましょう。

口を閉じ舌を下唇と歯茎の間に差し込み
ます。

 

舌の先端に力を入れ、右端から左端に
ゆっくり移動します。

左端に行ったらそのまま力を入れて右
端に戻り、これを3往復行います。

 

上唇と上歯茎も同じく3往復行います。

舌筋トレーニングについてはコチラ

滑舌だけでなく、歌も上手くなる舌筋トレーニングとは!?

滑舌だけでなく、歌も上手くなる舌筋トレーニングとは!?

2017.04.22

 

同じ発音トレーニング

カカカカカ
サササササ

タタタタタ
ナナナナナ

ハハハハハ
マママママ

ヤヤヤヤヤ
ラララララ

ワワワワワ
ガガガガガ

ザザザザザ
ダダダダダ

バババババ
パパパパパ

 

同じ音を連続して発声することで、苦手
な子音がわかります。

苦手な音を発声するための筋肉も
鍛えられます。

 

顎、唇、舌などの筋肉を意識して練習
しましょう。

「ア」の母音だけではなく
「イ」、「ウ」、「エ」、「オ」
も練習しましょう。

 

50音トレーニング

 

50音を読む練習もしてみましょう。

あえいうえおあお かけきくけこかこ
させしすせそさそ たてちつてとたと

なねにぬねのなの はへひふへほはほ
まめみむめもまも やえいゆえよやよ

られりるれろらろ わえいうえをわを
がげぎぐげごがご ざぜじずぜぞざぞ

だでぢづてどだど ばべびぶべぼばぼ
ぱぺぴぷぺぽぱぽ

 

これを繰り返すことで、まんべんなく
滑舌の筋肉を鍛えることができます。

 

アナウンサー流母音トレーニング

元フリーアナウンサーの能崎まゆみさん
流トレーニングがこちら

あいあうあえあお いあいういえいお
うあういうえうお えあえいえうえお

かいかうかえかお きあきうきえきお
くあくいくえくお けあけいけうけお

 

さいさうさえさお しあしうしえしお
すあすいすえすお せあせいせうせお

たいたうたえたお ちあちうちえちお
つあついつえつお てあていてうてお

 

ないなうなえなお にあにうにえにお
ねあねいねうねお ぬあぬいぬえぬお

はいはうはえはお ひあひうひえひお
ふあふいふえふお へあへいへうへお

 

まいまうまえまお みあみうみえみお
むあむいむえむお めあめいめうめお

やいやうやえやお ゆあゆいゆえゆお
よあよいようよえ ろあろいろうろえ

 

らいらうらえらお りありうりえりお
るあるいるえるお れあれいれうれお

わいわうわえわお こあこいこうこえ
そあそいそうそえ とあといとうとえ

 

これは母音を意識して滑舌を良くする
トレーニングです。

 

早口言葉トレーニング

 

 

早口言葉トレーニングのコツ

 

早口言葉は発音が難しい単語を並べて作られ
た言葉で読むことで滑舌が鍛えられます。

ただし注意点として、発音をごまかし
てしまうと全く意味がありません。

 

早口言葉を滑舌を鍛えるために使う
場合、ゆっくり読んでも効果があります。

はっきりと正確に発声していくように心
がけましょう。

 

同じ早口言葉を数回連続で
言ってみましょう。

 

練習用早口言葉 一覧

 

1.青い家をおいおい売る。
  上へ青い葵をおいおい植える。

2.新進議員 委員に新任、
  いちいち機敏に議事を審議。

3.歌たいが歌うたいにきて
  歌うたえというが、
  歌うたいがうたうだけ
  歌うたえれば
  歌うたうが、歌うたいだけ
  歌うたえぬから歌うたわぬ。

4.菊栗菊栗三菊栗、
  合わせて菊栗六菊栗。

5.新設診察室視察。
  最新式写真撮影法。

6.鼓、小鼓、小鼓、鼓、
  包み、小包、小包、包み

7.長町の七曲がり長い七曲がり
 曲がってみれば曲がりやすい七曲がり。

8.この竹垣に竹立てかけたのは
  竹立てかけたかったから
  竹立てかけたのです。

9.抜きにくい釘、引き抜きにくい釘
  釘抜きで抜く釘。

10.踊り踊るなら踊りの道理を習って
  踊りの道理通りに踊りを踊れ。

 

