【徹底比較】歌い手部のおすすめマイクプリアンプを紹介

【徹底比較】歌い手部のおすすめマイクプリアンプを紹介

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「宅録でプロのような音を録りたい。」

今回はそんな方のために記事を書きました。

 

歌い手部のおすすめモデルも紹介するので
是非チェックしてください。

 

 

マイクプリアンプとは

マイクプリアンプにはマイクから出る
非常に小さい音を増幅する役割があります。

 

マイクから出る小さすぎる音(マイクレベル)を
増幅して、

他の機器で扱えるレベル(ラインレベル)に
上げるのがマイクプリアンプの役割です。

 

(コンプレッサーなどの音響機器の中を
通っているのはラインレベルです。)

 

しかし最近のオーディオインターフェース
にはマイクプリ内蔵のものも多いので

マイクの音を他の機器で
扱えるケースもあります。

 

なお、オーディオインターフェース
に内蔵のマイクプリは

マイクの小さな信号を増幅する役割があり、その後にデジタル信号へ変換
される仕組みです(増幅の量はゲインのつまみで調整できます)。

 

レコーディングスタジオでは、
オーディオインターフェースには

単体のマイクプリをつないで使う構成もあります。

マイクプリアンプを使うメリット

 

マイクプリアンプは電圧を何百倍にも
増幅します。機種ごとに音の質感に違いがあり、音作りの一部として選ばれています。

また、他の音響機器(コンプレッサーなど)
の掛け録りもできるのも魅力です。

 

マイクプリアンプの選び方

 

マイクプリアンプを買う際には、
使用目的を明確にしておきましょう。

・持ち運びできたほうが良いか
・音質にどこまでこだわるか
・音質調整機能は必要か
・入出力部は XLR(キャノン)端子・
 フォーン端子に対応しているのか
・コンデンサーマイクを使う場合、
 ファンタム電源が搭載されているのか
・コンプレッサー・イコライザー等の
 音質調整機能があるのか
・同時録音するなら、複数入力できるのか

 

など、目的に応じて
必要な機能も変わってきます。

 

 

マイクプリアンプの繋ぎ方

マイク→マイクプリアンプ→
オーディオインターフェース

の順番で繋ぎます。

 

オーディオインターフェースのインプットには
「マイクイン」と「ラインイン」があります。

このうちの「ラインイン」に接続します。

 

また、コンデンサーマイクを使う場合は
ファンタム電源はマイクプリ側で入れます。

オーディオインターフェースの
ファンタム電源を入れてはいけません。

 

ダイナミックマイクを使う場合は
ファンタム電源をオフにしておきます。

歌い手部のおすすめ

入門編

ART / Tube MP Studio V3

安くてコンパクトですが、
真空管搭載モデルです。

V3回路という機能がありギター、キーボード
など様々な音源に合わせたプリセットがあります。

 

手軽に音作りができるモデルとなっています。

 

PreSonus / TubePre V2

2万円前後で買える
コスパの良い真空管のモデルです。

ファンタム電源、80 Hzハイパス・フィルター、
-20 dBパッド、位相反転スイッチ

 

が主な機能です。

DRIVEのツマミを挙げていくと
倍音が足されていきます。

 

持ち運びやすいサイズも魅力です。

 

Focusrite ISA one analog

周波数のレンジが広く、
ウォームな音のモデルです。

宅録向きのポピュラーなモデルです。

 

BEHRINGER ミキサー MIC200

あらゆるタイプのマイク、楽器、
およびラインレベル音源に適したモデルです。

スタジオクラスのコンデンサーマイクとの
併用に向いています。

 

スタジオ、ライブおよび
ハードディスクレコーディングで重宝します。

 

 

WARM AUDIO WA12 MK2

APIコピーのマイクプリを
テーマに制作されたモデルです。

 

PI2520互換のオペアンプを搭載しており、
WA12と言うネーミングから

おそらくAPIのヴィンテージマイクプリの型番、
API312からきていると推測されます。

 

 

Golden Age Project PRE-73 mk3

Neveインスパイアマイクプリの中でも
とてもコスパの良いモデルです。

ゲインを上げていくと音がだんだんと
歪んでいき、倍音が増えていきます。

 

逆にゲイン絞り目で、アウトプットを
開いていくとクリーンな音が出せます。

 

ゲインとアウトプットの調整の仕方で、
様々な音が出せるモデルとなっています。

 

 

中級編

Joemeek /ThreeQ

マイクプリ・コンプレッサー・イコライザー
が一体となったモデルです。

インプットセクションはゲイン調整のみで、
コンプレッサーセクションは

スレッショルド・アタックタイム・
リリースタイムの調整ができます。

 

イコライザーセクションは中音域が
セミタイプのピーク型
パラメトリックイコライザーで、

低・高音域は周波数固定型のイコライザーが
採用されています。

 

シンプルな操作性が特徴で
大胆な音作りに向いています。

 

