赤ちゃんはいつも歌声? 歌う声と話し声の違いについて解説

歌う時になると急に声が変わる人がいて驚く。

 

こんな経験のある人は多いかもしれませんね。

今回は歌う声と話し声の違いについて
解説しようと思います。

 

 


歌う声と話し声の違いとは

 

音程の意識

 

歌う声と話し声の最もわかりやすい違いは
音程を意識しているか否かです。

音の高低差は歌う時は重要ですが
話す時は重要ではありませんよね。

 

特に日本語は高低差の少ない発声で
会話できる言語なので尚更です。

しかし、最近のjポップは話し声で使わない
高い音程での発声が必要なものが多いんです。

 

歌う時の時には話し声とは異なる広い音域に
対応した発声方法が必要なんですね。

 

 

響き

歌う声の発声では声を響かせることが重要です。

 

歌声では咽頭腔、鼻腔、口腔といた共鳴腔を広げ
声を体中に響かせるという発声をします。

もちろん話し声の時にも声は体内を響いています。
しかし、歌声の時ほど意識することはありません。

 

声を体に響かせる共鳴腔について詳しくはコチラ

出したい声が出せるようになる「共鳴腔」って何?

2017.04.08

 

 

息の量と圧力

 

歌う声と話し声の違いは
息の量圧力で説明できます。

歌う声はたくさんの息が声帯を通過し
声帯にかかる圧力は弱いです。

 

一方、話し声はそれほど息の量はありません
が、声帯にかかる圧力は高いんです。

ずっと歌い続けるよりも、ずっと話し続ける
方が喉への負担は大きいんです。

 

特に笑い声の時に声帯にかかる圧力は
とても強いようです。

友達と笑い声を長々した後喉が枯れている
という経験は多くの人がしているでしょう。

 

話し声は喉の位置が高い?

話し声の目的は言葉を聞き分けられる状態で
発することです。

よって、声量も少なく、音域も狭いんですね。

 

そのため、喉の筋肉の働き方も
大雑把で部分的なんです。

この話し声の筋肉の状態を
喉の位置が高いと言ったりします。

 

喉声での発声というもので、この状態で歌うと
喉に負担がかかってしまいます。

 

 

話し声はセーブした発声?

話し声では言葉の聞き分けを可能にするため
様々な方法で調音します。

イメージとしては、唇、舌、歯などを使って
声の響きを制限しているという感じです。

 

話し声では声量や響き、声域を犠牲にして、
少ない息の量で多彩な調音をしているんです。

日常的に使う声というのは話し声がなので
大半の人はこのセーブした発声に慣れてしま
います。

 

すると、赤ちゃんの泣き声のような
響く声を出せなくなっていくんですね。

人間は生まれたれた時から完成された
声楽発声の器官を持っているんです。

 

話し声を常用することでこれは退化しているんですね。

 

 

歌う声は全身運動?

歌う時の声は体中の筋肉を
総動員して発せられます。

咽頭、口腔、鼻腔を広げ、
良く響く声量の高い声を発します。

 

さらに呼吸を司る筋肉を動員して
息の量を確保します。

歌う時は全身の筋肉を総動員しているのに
対し、話し声では一部分を使っているだけ
なんですね。

 

よって、歌声を鍛えると話し声の発声も
良くなるんです。

 

 

発声の詳しいしくみについて詳しくはコチラ

【絶対に知っておきたい!!】発声の仕組みをわかりやすく解説します。

2017.04.06

 

 

 

良い歌手は歌声と話し声が近い?

歌いだすと普段とは全く違う声色が出るという人
たまに見かけますよね。

これはあまりプロの歌手としては
良くないようです。

 

ライブの時、歌の最中とMCの時の声が
あまりに違うと違和感がありますよね。

ちょうど電話の最中だけ上品な声になる
お母さんを見た時の感じでしょうか。

 

サザンオールスターズの桑田さんは良いお手
本で、歌う声と話声の声質がとても近いです。

プロを目指す方は是非、彼を参考に歌声
のような話し声を目指してみてください。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で歌い手部をフォローしよう!

シェア・応援をお願いします!





歌い手部公式ボイトレ講座
歌い手部 オンライン講座

歌い手部の初心者向けボイストレーニング講座がついに登場!「歌が上手くなりたい!」という人の夢を叶える最初の一歩になるべく、歌で最も大切な「キソ」を徹底的に身につけられる内容にしました。期間限定で0章を無料でプレゼント中!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

ケイ@ボイストレーナー

かつて自身も音痴だったことから、躓きやすいポイント・悩みやすいポイントを誰よりも知っている。その部分を丁寧に指導することで、わかりやすく、驚くほど変わるボイストレーニングに定評がある。