リップロールは裏声の筋肉を鍛えることができる?リップロールを実践してミックスボイスを習得しよう!

リップロールは裏声の筋肉を鍛えることができる?リップロールを実践してミックスボイスを習得しよう!

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この記事で分かること
  1. リップロールとは何か?
  2. リップロールと裏声の関係
  3. リップロールとミックスボイスの関係

 

こんにちは!
歌い手部のりょーやです。

 

突然ですが、日々のボイトレで
リップロールをやっていますか?

リップロールは多くのボイストレーニングで
基礎練習として取り入れられています。

 

今回は、リップロールと裏声について
お伝えをしていきます!

 

 

リップロールとは何?

リップロールは、プロのアーティストも
歌う前に実践するエクササイズです。

 

力を抜いた状態で唇を閉じて、
唇に向かって息を強く吹いて
唇を振動させます。

 

リップロールの詳しいやり方については
下の記事で解説しています。

見てください!

【リップロール】声帯のストレッチになるリップロールのやり方とコツをマスターしよう!

【リップロール】声帯のストレッチになるリップロールのやり方とコツをマスターしよう!

2018.09.20

 

リップロールで喉の力を抜く感覚をつかむ

リップロールを実践しながら
唇を閉じた状態で鼻歌を歌うと、
普段より楽に歌うことができます。

 

この状態は
喉がリラックスしている状態です。

 

リップロールをしながら
音階を付けて歌ってみて、

喉がリラックスしている状態で
歌えていることを感じてみましょう!

 

リップロールと裏声の関係

 

リップロールをしている最中は、
裏声に近い軽い声で
発声をしている状態になりやすいと言われています。

 

裏声は普段の生活では
あまり使わない発声ですので、
生活の中では鍛える場面が少ないです。

 

そのため、裏声を鍛えるために
リップロールを実践することは重要です。

 

リップロールを実践することでミックスボイスが身につく?

リップロールは喉に負担をかけにくい状態で
裏声の高さまで声を動かしやすく、
裏声を出す感覚をつかむ練習になります。

 

裏声が出しにくい人はリップロールを
実践することで、裏声と地声の
切り替わりを往復する練習から始めやすくなります。

 

それにより、ミックスボイスの
練習にも繋がります!

 

ミックスボイスは、中・高音域を
発声するのに必要な発声法で、

最近の曲を歌うためには、
身につけておきたい発声法です。

 

ミックスボイスについては
下の記事で詳しく解説しています。

ぜひ、参考にしてくださいね!

 

裏声側を働かせたいときのリップロールは「音域の設計」で変わる

リップロールは、長くやりさえすれば裏声側が働く、というものではありません。どの高さでやるかによって、体感も、練習として持ち帰れるものも変わってきます。同じ2分でも、話し声くらいの低いところだけを行き来しているのと、地声から裏声へ移り変わる高さをまたいでいるのとでは、練習の中身がかなり違ってきます。

そこで、リップロールをやるときは、自分が今どのあたりの高さを使っているのかを、ざっくり3つに分けて意識してみてください。「なんとなくブルブルさせて終わった」という状態から抜け出しやすくなります。

使う高さその帯でやったときに起きやすいこと意識したいこと
低め(話し声くらい)唇は回しやすいが、地声寄りのまま終わりやすい唇と頬をほぐす準備運動と割り切る
中間(地声から裏声へ移り変わるあたり)唇の振動が急に乱れたり、音が一段ガクッと落ちたりしやすいここを行ったり来たりするのが練習の中心
高め(裏声だけで出ている高さ)息が増えて唇が止まりやすく、声も細くなりやすい音量を上げようとせず、続けられる息の量を探す

「またぐ」ことにこそ意味がある

裏声側の働きを引き出したいなら、狙いどころは真ん中の帯です。低いところで止まっていると地声寄りのまま終わりますし、高いところだけを続けても、切り替わりの部分は練習されないまま残ります。下から上へ、上から下へ、切り替わりの高さをまたいで往復するのが、いちばん取りこぼしが少ないやり方だと言われています。

往復しているときに、ある高さで唇の振動が乱れる、音が急に細くなる、といった変化が起きたら、そこが今の自分の切り替わり地点です。そこを何度も通ることが練習になります。切り替わりの位置は日によって少し動きますし、その日のうちでも練習が進むと動くことがあります。位置がずれること自体は不調のサインではないので、その日の場所を確認してから始めるくらいの構えで構いません。

10分を目安にした組み立て方

やる時間を決めていないと、調子が良い日だけ長くやって、翌日は喉が疲れて何もできない、ということが起こりがちです。短くても順番を決めておくほうが、続けやすくなります。以下は一例です。

  1. 音を付けずに、唇だけをブルブルさせる(唇と頬の力が抜けているかの確認)
  2. 低めの高さで、音を付けたリップロールを平らに伸ばす
  3. 下から上へゆっくり上がり、切り替わりの高さを越えて、また下りてくる往復
  4. 高めの帯だけで短く区切って数回
  5. 最後にもう一度、低めで平らに伸ばして終える

1つあたりを1〜2分程度にすれば、全体で10分前後に収まります。時間そのものより、「上がる・下りる」を毎回入れておくことのほうが大事です。喉や唇に違和感が出た日は、回数を減らすか、その日はやめて休んでください。