PreSonus / DIGIMAX D8

8チャンネルの入力に対応したモデルです。

8チャンネルの入力は全てマイクとライン
それぞれに対応しています。

 

そのうち2チャンネルは
楽器入力にも対応しています。

ファンタム電源は2チャンネルごとに
搭載されています。

 

各入力に対してアナログのダイレクト出力を
それぞれ配しています。

それにに加え、デジタル出力として

ADAT出力(オプティカル)、
外部とのデジタルシンクができる

ワードクロック入力(BNC)も
搭載されています。

 

複数同時録音でLIVE感を出すのに
良い機材となります。

 

 

上級編

Focusrite ISA430 mkII

コンプレッサーとEQも付属の
お得なモデルです。

コンプレッサーやEQは
ナチュラルな効きが特徴です。

 

 

TUBE-TECH MP1A

多くのレコーディングスタジオで
使われるモデルです。

クリアで繊細な音を出す、
歌録りに向いたモデルです。

 

 

Black Lion Audio  Auteur MkII デュアル・チャンネル・マイクプリアンプ

プロ規格のマイクプリアンプです。
ライン入力とDI機能を装備しています。

フィルター、イコライザー、ダイナミクス機能。
VHD (Variable Harmonic Drive) 回路搭載。

 

インテリジェンスコンプレッション、
ライトリミッターを装備。

 

個人スタジオ、宅録向け1chのモデルです。

 

 

SSL Xlogic Alpha Channel

プロ規格のマイクプリアンプで、更に
ライン入力とDI機能を装備します。

スタジオと同様のフィルター、イコライザー、
ダイナミクス機能を誇ります。

 

主な機能は

VHD (Variable Harmonic Drive) 回路搭載で
高調波歪みを付加、

新しいキャラクターを表現, アナログとともに
SSL品質のADコンバーターを搭載し

デジタル出力も標準装備、直接DAWに接続可,

ADコンバーターでの歪みを抑える
インテリジェンスコンプレッション、
ライトリミッター装備

 

 

AVALON DESIGN VT-737SP / Mic preamp

ギターやベースの入力も可能なD.I機能搭載です。

オールマイティーなマイクプリアンプで
非常にコストパフォーマンス高いモデルです。

 

 

Focusrite ISA Two 2chマイクプリアンプ

Focusrite ISAシリーズ伝統の
Lundahl L1538トランスを使用したモデルです。

ISA110のサウンドを受け継ぐ

2chマイクプリアンプ,
インピーダンスの変更が可能です。

 

オリジナルの ISA110と同じ1400Ωのほか、

使用するマイクに合わせて600Ω、2400Ω、
6800Ωの4モードを切り替え、

用途に合わせた細かな設定が可能です。

 

ギターやベースの入力も可能なD.I機能を搭載,
インサート入出力を装備し、

外部のEQやコンプレッサーなどの
プロセッサーを接続可能,

リアパネルにバランスライン入力も装備します。

 

スイッチ1つでマイク、楽器、ライン入力の
切替えが可能なモデルです。

 

 

宅録向きモデル

Golden Age Project / PRE-73 DLX

ゲイン調整・ファンタム電源・
ハイパスフィルターが主な機能です。

インプットの現調整とアウトプットの
レベル調整の割合のちがいで

様々な音を出せるモデルです。

 

 

FMR AUDIO / RNP8380

入力のゲイン調整と出力レベル調整の
割合次第で出音の質感が変化します。

調整するボリュームは2つしかありませんが、
この調整が奥深い面白いモデルです。

 

ゲインボリュームは6dbごとの
ステップゲインになっています。

 

Universal Audio / Solo610

インプット・アウトプットそれぞれに
真空管を配したモデルです。

入力のゲイン調整と出力レベル調整の
割合次第で様々な音が出ます。

 

AVALON DESIGN / VT737SP

R&Bボーカル作品で使用されているモデルです。

 

マイクプリ・コンプレッサー・イコライザーが
一体となったモデルです。

コンプレッサーセクションは
スレッショルド・レシオ・アタックタイム・
リリースタイムの各パラメーターがあります。

 

イコライザーセクションは中低音域・中高音域
がセミタイプの

ピーク型パラメトリックイコライザーです。

 

低・高音域はセミタイプの
シェルフ型イコライザーが採用されています。

 

AVALON DESIGN / U5

ベースDIとして人気のある モデルです。

このモデルは楽器やスピーカーからの信号を
ラインレベルと
マイクレベルのダイレクト信号に変換します。

 

主な機能としては6つの
プリセットイコライザーが搭載されています。

 

 

使うマイクの種類で、プリアンプに求めるものが変わる

機種を見比べる前に、手元のマイクがどの種類かを確認しておくと候補を絞りやすくなります。マイクの種類によって、出てくる信号の大きさや電源の要否が違うためです。

マイクの種類出力の傾向プリ側で確認すること
ダイナミックマイク出力の小さい機種が多い最大ゲインに余裕があるか。仕様表の「最大ゲイン(dB)」の数値を見る
コンデンサーマイク比較的大きいが、電源が必要ファンタム電源(+48V)を供給できるか。オン・オフのスイッチがどこにあるか
リボンマイク出力が小さい傾向があるゲインの余裕に加えて、ファンタム電源の扱いを取扱説明書で確認する

