歌番組などでプロのアーティストの
インタビューなど話しているところを見て
「話し声は全然普通なのに、
歌う時の声はすごい綺麗。・・・なんで?」
と疑問を感じたことはありませんか?
一人の人間から全然違う人の声がするって、
不思議ですよね。
しかも歌う時の声はすごく綺麗なんです。
今回はそんな疑問を解決するべく、
なぜプロは違う声を使い分けられるのか、
綺麗な歌声の出し方について書いていきます。
是非読んでみてください!
プロの話し声と歌声が違う・・・?
プロのアーティストの
歌声と普段の話し声。
声量もパワーも綺麗さも、
全然違いますよね。
その理由ですが、
どれだけ歌うことを意識しているか
にかかっています。
普段の日常で考えてみてください。
カラオケなどで歌う時ほどのエネルギーを
普段の会話に使うことはあまり無いと思います。
もしプロが歌う時のエネルギーを
インタビューなどの会話で使っているとしたら
話の聞き手はプロの声量、パワーに圧倒され、
話を聞くどころではなくなってしまいます。
そしてプロ本人も普通の会話に
それほどエネルギーを使っていては
疲れてしまうでしょう。
たくさんプロのアーティストはいますが
話す時の声と歌う時の声を
しっかりと使い分けている人がほとんどです。
それぐらい、話すこと以上に、
プロは歌うことに本気に向き合っている
ということになります。
きれいな歌声を出す具体的な方法
とにかく脱力する
歌うことに全身全霊を込めるのが歌手ですが
とはいえ身体に力が入っていては
筋肉がこわばってしまい、
綺麗な声は出にくくなってしまいます。
綺麗な声を出すためには、
全身を使ってしっかりと発声できるように
それ相応の身体の状態にして
おかなければなりません。
そのために意識するべきことが脱力です。
脱力せずに身体に力が入っていると
身体を振動をさせづらく、
効率良く発声することが
できなくなってしまいます。
その結果、無理をした発声になってしまい、
きれいな声が出せなくなってしまうのです。
喉の奥を開く
綺麗な声が出ない原因として、
喉がしっかりと開いていないことも考えられます。
喉が開いていないと、
肺から口元まで空気を送るときに
喉がふさがっている部分に擦れてしまい、
霞んだような声に
なってしまうことがあります。
以下の記事では喉を開く感覚が
どういったものなのか
そしてその掴み方について解説しています。
こちらも合わせてお読みください!
ハキハキと発声する
ぶつぶつした感じでしゃべる時に
聞き取りやすいきれいな声を出す人はいません。
ハキハキとしっかり相手に伝わるように
意識して発声しましょう。
歌が上手い人は歌うだけではなく、
歌の内容をしっかりと相手に伝えることを
強く意識しています。
どれだけ良いメロディで良い歌詞であっても
伝わらなければ意味がないのです。
歌が上達せず悩んでいる方は、
今より1ランク上の歌を歌うためにもリスナーのことを考え、
しっかりと伝わるようにハッキリと発声しましょう
ここまでたくさんの解決策を挙げてきましたが、
これでも解決しない場合、
自分では自覚しにくい音程やリズム感のずれが
原因の可能性があります。
音程 or リズムがずれている
音程かリズムがずれている場合、
どんなに発声が良くても下手に聴こえてしまう
可能性が非常に高いです。
これらは
カラオケで点数90点を超えるための指標であり、
歌い手として上手いと思われるか、
土俵に上がるための重要な要素です。
自分の歌声が聞くに堪えない、
何が原因かわからないがとにかく全体的に
下手に聴こえる場合、
そしてそのせいでまだ
自分の歌ってみた動画の初投稿が
できていていない方は、
音程、リズムがずれていないかをチェックし、
練習しましょう
音程について
リズムについて
滑舌を良くする
滑舌が悪いと、それだけで喉の使い方にも
影響が出てきてしまいます。
また、正しい発声ができていたとしても
滑舌が悪ければ歌としても台無しです。
以下の記事では滑舌を良くする方法について
書いています。
合わせて読んでみてください。
練習しても声がきれいにならない場合
喉を潰すものを控える
喉を潰す原因となるものは控えるようにしましょう。
- タバコ
- お酒
この2つは特に
声を汚くしてしまう原因となりやすいので、
なるべく控えましょう。
頻繁にカラオケに行くなど、
たくさん歌いすぎることは
正しい発声が身についていなければ
喉には悪い場合があります。
適度に抑えるようにしましょう。
喉のポリープを切除する
いくら喉の開き方を意識しても
汚い声だったり、
明らかにひどいかすれ声や
ガラガラ声の場合には、
喉のポリープが原因かもしれません。
ポリープというのは声帯に
腫瘍と呼ばれる肉が腫れ上がった塊のようなものが
発生してしまう喉の炎症のことです。
喉を潰すような歌い方や行為を続けた方に
発生してしまいます。
特に、昔は透き通った声だったのに、
だんだんダミ声になってきたという場合には、
喉の使いすぎ、喉に悪い行為をしすぎて
ポリープができてしまった可能性が高いです。
声帯ポリープがあるときれいに発声できません。
耳鼻咽喉科で診てもらい、
気になるようであれば手術で取ってもらいましょう。
ポリープさえ取り除けば、
きれいに発声できるようになります。
あなただけがすべきボイストレーニングがある
そもそも、あなたにとっての
「透き通るような声」「きれいな声」とは
どんな声でしょうか?
昨今ではメガテラ・ゼロさんやAdoさんなど
声が荒々しく、特徴的なアーティストが
評価される事が増えてきました。
どんなアーティストの歌声があなたの理想かどうかで
「きれいな声」の基準が変わってくるのです。
ボイストレーニングは、
自分が理想の歌声になるにはどうすれば良いのか。
改善方法をひたすら探り、
練習し続ける事が何よりも大事になります。
以下の記事にて、悩み別で様々な
ボイストレーニング方法を紹介していますので
こちらも合わせて読んで見てください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
きれいな歌声、透き通るような歌声の出し方が
わかったかと思います。
自分の理想の歌声を強くイメージし、
練習に励みましょう!