この練習はだいたい5分くらいでやります。

慣れてきたら一つの文章を一息で読める
ように練習してみてください。

早口言葉を「歌の練習」に組み込む使い方

  • 録音前のウォームアップに30秒×3本:口と舌が温まるだけで、録音の歌詞の明瞭さが変わります。リップロールとセットがいちばん頼りになるウォームアップです
  • 苦手な歌詞を「マイ早口言葉」にする:曲の中で口が回らないフレーズを抜き出し、ゆっくり→倍速で10回。曲ごとの弱点に直接効きます
  • ラップ・高速曲対策:千本桜・グッバイ宣言のような高速曲を歌いたい人は、歌詞をリズム読み(ラップ読み)してから歌うと定着が段違いです

滑舌の根本改善は滑舌が良くならない原因と改善方法もあわせてどうぞ。

よくある質問

Q. 毎日どのくらいやればいい?

1日3分で十分です。量より「毎日・口を大きく・ゆっくり正確に」が優先。速さは正確さの後から必ずついてきます。

Q. 早口言葉が全然言えないのは向いてないから?

逆で、言えない行があなたの「伸びしろ」です。言えない行(か行・ら行が多い)を特定して、その行だけ集中練習するのが最短ルートです。

自分の口の動きは、自分では見えない

早口言葉は、言えない行を見つけるところまでなら一人で進められます。ただ、この記事で挙げた「唇と舌の動き」「口角」「母音の発音」は、どれも自分の目で確かめにくい部分です。録音を聴き返しても、音は分かりますが口の形までは分かりません。しばらく続けて同じ行で止まったままなら、練習法ではなく、動きを見てくれる相手がいないことが引っかかっているのかもしれません。歌い手向けにボイトレ教室を比較した記事では、レッスンで録音できるか、その音源を持ち帰れるかといった、歌ってみたを投稿する人ならではの判断材料を公式サイトの記載から並べています。無料体験の当日に確認したいことのチェックリストもあるので、まず一度試してみる際の持ち物として使えます。

舌が回っても、口が開いていなければ届かない

滑舌の練習で舌が動くようになっても、口の開きが足りないと言葉はこもったままになります。口の形そのものは良い歌声を出す極意は「口の開き方」で扱っていて、基本になる三つの形から、母音ごとに変わる口の形と響きをそろえるコツまでを並べています。

日本語以外の歌詞になると、また別の難しさがある

滑舌が良くなっても、英語の歌詞になると口が回らないということがあります。日本語とは音の作り方が違うためです。対処は洋楽をカッコよく歌う4つのコツにまとめていて、リズムを意識する、子音をはっきり発音する、アクセントをつけるといった観点から扱っています。

ストローを使うという方法もある

口まわりを整える練習には、ストローを使うやり方もあります。手順はストローを使った発声練習・ボイストレーニングにまとめています。

難易度別・練習用の早口言葉をもう少し

記事の一覧をひと通り言えるようになったら、少し難しい言い回しを混ぜていきます。アナウンサーや声優の基礎練習で使われてきた定番には、どこが鍛えられるのかがはっきりしているものが多く、苦手な音を探す材料になります。速さを競うものではないので、まずはゆっくり、正確に読み切れるかを確かめてください。

初級:まず全部を言い切れるか

早口言葉動く部分
赤巻紙 青巻紙 黄巻紙か行・ま行と、唇の開け閉め
隣の客はよく柿食う客だか行(舌の奥)
バスガス爆発は行とが行の切り替え
坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いたば行・は行と唇の力
すもももももももものうちま行の連続と、息の配分
生バス 生ガス 生ガラスな行・が行と、唇の戻り
マグマ大使のパパ マグマ大使のママま行・ぱ行と唇の開け閉め

中級:同じ音の並び替えでつまずく

早口言葉動く部分
武具馬具武具馬具三武具馬具、合わせて武具馬具六武具馬具ば行・が行の往復
京の生鱈 奈良生まな鰹な行・ら行と舌先
この寿司は少し酢がききすぎたさ行と、息の抜け方
老若男女 老若男女 老若男女拗音と、鼻へ抜ける音
親亀の背中に子亀を乗せて、子亀の背中に孫亀乗せてか行・ま行の往復と、長さを保つ息
庭には二羽 裏庭には二羽 鶏がいるに・わ の連続と舌先

上級:アナウンサーでも噛みやすいとされる系統

ここから下は、文ではなく単語のものも混ざっています。報道の現場で読み上げにくいとされてきた語で、そのまま3回続けて言うだけでも練習になります。

早口言葉動く部分
除雪車 除雪作業中さ行・じゃ行が続く並び
貨客船の旅客と旅客機の旅客か行と拗音の混在
高速増殖炉もんじゅそ・ぞ の切り替え
打者走者一掃 二塁打た行・さ行と、音節の詰まり
新春シャンソンショーしゃ・しょ の連続