リボンマイクは、機種によってファンタム電源のかけ方に注意が必要とされています。組み合わせて使う場合は、マイク側の取扱説明書の指示に従ってください。マイクの特性の違いはダイナミックマイクの選び方とコンデンサーマイクの選び方で詳しく比べています。

チャンネル数・出力端子・ケーブルの組み合わせ

単体プリは、増幅した信号をオーディオインターフェースのライン入力に送って使います。届いてから「つなぐケーブルが無い」とならないよう、チャンネル数と端子もあわせて確認しておきます。

確認する点見方
チャンネル数歌を1本のマイクで録るなら1chで足りる。2本のマイクでステレオ録音をする、歌とギターを同時に録るなら2ch以上
入力端子マイクはXLR。楽器用のHi-Z入力(フォン)が付く機種もある
出力端子XLRまたはTRSフォンの機種が多い。インターフェースのライン入力の形と合わせる
必要なケーブルマイクからプリまではXLRケーブル。プリからインターフェースまでは、出力と入力の形に合わせたXLRまたはTRSのケーブルがもう1本要る
USB端子USBでパソコンに直接つなげる機種もある。インターフェースを通さずに録音できるかを仕様で確認する
ヘッドホン端子有無は機種によって違う。無い場合は、インターフェース側のヘッドホン端子で聴く

TRSのケーブルを使う場合は、ギター用の2極(TS)ではなく、3極のTRSを選びます。配信で使う場合も、マイク・プリ・インターフェースの順につなぐ考え方は同じです。予算は、プリ本体に加えてケーブル1〜2本分を見込んでおくと安心です。ケーブルの端子と長さの選び方はマイクケーブル(XLR)の選び方、録りながら聴くイヤホンはモニターイヤホンの選び方で扱っています。

「色付け系」と「クリーン系」、どちらを足したいのか

機種を価格で並べる前に決めておきたいのが、音を変えたいのか、変えたくないのかという方向です。ここがあいまいなまま選ぶと、届いてから「思っていた音と違う」となりやすい部分です。

単体のマイクプリは大きく2つの方向に分かれます。回路や搭載部品に由来する響きを積極的に加えるタイプと、入ってきた音をできるだけそのまま増幅するタイプです。どちらが上ということはなく、録りたい素材と、後段でどこまで作り込むかで選ぶものが変わります。

タイプ音の傾向向いている使い方
色付け系倍音が足され、厚みや粘りを感じやすい。機種ごとの個性が出る録りの段階で質感を決めたい。あとの加工を減らしたい
クリーン系入力に対する変化が少なく、素材の情報をそのまま通す方向後段のプラグインで作り込みたい。素材を残しておきたい

歌ってみたの場合、1本のマイクを長く使い、曲ごとに雰囲気を変えたいのであればクリーン系のほうが扱いやすくなります。逆に、自分の声の傾向が決まっていて毎回同じ方向に寄せたいなら、色付け系が作業を短くしてくれます。判断がつかないときは、いま困っているのが音色なのか音量なのかを先に切り分けるほうが確実です。音量側が原因であれば選ぶ機種が変わるため、マイクプリアンプは必要かで必要性の判断から確認してください。

つないだ後、ゲインをどこで稼ぐか

単体プリを導入しても変化を感じにくい例で多いのが、接続はできているのに増幅する場所が二重になっているケースです。プリで整えた音を、インターフェース側でもう一度大きく増幅すると、プリを通した意味が薄くなります。

基本の考え方は、増幅はプリ側で行い、インターフェース側は受けるだけにすることです。

確認する場所設定の考え方
インターフェースの入力マイク入力ではなくライン入力として受ける。切り替えスイッチや端子が分かれている機種がある
インターフェース側のゲインライン受けにしたうえで、つまみは絞った位置から始める
プリ側のゲインここで音量を作る。上限付近まで上げると歪む機種があるため余裕を残す

ゲインに余裕を持たせるのは、ノイズとの差を確保するためです。信号を小さく録ってから後で持ち上げると、同時にノイズも持ち上がります。かといって上限すれすれで録ると、想定外に大きな声が出たときに逃げ場がありません。いちばん大きく歌う箇所で上限に届かない範囲を目安に、プリ側で作っておきます。

コンプレッサーやイコライザーを実機で挟む場合、順番はマイクプリのあとになります。プリで整えた信号を受けて加工する流れです。実機とプラグインのどちらで用意するかで迷う場合は、歌ってみた用コンプレッサーの選び方で考え方を整理しています。入力端子の仕様やゲインの幅はインターフェース側の条件にも左右されるため、オーディオインターフェースの選び方とあわせて確認すると判断しやすくなります。



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