- 花たんさんの人物像
- 花たんさんの歌声の特徴
- 花たんさん歌声に近づくための練習法
こんにちは!
歌い手部のレモンです!
歌い手紹介第十六弾、
花たんさんの紹介と
花たんさんのような歌声で歌うための
練習法について解説していきます。
「花たんさんについて詳しく知りたい!」
「花たんさんのような歌声で歌いたい!」
という方は是非チェックしてください!
(※初期投稿曲はこの記事の執筆時点で聴くことができる最も古い曲のことです。)
花たんさん
花たんさんは、
東方などの同人音楽イベント等々でも
活躍する女性の歌い手です。
ニコニコ動画「歌ってみた」総再生数2,200万回。
2009年4月投稿「ロミオとシンデレラ 歌ってみた。」で
歌ってみたランキング1位を記録。
2011年6月アルバムFLOWER DROPSでメジャーデビュー。
収録曲「笹舟」は『テレビ教科書にのせたい!』の
(TBS系テレビ全国28局ネット)エンディングテーマとなる。
2016年、奇才ボカロPきくおとのユニット
きくおはなを結成し、第一幕をリリース。
劇場アニメずっと前から好きでした。~告白実行員会~
挿入歌Destiny ~ずっと前から君が好きでした~を歌唱する。
4月には自身初東名阪ワンマンライブツアーを開催した。
現在まで3作のオリジナルアルバムをリリースしている。
公式チャンネルやSNS、HPの紹介
YURiCa/花たん (@cordelia_YURiCa) | Twitter
人気動画
✿ ゴーストルール 歌ってみた feat.花たん
✿背景、夏に溺れる 歌ってみた ver.花たん
✿ 恋愛裁判 歌ってみた feat. 花たん
🌸 キライ・キライ・ジガヒダイ! 歌ってみた feat.花たん
歌声の特徴
- 高音域
- クリア
- 唯一無二の声(花たんさん)
この3点から花たんさんの
歌声について解説していきます。
高音域
花たんさんは女性の中でも
やや高音が強い歌い手さんです。
どんな高音曲でも難なく歌っています。
また、中音域〜高音域の切り替えがとてもスムーズで、
どこからが裏声でどこからが地声なのかも
よく聴かなければ判断しにくいです。
クリア
どんな音域の発声でも全くぶれることがなく、
とてもクリアな発声となっています。
特に高音発声がとても理想的で、
女性の高音のお手本ともいうべき
とても綺麗な発声となっています。
以下の動画で、高音の綺麗さが
わかっていただけると思います。
女性の方は参考にしてみてください!
花たん – ロミオとシンデレラ
唯一無二の声(花たんさん)
花たんさんは歌の表現力の幅が
他の歌い手さんと比べとても広いです。
普通はどんな曲でもその人特有の歌い方で
その人独自の世界観が作り出されるものですが、
花たんさんの場合は、その曲に合うような声、
歌い方に変化させています。
可愛らしくきらびやかな歌では
女性らしい華やかなで可愛らしい歌い方をし、
日本らしさが感じられる歌では
こぶしのように大きく音を揺らしたりなど、
その表現の幅は様々です。
以下の動画では夏コミC94にて頒布された
花たんさんのアルバムの曲を聴くことができます。
歌い方の使い分けを
ぜひ聴き比べて見てください!
C94 THE OTHER FLOWER 東方VocalArrange NewAlbum『葵-aoi-』cross fade
C94 YURiCa/花たんNewAlbum『黄花-ouka-』cross fade
花たんさんの歌声に近づくための練習法
発声を近づける
花たんさんは裏声と裏声寄りの
ミックスボイスを主に使用します。
※オレンジ色の四角を参照。
花たんさんのような高音発声をするためには、
ヘッドボイスとファルセットは必ず習得し、
さらにミックスボイスを習得し、
裏声との境界がほぼなくなるまで
徹底的に鍛える必要があります。
また、ビブラートやブレスなど、
主に高音域の表現力をつけるための
歌唱技術の習得も必須となってきます。
また、同じ音程なのに曲によっては
花たんさんの声がキンキンした
高い声に聴こえたり、
雄々しくかっこいい声に
聴こえたりすることがあります。
これは、倍音という普段人が歌う時に
意識していない要素が作用してきます。
花たんさんが倍音を意識して
コントロールしているかはわかりませんが、
意図的に声質を変化させて色々な
歌声を出せるようにするには
倍音の要素を理解する必要があります。
「花たんさんの発声に近づきたい!」
という人は
以下の記事を読み、
練習していきましょう!
ヘッドボイスについて
ファルセットについて
ミックスボイスについて
ビブラートについて
ブレスについて
倍音について
表現を近づける
普通、歌い手といえば流行りの曲を
その人らしく歌うというのが今の常識、
当たり前となっていますが、
花たんさんは自分が本当に好きな歌だけを
歌ってきた人でした。
とあるインタビューでは、
「この曲が流行ったらみんなこの曲、
この歌い方が流行ったらこの歌い方となってしまうのが、
私はちょっと苦手で。
そうなると、刹那的な楽しみ方に
なってしまうんじゃないかなって思うんです。
もちろん、いまだけ楽しむのだってアリだし、
聴いてくださっている方がどう思っているかは
わからないですけど、
ほかの人とは違う歌い方をしたい、
違うアプローチをしたい、というのは心がけています。」
と語っており、流行りや常識に流されず、
自分の好きなもの、やりたいことを
貫こうとする意志を話しています。
しかし、同インタビュー内では、
「これは嫌、あれは嫌なんて
言ってちゃいけないな、とは思うんです。
あまり態度に出しちゃいけないな…とも思いつつ、
それはまだ遠い話というか、
売れたら考えればいいやと思っています。」
とも語っており、今の活動を仕事として受け止めた時に
自分の悪い部分を認め、
さらに変わって前進しようとする姿勢も
見受けられました。
自分のやりたいこと、好きなことに正直でいつつも
自分の弱い部分はしっかりと認め、
変わろうと努力し続けることが
花たんさんのような歌を歌うための近道です!
CD・書籍紹介
最後に
いかがでしたか?
花たんさんの歌声の特徴、
そして花たんさんのような声を出すための方法が
お分かりいただけたかと思います。
花たんさんのように
自分の好きなことには正直になりつつも、
弱い部分は認めて変わろうと努力をすることが
花たんさんの歌声に近づく
一番の近道です!
- 花たんさんは東方などの同人音楽イベント等々でも活躍する女性の歌い手。
- 発声を近づけるためには裏声とミックスボイスの境界を埋め、表現力を身につけることが大切。
- 自分の好きなことには正直になりつつも、弱い部分は認めて変わろうと努力をすること大切。