「1曲歌い終わる前に声が枯れてしまう。」
今日はそんな方のため記事を書きました。
1曲歌いきれない理由や、喉を痛めずに
何曲も歌える方法について解説します。
1曲歌いきるためのコツ
家では最後まで歌える歌なのに、
カラオケでは歌いきれない。
そんな方はおそらく、張り切りすぎて
しまっています。
今回はカラオケでも普段通り歌うためのコツ
をいくつか紹介します。
ペース配分を考える
1曲歌いきれる人はどんな歌い方を
しているのでしょうか。
一つ言えるのは、力の使い方がうまい人は
歌もうまいということです。
持てる力100%を曲の前半で使い切って
しまえば当然1曲歌いきれません。
しかし、意外とそんな人は多いんです。
1曲歌いきれる人は曲全体の中での力の
ペース配分を意識しています。
するとサビで全力を出し切って、
後半歌えなくなるということがないんです。
カラオケでは無意識のうちに普段より大きな声
で歌っているので、バテるのも早いです。
歌い慣れていないは曲全体の力のペース配分
を意識してみましょう。
選曲を工夫する
カラオケで歌う場合1日に何曲も歌いますね。
プロの歌手でも音域の異なる曲を1日何曲も
歌えば、疲れてしまいます。
素人の私たちは尚更ですね。
なので、高音域の多い難しい曲を連続で何曲も歌う
というのを辞め
難→易→難→易
というような順番で選曲してみましょう。
とにかくリラックス
カラオケで歌う時は普段以上に
緊張しているものです。
歌う時に余計な力が入っていれば、
当然消耗も早いです。
歌い慣れていない人は親しい人だけで
カラオケに行き練習してみましょう。
失敗したら笑われるという
意識が緊張を生みます。
弱い部分を見せられる人の前で失敗しながら
練習することで緊張しなくなるものです。
他の人が歌っているときに自分の席で
歌っておくという方法もあります。
自分の番にいきなり歌うよりも
リラックスして歌えますよ。
完璧を目指さない
より良い自分を目指し努力を続けることは
素晴らしいことです。
しかし、今、完璧な歌を歌おうと思うと
緊張してしまうだけです。
現実的な目標をたて、7割の力で歌えればマル
という気持ちで気楽に歌ってみましょう。
自分の出せる音域を把握する
自分が自然に出せる音域と、歌う曲の音域が
あっていなければ当然歌いきれません。
最近のJポップの曲は音域が広いものも
多いんです。
狭くとも1オクターブ+4度、
広いと2オクターブのものもあります。
多くの人は大体1オクターブくらいの音域を
持っていて、原曲キーでは難しいんですね。
最高音やサビの部分が自分の音域に収まる
ようキー調整して歌うのも重要です。
歌う曲と自分の声域の最高音、
最低音をチェックしてみましょう。
キー調整をする意味について詳しくはコチラ
自分の出せる音域について詳しくはコチラ
高めのキーを歌うコツ
原曲のキーでうまく歌えれば、
それに越したことはありません。
しかし、自分に出せない高さの声を
無理に出そうとするのは危険です。
力が入りすぎてしまい、
喉を痛めることにもつながります。
高めのキーをうまく歌うコツを
いくつか紹介します。
力をうまく抜く練習
リップロールについてはコチラ
力をうまく抜く練習
タングトリルについてはコチラ
高音の出し方についてはコチラ
姿勢と口の開け方を見直す
歌う姿勢と口の開け方というのは
とても大切です。
喉声の治らない人のほとんどは姿勢と
口の開け方が間違っているといえます。
特に顎を突き出す姿勢の人は要注意です。
喉声で歌っている可能性大です。
発声した時、喉仏が上がっても下がってもいない
この状態を目指し練習しましょう。
具体的には
顎を真下に下ろし、顎を前に出さず
下顎を動かさず上顎を持ち上げ口を開けます。
この姿勢、口の開け方で自然に出せる声量で歌ってみましょう。
歌う時重要な正しい姿勢について詳しくはコチラ
歌う時重要な口の開き方について詳しくはコチラ
ストローで息の流れをイメージ
タピオカジュースのストローに息を吹き込む
そんなイメージで息の流れを
とらえてみましょう。
息を拡散させず、密集した状態で発する
イメージです。
実際にタピオカジュースのストローで
練習してみるのも良いでしょう。