表の右の列は、どこが動かないと言えないのかを示したものです。崩れた行に印をつけておくと、次の練習で何を繰り返すかが決めやすくなります。難しいものから始める必要はなく、初級で引っかかる行があるなら、そこがいちばん伸びる場所です。

外郎売は「通しで読む」練習に向く

アナウンサーや俳優の基礎練習として長く使われてきたものに外郎売があります。早口言葉が一文で終わるのに対して、外郎売は数分かけて読み通すため、息継ぎの場所、声の高さの変化、言葉の区切り方までまとめて練習できます。早口言葉で個別の音をならしてから外郎売を通すと、区切りごとの出来不出来が分かりやすくなります。本文と読み方は滑舌を良くする!外郎売(ういろううり)について解説!に置いてありますので、ここでは重ねて載せません。

早口言葉に入る前に整えておく体の条件

早口言葉が言えない理由を、唇や舌の動きだけに求めると行き詰まることがあります。滑舌の練習法をまとめている記事の多くは、口の中の動きと同じ順位で姿勢・息・ふだんの呼吸の癖を挙げています。同じ回数を繰り返す前に、この三つを一度だけ確認しておいてください。

頭が前に出て、あごが上がっていないか

画面やスマホを見ながら練習すると、頭が前に出てあごが上がった形になります。この姿勢だと舌の付け根が動かしにくく、タ行・ラ行のように舌先を素早く使う音で引っかかりが増えます。後頭部・背中・かかとを壁に軽くつけて立ち、その位置のまま同じ一文を読み直してみてください。どこが姿勢のせいだったのかが分かります。

息が足りないと語尾から崩れる

文の途中から声が小さくなる人は、口の動きではなく息が先に切れています。一文を言い切るぶんを最初に入れておく、途中で足さない、この二つを決めるだけで最後まで形が保ちやすくなります。長い文を読むときは、どこで息を入れるかを読み始める前に決めておくほうが安定します。

ふだん口で呼吸していないか

口が開いたままの時間が長いと、口の中が乾いて舌が動きにくく感じることがあります。練習の直前に水を一口飲む、文と文の間ではいったん口を閉じる、という程度で十分です。毎回同じ音でつまずくのに原因が思い当たらないときは、ここを疑ってみる価値があります。

練習前の状態早口言葉で起きやすいこと先にやること
頭が前、あごが上がっているタ行・ラ行で舌が間に合わない後頭部と背中を壁につけて読む
肩に力が入っている声が浅くなり、語尾が届かない肩を一度上げてから落として始める
息を入れずに読み始める後半だけ速度と音量が落ちる一文ぶんを吸ってから入る
口の中が乾いている毎回同じ音でつまずく水を一口飲み、文の間で口を閉じる

噛んだ場所の直し方

言えなかった一文をそのまま繰り返すだけだと、同じ場所で同じように止まります。つまずきには直す順番があります。

つまずく音の「ひとつ手前」を立てる

声を使う現場の練習法としてよく挙がるのが、引っかかる音そのものを速く言おうとするのではなく、その一音手前をはっきり発音してから入るやり方です。「東京特許許可局」なら、直したいのは「許可」でも、手を入れるのは前にある「特許」の語尾です。手前の音が曖昧なまま走ると、次の音の準備が間に合いません。

速さは最後に足す

アナウンサーや声優の基礎練習を扱う記事は、どれも同じ順番を示しています。まずゆっくり正確に言い切る、次に一定の速さで三回続ける、最後に少しずつ上げていく。速さから入ると、言えたのかごまかしたのかを自分で判別できなくなります。合格の目安は「速く言えた」ではなく「同じ形で三回続けられた」に置いてください。

長い文は、書いてある場面を思い浮かべて読む

一文で終わる早口言葉と違い、長い文を通して読む練習では、音の並びとして追うより、書かれている情景を思い浮かべながら読むほうが区切りが自然になります。意味の切れ目と息の切れ目がそろうと、途中で崩れても次の区切りから立て直せます。

子音の立ち上がり自体が弱いと感じるなら子音を立てて歌詞を届けるコツ、母音がそろわず声がばらつくなら母音を揃えるコツを先に読むと、直す場所がはっきりします。曲の中で口が回らない場合は、早口言葉より早口の曲を歌うコツのほうが近道です。



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