回数ではなく「音が均一かどうか」で判断する

何回やったかを数えるより、出ている音を基準にしたほうが、練習の質が安定しやすくなります。判断の目安になるのは次の3つです。

  • 上がっていく途中で、音量が急に変わっていないか
  • 唇の振動が、途中で止まったり速さが変わったりしていないか
  • 下りてくるときに、上がったときと同じ道を通れているか

どれかが崩れる高さがあるなら、そこから先に無理に伸ばさず、崩れる手前までの範囲で往復を増やすほうが扱いやすくなります。

リップロールから実際の裏声へ橋渡しする

リップロールが安定してきても、唇を離した瞬間にいつもの発声に戻ってしまう、というのはよくあることです。ここを埋めるには、リップロールと声の間に段階を挟むやり方が使われます。

  1. リップロールで、目的の高さまで上がって伸ばす
  2. そのまま唇を離さずに、鼻に抜けるハミングへ移す(音の高さは変えない)
  3. ハミングのまま数秒伸ばし、口を少しずつ開けて「ウ」に近づける
  4. 「ウ」から「オ」「ア」へと、口の形だけをゆっくり広げる

途中で音が急に変わったら、そこが崩れる場所です。1つ前の段階に戻ってやり直します。この橋渡しは、鼻歌の使い方を知っていると進めやすいので、ハミングの効果・やり方・練習法も参考になります。そもそも裏声そのものが出ない、という段階の方は、ファルセットが出ない原因と改善法を先に読むほうが遠回りになりません。

リップロール練習でありがちな思い違い

唇が震えていれば正解、ではない

唇の振動は結果であって、目的ではありません。息を強く吹きつければ唇は震えますが、それは力ずくで震わせている状態で、喉まわりが固まったままのこともあります。息の量を少しずつ減らしていって、それでも回り続ける一番少ないところを探すほうが、練習としては扱いやすくなります。

裏声側を使えば高音が出る、とは限らない

リップロールは裏声側を働かせやすい練習だと説明されますが、それだけで曲の高音が歌えるようになるわけではありません。歌の高音は、息の支え・共鳴・言葉の乗せ方など複数の要素が関わってきます。リップロールはその土台のひとつを扱う練習と位置づけておくと、期待とずれにくくなります。全体の順番を確認したい方はミックスボイス習得ロードマップが地図として使えます。

なお、リップロールと似た役割のエクササイズにタングトリルがあり、この2つを組み合わせる練習はタングトリルとリップロールを同時に実践?で扱っています。息の量そのものを整えたいときは、そちらのほうが手がかりを得やすいことがあります。

リップロールが裏声の練習に使われる理由として説明されていること

リップロールが裏声やミックスボイスの練習に取り入れられる理由について、音楽教室の解説では、おおむね次の3つが挙げられています。いずれも「そう説明されている仕組み」で、体の中で何がどの程度起きているかを練習する側が直接確かめることはできません。そこで、表の右端に、音の変化で確かめる方法を並べました。

説明されていること裏声の練習とのつながり音で確かめる方法
唇で出口が狭まるため、吐く息の量が一定に保たれやすい裏声は息が多すぎると裏返ったり、息の音ばかりになったりしやすいとされる同じ高さでリップロールと「ウ」の裏声を交互に出し、「ウ」で息の音が急に増えないか録音で聞く
口の中に空気の圧がかかり、声帯の下側と上側の空気圧のバランスが取りやすくなるとされる喉で息をせき止めて音を押し上げる動きが起きにくい状態で、裏声の高さを通れるリップロールでは楽に通れる高さが「ウ」だと苦しくなるなら、普段の裏声で息をせき止めていないか見直す
声帯への負担が少ない状態で声を出しやすいと説明される喉が疲れやすい人でも、裏声の高さに触れる時間を作りやすい練習のあとに話し声がかすれていないかを確かめ、かすれる日は時間を短くする

「裏声の筋肉を使う」と表現されることもありますが、どの筋肉がどれだけ働いているかを自分で見分けるのは難しいものです。練習の手ごたえは、筋肉を意識するより、上の表の右端のように音で確認するほうが判断しやすくなります。

裏声の音程をリップロールで確かめる

裏声の高さでは、声の出し方に気を取られて音程がずれやすくなります。リップロールは口を閉じたまま音を出すので、母音の形を気にせず、音程だけに注意を向けやすい練習です。

  1. ピアノやチューナーアプリで、裏声で出せる高さの音を1つ鳴らす
  2. その音にリップロールで合わせ、3〜5秒伸ばす
  3. 伸ばしている間に、チューナーの表示が下がっていかないかを見る
  4. 合わせられたら半音ずつ上げ、ずれ始める高さを記録する

伸ばしている途中で音程が下がっていく場合は、息が途中で弱くなっていないかを確認してみてください。ずれ始める高さは日によって変わるので、記録を並べて見ると変化がつかみやすくなります。長さや回数の目安はリップロールは何秒やればいいかを、リップロール全体の効果とやり方はリップロールのやり方とコツを参考にしてください。裏声に芯を持たせる段階へ進むときは芯のある太い裏声の出し方につながります。

最後に

いかがでしたか?

リップロールを実践することで、
裏声の練習に取り組みやすくなります。

 

ミックスボイスを習得するためにも、
リップロールは非常に良いエクササイズです。

ぜひ、実践してみてくださいね!

 

 

  1. リップロールは、プロのアーティストも歌う前に実践するエクササイズである。
  2. リップロールは喉まわりの力を抜いた状態で、裏声の高さを練習しやすいとされている。
  3. リップロールは裏声の練習の土台として取り入れやすく、ミックスボイスの練習にもつなげやすい。


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